こんにちは
内藤です
調布校のね
コートから確認する用の外掛けの時計がね
しょっちゅう遅れるんです
しかもね
タチの悪いことに
5分とか10分とか、微妙に遅れるから
気付きにくいんです
まあ、私はね
絶対時間の持ち主ですから
あまり関係ないのですが・・
晴れていれば
日付と太陽の位置から時間を割り出すこともできますし・・
でもね
お客様で多少時間を気にする方もいるでしょうし
私も
レッスンで集中していると・・うん、集中しているからね
時間感覚が鈍る時があるんです
えっ?
腕時計すればいいんじゃないかって?
いやいや
時間という手錠を掛けて
窮屈な生き方をするなんて私の性に合わないですから
・・・
えっ? あ、はい
ちょっと頭おかしいんだと思います・・
でね
クラブハウスに掛けていると
遅れたときに戻す作業が面倒じゃないですか
一回コートの外に出ないとダメですし
そこで
画期的な方法を思い付きました
『お客様時計管理システム』
コート内に設置したんです
それでね
遅れていることに気付いたお客様が
いつでもすぐに直せるようにしたんです
まあ、どうせね
ローテーションの待ち時間にスマホいじってるじゃないですか
何してるか知りませんけど・・
ゲームか芸能ニュースのチェックとかでしょ
もしくはLINEで何も明日に繋がらないこと言い合ってるか・・
あ、いえ
そういうわけで
皆さんで管理して頂きますようお願い申し上げます
させられてる、とか思わないようにしましょう
『時間』という普遍的で、残酷でもあり、人生を彩る素敵なものを
みんなで共有している、という意識を持って頂ければ幸いです
・・・
ちゃんとチェックしてや
ちょっとレッスン長くなるように
5分遅らせたりとかしないようにね
昨日コートに設置したんです
そのときいたお客様がね
まあ、A元さんとでもしておきましょうか
「ここに置いておくので遅れてたら直してくださいね」
「はーい」
「もし、私が分からなそうにしていたら、ジェスチャーで示してください」
「えっ?」
「こうやって、両腕を短針と長針に見立てて・・」
って冗談で言ってたんです
「はい、じゃあ4時やってみてください!」
A元さんに急に振ってみたんです
急だったせいでしょうか
「えっ?はい!」
うわー!
4やー!
4になってるー!
アホやこいつー!
「ちょっと・・!そういうことじゃなくて・・」
「だから、両腕で時計を・・・」
「あー!やだー!そういうことかー」
じゃん
何時やねんそれ!
何時何分やねん!
何を秒針まで表現しとんねん!
「いや、だから・・こう・・」
「すいません・・慌てちゃって・・」
「じゃあ3時は?」
落ち着こうとしたのか
おもむろにベンチに腰掛けるA元
じゃん
何やこいつ・・・!
めっちゃ3時やん!
むしろ12時15分やん!
ってゆうかまだ足は4時表現してるやん!?
「あ・・ありがとうございます・・でも時間って大事ですからね」
「そうですね」
「そうです、命の次に大事・・いや命そのものと言ってもいいですよね」
「い、命・・?」
「はい、A元さん! 命!」
「はい!コーチ!」
凄いでしょ?
楽しそうでしょ?
最近は鳴りを潜めていたのですが
本来の輝きを取り戻していました
では
そろそろ時間なので・・
へばね~