2019年1月 特別企画
【コーチのブログレッスン ~皆様からのリクエスト編~】
第6回は 《フォアハンドストローク スピン編》です
フォアハンドストロークのスピンは、先月の上達したいショットアンケートで3位
テニスの中では一番使用頻度が高い方が多いと思われる大事なショット
それぞれの癖や、やりやすい、やりにくいなどあると思いますが、
改めて写真と文字にして見ることで、ポイントを再確認してください
今回はフォアハンドストロークのスピンの解説を中西コーチがしていきます
僕がフォアハンドストロークのスピンで気をつけていることは
① インパクトに近い形でテイクバック
写真②のようにラケットを立てたところからすでに、手首の形がインパクトに
近い形でテイクバックしていけると面がキープしやすくなります。
② ラケット面が下を向きながら手首先行で振り出し、
ラケットヘッドをしっかり下げていく
写真⑤のように、インパクトに近い形の面のまま、手首から振り出す意識です。
ラケットヘッドが下がっていることで、ボールに回転をかけやすくなります。
③ ボールとのインパクト直前はグリップが上で前にあり、
ラケットヘッドが下で後ろにある状態にする
グリップ側が先行して出てくることで、ラケットヘッドが加速して出てくるので、
回転量とスピードをあげていくことができます。
④ ③からしっかり前へ振り上げてフォロースルー
ワイパースイングのように横に巻き付ける形でも回転はかかりますが、
ボールを飛ばしたい方へのパワーは伝わらないので、フォロースルーの最後が
ラケットが左肩のところまでくるように、前へ振り上げていきます。
アドバイスとしては、
① テイクバックは薬指をたてるイメージがあるとラケットヘッドが起き、
そこからラケットの重みと遠心力を利用してスイングしていくことができます。
② 膝の曲げ伸ばしも使い、体全身で打っていくことで回転量をあげていきます。
回転をかけようと手首や肘だけを加速させるようにすると、テニス肘などの
怪我の原因にも繋がりますので、足もしっかりと使うイメージを持ちましょう。
③ 腕に力が入っている方が多いですが、腕は柔らかく鞭のイメージで
しなっていくようなイメージで振れると、楽なスイングになります。
いかがでしたか ?
意外となにも意識せずに打ててしまう利き手側の基本だからこそ、
もう一度見直してみたり、効率よく打っていける方法を探してみることも
テニスの奥深さを楽しむことができますよ~
わからないとろこがあれば、聞いてくださいね~
次回はアンケート結果第4位の
【バックハンドボレー ハイボレー】
を解説していきます
おたのしみに~
Centia Wave