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コンプレックスがあっても大丈夫

私の憧れの人ってどんな人かなって考えたときに、私は男女問わずに自分の状況や感情を言葉にするのが上手な人だなって最近気が付きました。
たぶん、それは自分が口下手なことをコンプレックスに思っているからなんですよね。
感情とかって、ブワーって湧き出てくるものなんだけど、それを言葉に表すのが私の場合遅かったり上手くできなかったんですよね。
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特に小さい時は言葉のバリエーションというか語彙力がないので尚更人に説明するのができなくて悔しい思いをしましたね。
なんでもいいから、抽象的なことでも擬音とかでもいいから喋れればよかったのですが、私の場合上手く喋らなきゃいけないものだと思っていたので緘黙してましたね。
だから、親だったり先生が私が意図してやったことを全然違う解釈をして私のこと誤解しているなって思うことが多かったですね。
だけど、子どもの立場で大人に対してそれは違いますっていう風に指摘することもできないし自分の感情を自分でもよく分からないので、なんだか釈然としないというかモヤモヤっとしたものが残るってことがありましたね。

大人になってから子どもの時の感情を説明できるようになりましたがその当時は何がなんだか分からないので、無駄に私は理解されないんだと思ってショックを受けたり傷ついていましたね。
それで、上手く喋ることができないというのがコンプレックスだったからこそ本が好きになったのかなと思いますね。
会話って瞬発力がいるといいますが、リズムが大切じゃないですか。
でも、私みたいに言葉にするのが遅いとなかなか人の会話についけずに黙ることが多くなり会話が終わった後は気持ちが不完全燃焼でスッキリしないです。

でも、本というのはは自分のリズムで読めるし私が感じていた言葉にできなかった感情とかを的確に活字にしてくれるので凄く気持ちがいいのです。
それで本のおかげで色んな言葉を吸収できたので昔よりも自分の感情を説明するのがましになってきましたね。
言葉って上手く使えば、自分を分析できて自分はこういう時こんな風に感じるんだとか、こういう事をしたいと思っているんだなと自分で自分をカウンセリングのようなことができてくるんですよね。
人生分からないもので口下手だからこそ、より自分に向き合えるようになったし、上手く喋るにはどうしたらいいのかと自分なりに研究とかできましたね。
なので、意外とコンプレックスのお陰で何かを得ることもあるし、短所がチャームポイントになったりしますね。
そして、コンプレックスを悪者にしなくなったら他人のコンプレックスとかも気にならないというか、可愛らしいとすら思えてくるような気がします。

カテゴリー: ライフスタイル | 投稿者myrilu 18:58 | コメントをどうぞ