2019年1月 特別企画
【コーチのブログレッスン ~皆様からのリクエスト編~】
第7回は 《バックハンドボレー ハイボレー編》です
バックハンドボレーのハイボレーは、先月の上達したいショットアンケートで4位
狙われると嫌なところでいうと優勝を争うのではないかというくらい、
利き手と反対側の、しかも、高いところ
ただ単にハイボレーといっても、高さや状況によって打てるショットが
変わってきますので、今回は「ハイボレーのカットの状況」について
カットというと、届くか届かないかギリギリの高さ、深さのボールを
とりあえず相手のコートへしっかりと返球するためのショット選択です
今回は松下コーチがカットのハイボレーを解説していきます
私が、バックハイボレーのカットで気をつけていることは、
まず、ショットとしてあまり速いボールにならないように気をつけています。
写真②のように1歩目の左足が後ろに出たときには、
ラケットも顔の高さくらいまで上げていきます。
下がることだけに集中して、ラケットのセットが遅くならないようにするためです。
ただ、ラケット面を寝かせるのは、写真④ボールの後ろを捉えた時にします。
私の場合ですが早く準備しておいて、間があると待ちきれず、
打つ前から肘や膝が伸びて、ミスの原因になるからです。
また、打ったあとすぐに次の体勢やポジションに入っていけるように
写真⑧の打ち終わりでは、体のバランスをとることを第一にします。
少しゆっくりしたボールを打つことで、時間をつくり、
その間に次の体勢やポジションに戻るようにしてます。
アドバイスとしては、バックのハイボレーカットのシチュエーションの一例として、
リターンなどでロブを上げられるケースがあります。
そのときに、「無理をせずとりあえず返して、次のボレーに備える気持ち」が
総合的に考えると、安定して攻める優先の考え方になることを意識しましょう。
写真④のように、ボールの落下地点に軸足をセットして、面を寝かせてから、
写真⑥のように、垂直に立ててインパクトをむかえます。
ボールの当たり方がしっくりくるコツとしては、インパクト直後にラケットを
引く感覚がイメージできると、インパクト面が残りやすくなります。
また、後ろに下がる動作がメインになってきますが、インパクトは写真⑥のように
肩のラインもしくは少し前で捉えること、さらにインパクトに顔を残すことで、
視野がせまくなりすぎないようにして、次の動きに備えていきましょう。
いかがでしたか?
力の入りにくいところだからこそ、ショットの正確性や、戦術として
安全に返球することに重きをおく考え方も大事になってきますよ
わからないとろこがあれば、聞いてくださいね~
次回は【バックハンドボレー 決めのハイボレー】を解説していきます
おたのしみに~
Centia Wave