月曜日 真夏日の陽気
2試合しかしなかったのに非常に疲れていたねんりん予選。試合では50%力を出せれば十分だと、wowowを解説していた柳の言葉を思いだす。ぼくは50%の力を出せずに苦しみ、パートナーは50パーセント以上の力を出していてくれたから、勝てたと正直思っている。
昼からコートへ行くと情報は伝わっていて、おめでとうと言ってくれる人が多かった。気恥ずかしかったけれど悪い気持ちはしなかった。
モナコのモンテカルロ1000の大会の決勝戦はフォニーニVSライオビッチの間で行われていた。フォニーニはイタリアの31歳ランキング18位の選手、かたやライオビッチはセルビアの28歳48位の選手だった。
初めて画面で見たライオビッチはゴファン、テイームを破り、準決勝ではメドベージェフをファースト15から逆転でものにして決勝の舞台に立っていた。
かたやフォニーニは準決勝でクレイの王者をまさかのストレートで破り決勝の舞台へ。
彼のナダル戦は全仏の舞台などで何度か目にしていた。引きつけた両手打ちのバックハンドでナダルの逆を付、ストローク戦で打ち負けず1セットを取ったりしていたが、長くは続かずナダルの粘りに最後には屈していた。
今回もそのパターンを予想していた。ナダルはモンテカロルで8連勝をはじめ、今回も三連勝中で4連勝はここまでくれば指呼の間と思われた。
だが今回の31歳のフォニーニは違っていた。フォアーもバックもナダルよりまさり、ナダルは対応することが出来ずにファーストは64でフォニーニ。セカンドは屈辱のベーグルで終わるのではと思われる50のフォーティラブまで行ったのだ。勝利を確信したのかフォニーニはラフになり、ダブルファーストでダブったりで落とすも62でものにして念願の勝利をナダルからもぎ取っていた。知る限りでは初めての勝利かも。
そんな二人の対戦はどちらが勝利してもおかしくなかったが、フォニーニの粘り強い正確なショットはナダル戦から引き継いでいた。片手バックハンドのライオビッチ、力強いフォアーは健在で応戦したがファースト63でフォニーニ、セカンドもワンブレークで進み54からプレッシャーのかかったサービスフォーチャンピオンシップセット、フォニーニは落ち着いて逃げ切って初めてのマスターズの優勝を成し遂げていた。
モンテカルロはイタリヤからは指呼の間、大勢の人が観覧席には見受けられた。何年か前グランドスラムでの女子の決勝戦は注目された選手は消えてイタリア人同士となっていた。そこで初優勝をなした選手はそれで満足したのか、即引退ししたのはいろんな意味できよいと感じていた。彼女はフォニーニのガールフレンドだったという。まもなく結婚したらしい、その奥さんも自陣にはいたようだ。優勝が決まると、着ていたシャツを捲し上げ頭を覆う、こみ上げていたに違いない。まもなく自陣の席に歩を向けて仲間と熱い抱擁を交わし続けた。
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