日曜日
田舎の兄嫁、急逝の報昨日あり。朝から高速小倉東インター経由を利用して始めて行くと2時間半で到着していた。
兄が妻を自宅でみとったと知ったのは、火葬場での待ち時間、一人寂しく座っている兄を見つけたので、側に行き肩に手をまわして会話したときだった。手を背中に回すと瘦せこけている背中があった。帰りたいと言う妻を自宅に連れ帰ったが、けれどもトイレなどで大変な苦労していたという。最後まで一生懸命に看病、最後の言葉は大きな声で妻の名前を呼ぶと「はーい」とこたえて、それが最後だった。看護婦さんに電話して、それから医者に連絡してもらったという。長女はいたようだが、一日早めて戻った長男家族は間に合ったのだろうか。
涙ながらにつぶやいていた兄、焦心しきった兄の姿。最善を尽くしていたのだから義姉はきっと喜んでいるよと肩を抱きしめていた。時間が来るまで、ぼくは兄の側に寄り添って昔話などもしていた。
畑にしている隣地を買い求めたとき、二人で植えた桜の苗が今はこんなに大きくなっているよと、両手でを丸めた。そこには二人の思い出の桜の木があったのだ。
3月、ルーツ求めてと田川の香春町へ出かけたとき、兄のところへ、庭先を写しているとき、兄が何か言っていたので写真に収めていた。あの桜の木を眺めながら、なつかしむことだろう。
全米女子決勝戦ラドゥカヌ(英国)vsヘルナンデス6463で英国の18歳が予選から上り詰めて優勝。