土曜日
「さんふれあ」と名前が変わってから名前が出てこない、ぼくの頭も前哨戦になりつつあると心配にもなるが昔から頭は悪かったから、まだ心配いらぬと慰めている。
ここの温泉にはウオーキング用プールがあるので、運動不足を補っているこの頃。
帰りにコスモスによるとパン置き場とバナナの棚がきれいに掃除されている、いやなくなっているのだと、理解するのに数秒。テレビで必要以上に脅かすの原因なのだ。こわいこわい、マスメデ。
全米が始まっている。日本から指折り数えて10人はエントリーされていたと思うがシングルスで2回戦以降に勝ち進んだのは大坂なおみただ一人、圭がいない男子は結構いるのに誰一人いないのはふがいない。西岡がマレーに2セット先取したのに敗退したのは、日本中のテニスファンがため息をついた。
なおみ2回戦の相手はだった。2018全米でセレナを破り優勝、凱旋帰国して戦ったトーレの大会での相手がジョルジュだった。第一シードのウオズニアキを破りかかんな戦いぶりに共鳴していた。凱旋帰国のなおみの敵ではなかったが、その戦いぶりはいさぎよかった。
今回の全米では、初戦の土居美咲に267516と苦しめられ太ももを痛めていてのジョルジュ戦、どんな戦いをするのかと注目されたが、案ずるより何とかでジョルジュはトーレー戦より精悍さ感じられなかった。引き締まった体、かわいく感じるのにポーカーフェイスは相変わらずで、果敢になおみに挑戦していたが、あれからコーチの問題やらの苦難を乗り越え、ひと回り成長していたなおみに、リベンジは程遠く感じた。
今日行われていた3回戦、相手は全選手より注目されていたウクライナ18歳のコスチュク。無観衆の会場に三々五々と、世界のトップ男女の選手が弁当をつつきながら観戦していた。
試合は深夜に行われてぼくはテレビの前で仮眠していた。目が覚めると1セット63でなおみが取りセカンドの中盤が戦われていた。その瞬間しばらくはコスチュクの戦いぶりに、危険を感じていた。鳥肌を感じていた。
ぼくが見ていたのはセカンド22くらい、ブレークされて23242535455566と綱渡りの状況で何とかタイブレークに持ち込み20から4ポイント24そこからなおみのラケットを叩きつけ投げ飛ばすシーンがありがっかりする。
タイブレークを落としてファイナルへ。22から危うくキープして32、ブレークを許して23にでもなっていれば相手を勢いづかせて、苦労したかもしれない。それからは18歳を暴露して、なおみがコメントしていた経験の差が表れた内容で終わっていた。
全てにおいてなおみと同じものを持っている、あとは経験だけと言えよう。じっと無表情でこーとを見つめていたコーチの母親は、ヒンギスの母親のようめい伯楽になれるか、どうか注視して行こう。