先日、子供の学校のお友達のおうちにおよばれして行ってきました。
そのお友達はクラスの中でもかなり裕福な暮らしをしている子で、
都内のゴージャスホテルのレジデンス棟に住んでいます。
このホテルには泊まったことはありましたが、
ここに住んでいる人というのははじめて見ました。
そのお友達とはとても仲良くしてもらっていて、
これまで何度か子供だけでおうちに遊びにいかせてもらったことはありました。
私は送り迎えをするだけで、おうちにうかがったことはありませんでした。
ところが、今回、一緒にランチをというお誘いをいただき、
どきどきしながらおうちにお邪魔しました。
もう入口から普通の世界とは全く違いました。
最近は、大きなマンションではフロントサービスのようなものがあります。
そのお友達のおうちの入り口はとても小さなコンシェルジュデスクがあるだけでした。
でも、そこにいた人が、きちんと名前を呼んでお友達を迎え入れていました。
どうやら住人の顔と名前をすべて覚えているようなのです。
これならば確かにセキュリティはばっちりです。
エレベーターもホテルと同じもののようで、
マンションのようにぐっと負荷がかかるような感じはありませんでした。
動き出すのも、停止するのもすっと滑らかに動く様は高級なんだろうなあと実感させるものでした。
お部屋ももちろん、素晴らしくて、大きな窓ガラスは内側も外側もぴかぴかでした。
お手伝いさんがお茶を入れてくれて、
私はすっかり恐縮してしまいました。
こういう空間に慣れていないので、とても落ち着かなかったです。
ご用意いただいたランチも当然、美味しくて、案内してくれたそれぞれのお部屋も
まるでモデルルームのようで、
こんな世界が本当にあるのかと驚きました。
きっとご苦労も多いのだと思いますが、
こんな夢のようなところで過ごせたら、それも報われるのだろうなと思いました。
帰り際にはお土産までいただきました。
それがまたとてもかわいらしいバスケットに入ったお菓子で、
食べるのがもったいないくらいです。
私が手土産に持って来ていた最中なんて恥ずかしくなるくらいでした。
これからも適度な距離を保って、お付き合いしていこうと思います。
