日曜日 くもり
迷っていたがやはり高速バスにした。近くのバス停5時5分の朝一番の福岡空港行きに乗れば6時32分に到着予定だ。 博多駅に7時集合、バスは少し遅れたので始めて乗る地下鉄は諦めてタクシーに、乗り場には個人タクシー一台しかいなくて、慌てて乗りこんだ。さすが個人タ クシー乗りごこちは良かったが、まだくらやみのなか、シャバの景気を尋ねると良くないと言う。
福岡くらいならいい返事を期待していたが、安部のミックス効果は遍在している、自民党が圧勝したらどうなるのだろう。この急激な円安が怖い気がする。
二千円弱払って筑紫口貸切バス駐車場に10分前にはたどり着いた。やれやれ、地下鉄でもOKだったかもとよぎった。35名近くを乗せた福岡便は定刻出発、途中で拾ったりトイレ休憩をしながら9時半ごろには余裕で到着していた。
なつかしいというか、おもはゆいというか、あの頃のくらくて弱かった自分を思いだす維新公園テニスコートがそこにはあった。2007年、九州の外の大会に出場したのは、ここが初めてだった。北九州の友達の家から朝早く出て何とかたどり着いたが、見知った人は皆無で駐車場で不安げにしていると、親しく話しかけてくれた人がとしみつ氏だった。どれほど心強く思ったことか。ドローをみても二三人しか知った人はいない。みんな鬼のように強く思え不安いっぱいだった。この年も翌年も2回戦敗退、1、2回の戦敗退が何年も続くことになった。
あれからいく歳月、ベテラン全九州代表の一人としてここにもどってこれたのはなつかしかったとしておこう。
男子は50~80歳、女子は50から75歳、シングルス14試合、ダブルス25試合の計39試合で競った。
親善大会とはいえ真剣に勝負して今年も全九州が勝利したが、試合終了後近くの温泉で疲れを癒してくれ、目の前のホテルで暖かくもてなしてくれた。懇親会での中国の会長の挨拶は謙虚であった。