年末年始はヒマだったので、スクゥエア・エニックスが運営しているブラウザゲーム
「インペリアル サガ」をプレイしてみましたよ。
![インサガロゴ](http://tblo.tennis365.net/1000-1000/wp-content/uploads/sites/8870/2017/01/insagalogo.png)
これは「サ・ガ」シリーズの総集編といった感じで、「ロマンシング サ・ガ2」の
ように皇位を継承して歴代キャラクターを配下としてストーリーを進め、エンディングを
迎えると施設やキャラクターその他を引き継いで周回するシステムになっています。
![インサガ画面](http://tblo.tennis365.net/1000-1000/wp-content/uploads/sites/8870/2017/01/insaga.jpg)
戦闘画面は古き良き「サ・ガ」シリーズそのものですね。強敵との戦いの最中に技を
閃く、戦闘不能になるとLPが減っていき0になったキャラは使用不能になる、といった
システムも健在です。
2015年6月のリリース直後には「バランス厳しすぎ」「キャラ使い捨て」など評判が
悪かったようですが、その後LP回復手段の実装や皇位継承の見直しなど修正を加えた
ことで遊びやすくなっています。
私も何度か周回してみた印象は「懐かしさとキャラ愛を感じる良ゲー」というもので
あり、しばらく遊び続けられそうです。
さて私は「初代ロマサガ」時代からの「サ・ガ」シリーズファンなのですが、
この初代ロマサガの評価は良くて怪作、悪くてクソゲーというものでした。
誰かに依頼された話を解決するのも放置するのも自由、その結果町が壊滅したり人殺し
になったりと救われない展開になることも。それらを放置したままクリアも可能、
ラスボスにたどり着くルートも数種類あるという自由度の高いシステムに加え、未完の
シナリオやバグが絡み合って「どこまでが仕様でどこからがバグなのかわからない」
などと言われていました。
重要アイテムを先に入手したキャラに対して「殺してでも奪い取る」という選択肢
(その後本当に殺して奪い取る)は未だにネタになっています。
![ねんがんのアイスソード](http://tblo.tennis365.net/1000-1000/wp-content/uploads/sites/8870/2017/01/nengannoicesword.jpg)
このようにクソゲー扱いされた「ロマサガ」ですが、先述の高い自由度や一度クリアした
だけではわからない周回要素、複雑に絡み合ったシナリオやキャラクター達の思惑など
随所に光るものがあり、遊び尽くしたプレイヤーの間では「名作になりそこなった怪作」
とも言われていました。
しかし数年後、一部のシステムを継承した「ロマンシング サ・ガ2」の大ヒットで
「サ・ガ」シリーズは不動の地位を築き、数作のリリースを経た後PS3で発売された
初代ロマサガのリメイク作「ロマンシング サ・ガ ミンストレルソング」は
「初代の自由度をそのままに洗練された神ゲー」と評価されるに至ったのです。
これにより、初代ロマサガをクソゲー扱いされ苦い思いをしていた古いファンは
「ふん、俺は知ってたけどな!」と溜飲を下げたものです。
![ミンサガ](http://tblo.tennis365.net/1000-1000/wp-content/uploads/sites/8870/2017/01/minsaga.jpg)
そのような思いが詰まった「サ・ガ」シリーズ総集編「インペリアル サガ」
旧作ファンならずとも興味のある方はプレイしてみてはいかがでしょうか。
もっとコアなファンにはこちら。
![ロマンシング佐賀](http://tblo.tennis365.net/1000-1000/wp-content/uploads/sites/8870/2017/01/sagasaga.jpg)
サガ25週年 ✕ 佐賀県イベント 「ロマンシング佐賀」
http://romasaga.jp/
(OP音楽が流れるので音量注意)
残念ながら昨年秋に終了したばかりですが、30週年には是非行ってみたいものです。