R.フェデラーが敗れた 芝、ウィンブルドンの代名詞。
R.フェデラーが負けたと言うよりは、M.ラオニッチの強くなったのだ。
ウィンブルドンの代名詞、R.フェデラー。
7度の優勝を誇るフェデラーは、2012年以来4年ぶりのグランドスラム制覇、
最多8度目のタイトル獲得を狙っていた。
全仏では、R.ナダルが9回の優勝。これは偉大ですよね。
R.フェデラーはM.ラオニッチに9勝2敗。 これで9勝3敗に。
直近では全豪前哨戦のブリスベーンで敗れている。
2013年
2014年
2014ウィンブルドン、セミファイナルでR.フェデラーがストレート勝ち
6-4, 6-4, 6-4
とM.ラオニッチのビッグサーバーを苦もなくさばいていたが、ついに、M.ラオニッチが力を見せつけた。
M.ラオニッチ◎ 6-3, 6-7(3), 4-6, 7-5, 6-3 × R.フェデラー
M.ラオニッチ初めてのグランドスラム決勝へ。
R.フェデラーを下した。
試合後、素晴らしいフィーリングで戦えた。
ネットプレーが良かった。明らかにJ.マッケンロー効果。
この二人の陣営
M.ラオニッチ陣営には、コーチのC.モヤ、そして今回は解説者でこの席にいなかったが、J.マッケンロー
R.フェデラー陣営には、前のコーチ、S.エドバーグ、
そしてコーチのI.ルビチッチ。彼は、M.ラオニッチを強くしてコーチだ。
明らかに力をつけてきた。
C.モヤをコーチにすえ、さらにウィンブルドン対策として、J.マッケンローを招聘。
M.ラオニッチの勝因は、持ち前のサービス力に加えて、
R.フェデラーを制するネットプレー。
さらにリターンゲームも良く、プレッシャーをかけた。
試合のスタッツから流れを見る
サービス力ではほぼイーブン
サービスエースではM.ラオニッチが上だが、
ダブルフォールトはR.フェデラーは少ないが、大事な場面で出た。
1stサ-ビスのポイント獲得率はM.ラオニッチ。
セカンドサーブのポイント獲得率はややR.フェデラー
二人が素晴らしいのはウィナー、とアンフォーストエラー
M.ラオニッチはミスを恐れず、攻撃し、ウィナーを量産。
R.フェデラーは、いつもと違って、アンフォーストエラーを減らす、安定性に戦術転換。
ウィナーからアンフォーストエラーを引いた、安定指数で、二人とも+35と言う、驚異的数字。
しまった試合内容を示している。
普通は、勝つ方が安定指数はプラスで、負ける方がマイナスになるケースが多い。
その結果ブレークはM.ラオニッチが多い。ブレークチャンスはR.フェデラーの方が多かったので、
M.ラオニッチの試合運びが良くなった言える。
M.ラオニッチの戦術返還が良く分かるのが、ネットプレー。
あのネットプレーヤーのR.フェデラーよりも多く出ている。
サーブ&ボレーは難しくない。
先にネットを取る事。
成功率は同じ68%だが、これから咲きの可能性を示している。
明らかに、J.マッケンロー効果が出ている。
第1セット M.ラオニッチが1チャンスを活かして1ブレーク
R.フェデラーのネットプレーが少なかった。
第2セット R.フェデラーはなんとアンフォーストエラー2本で、M.ラオニッチの猛攻を防ぎ
タイブレークでセットを奪い返す。
第3セット R.フェデラーはなんとアンフォーストエラー、1本。
これではつけ入るスキがない。
第4セット 同じ3回のブレークチャンスで1回をゲットしたM.ラオニッチが振り切る
第5セット 運命のセットだ。
R.フェデラーの1stサ-ビスのポイント獲得率が落ちた。
そしてM.ラオニッチはブレークチャンスを握らせずに、
4回のブレークチャンスで虎の子1回を活かした。
R.フェデラーは5セット2試合連続はきついだろう。
観客からは惜しみない拍手が送られた。
一方のR.フェデラー、本人も試合後語っているように、ダブルフォールトが大事な場面で出た。
特に2回連続なんてまずないこと。
クオーターファイナルの、M.シリッチ戦の大逆転の試合だって、ダブルフォールトは無かったのだから。
この試合でグランドスラム、単複307勝目を挙げ、偉大なM.ナブラチロバを抜いた。
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グランドスラム ウィンブルドン -7月10日
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