錦織圭、難関I.カルロビッチ戦 2年ぶり、ベスト8へ
史上最強のサービスキング対リターンの名手錦織圭
攻撃力対デフェンス力の戦いとなる。
相手のI.カルロビッチは、知る人ぞ知る、史上最強のサービスエースキングだ。
214cmからのフラットサーブは破壊力抜群。
ワイド、センターを打ち分けられたら、読んでいても追いつかない。
I.カルロビッチのサービスエースは1万1千本を越える。
クロアチアの英雄、G.イワニセビッチを抜いた。
彼は37歳だが、今年は体が調子良いので、サービスエースをもっと増やせると語っている。
サービスエースは多いし、不思議な位1stサ-ビスの確率が良い。
これはビッグサーバーの、J.イズナー、
M.ラオニッチ、K.アンダーソンもそう。
何で試合に負けるのが不思議な位だ。
サービスエースがいとも簡単に抜ける。
210キロ、最速では220キロを越す。
2ndサービスでも余裕でエースを奪う。
身長とサービスの相関関係。テニスはサービス力有利、長身有利のスポーツ。
錦織圭◎ 6-3,6-4,7-6(4) ×I.カルロビッチ
21本の
サービスエースが
飛んできた。
I.カルロビッチの
サービスゲームを
2回目にブレーク。
サービスゲーム、
1stサ-ビスは
入ったら
諦めるしかない
位のコース。
しかし
2ndサービスは
なんとかなる。
錦織圭の1stサ-ビスに集中して欲しい。
錦織圭はサーブ&ボレーを交えながら展開を作る。
I.カルロビッチは、1stサ-ビスは強力だが、戦略的にはシングルス。
リターンを返せば何とかなる。
I.カルロビッチはサーブ&ボレーを多用する。
錦織圭のパッシングショットとの対決だ。
錦織圭のパッシングショットが良く決まった。
I.カルロビッチがサーブ&ボレーで来るのは先刻承知だ。
しかし、錦織圭のサーブ&ボレー対策は得意中の得意だ。
I.カルロビッチは214㎝の長身。なのでトップスピンロブは打ち難い。普通は、
だからネットのべた詰めする。それがI.カルロビッチの戦術だ。
I.カルロビッチの戦術、センターセオリーの徹底。
センターにサービスを打ち、センターに詰める。
6-3で1セットアップ。
1stサ-ビスは64%だがポイント獲得率は100%。
I.カルロビッチは1stサ-ビスの確率74%。
ビッグサーバーでこれだけ高いのだから、見習って欲しいところ。
ラリーが少ない、速攻の応酬。
錦織圭はラリーでタイミングをつかむ選手だから。
トップスピンロブで1本はミスを誘い、
もう一本を抜いた。勇気有りますね。
第2セットもブレークに成功。
錦織圭の良さは、予測力、読み。
普段なら少しずつ、サービスのコースを読み、合わせて行く。
それが相手の焦りを誘う。
すると不思議なもので、読み通りにサービスが来る。
錦織圭はここ数年、ビッグサーバー対策が上手くなってきた。
錦織圭自身は、ストローク戦でペースを作りたいタイプ。
しかし、相手がビッグサーバーではその余裕はない。
相手がすぐにネットに詰めるので、パッシングショットで振り抜く事に集中できる。
パッシングショットの選択の判断が早くできるようになった。
僕はこの速攻のペースを持つことが、次のA.マレー戦では重要と考える。
テニスの面白さは、試合が競ってくると、プレッシャーが極端に出て来る事。
サービスゲーム調子が良かったI.カルロビッチ、微妙にタッチがずれ始める。
その最たる例が、タイブレークの最初のポイント。
I.カルロビッチがダブルフォールト。
錦織圭が一気にポイントを重ね、6-0とリード。
しかししかし、I.カルロビッチもサービスキングのプライドがある4-6、まで追いついた。
普通はここで錦織圭に焦りが来るところだが、冷静にポイントを決めた。
次の対戦は、G.デミトロフを一方的に下した、A.マレー
過去の対戦は、A.マレーの7勝1敗。
錦織陣営、参謀のM.チャンがどの様な作戦を使うかが楽しみだ。
本日の御教訓 ビッグサーバーとの対戦
チャンスは必ず来る
1:ワンチャンス、守らない
2:後はサービスゲームに集中
3:サービスエースを怖がらない
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