コンプライアンスって

このところ、コンプライアンスって、と何度も考えている。

日本の役所や企業で一番問題なのは、先送り、事なかれが
現場からトップにまで染み付いている点だろう。

まだ現場は変わろうと、少しはもがいているが、中間管理職から幹部まで
先送り、事なかれの前例主義で、今の地位にいるから、無意識のレベルで
それは身体に染み付き、行動しているというか、行動しないでいる。

都合の悪い話は、騒がない、表沙汰にせず、できる限り内々で
そーっとしておき、自分に利があり、上の喜ぶようなことだけを上に伝わるようにする。

仕事そのものが目的では無く、ヒエラルキーの階段を上がることが目的。

これでは本当に良い仕事はできるはずも無く。
面倒事は避け、プレゼン上の見せかけのような、浮いてはすぐに空に消えていく
風船のような成果で、体裁だけは立派にしていく。

私の最近の実例で言うと、会社幹部と現場社員が膝を交えて懇談する機会があった。
どうなるのか?と最後まで発言せず、周りの方々の幹部へ伝える話を聞いていた。

総じて聞こえの良いことばかり。
そんなにうまくいっているのなら、懇談する必要ないじゃん(メ・ん・)?

最後に発言を求められ、皆さん、素晴らしい意見ばかりなのでと
幹部には耳障りな話や、若い子の本音を代弁しておいた。

役所や企業も、学歴主義を含め、根幹の人事を変えないと
真の意味での変革は無いだろう。

少し極端に言えば、判断材料は、失敗しないこと。
自分がそのポストにいる時、何事も起こらなければ上に行ける。
逆に何かあれば減点となる。

ヒエラルキーの階段をひとつづつ上がるたびに、権威主義に取りつかれ
“役所では国民、企業ではお客さまのために”という志が消えていく。

いつも変わらず、おだやかな毎日なら、「ははー、上さまの言うとおり(御意)で。。。」で良いのだろうが
問題が山積みで、世の中の変化の激しい現代では、耐えられない。

やはり「コンプライアンスって何なのだろう」とCSRを含めて自問を繰り返す。


カテゴリー: 未分類 | 投稿者tol003635 00:36 | コメントをどうぞ