昨日の記事では「テニスができる環境に満足している」と書きましたが
今日は逆のお話ですよ。
時間がない、場所がない、練習相手がいない等々、テニスができる環境にない方も
いることでしょう。
仕事が忙しい、幼い子供がいる、近くにテニスコートがない、これではテニスなんか
できないじゃないか、仕方ないじゃないかと。
ええ、まあそうです。無理にテニスしろなんて言えません。
ですが私も、いつでもテニス環境に恵まれていたわけではありません。テニスしたくても
できない時代はありましたよ。
20代後半の頃、テニスを始めて数年。スクールには在籍していたものの、仕事が忙しく
なると午後9時開始のレッスンには到底間に合わず、0時発の終電に乗って午前1時に
帰宅する日々が続いていました。
でもテニスやりたいな、強くなっていつか大会に出たいな、と思っていた私は
午前1時から食事を作って食べ終わるのが1時半、それから車で30分弱の公園にある
テニスコートに行き、午前2時から30分ほど黙々とサーブ練習をしていました。
近隣の住民のみなさんは迷惑だったことでしょうが、いま自分がサーブに自信を持って
いるのは、この頃の練習があったからです。
試合中サーブが苦しくなってくると当時を思い出して
「あんな苦しい時期に一人で練習してたんだから通用しないはずがない」
と立ち直ることが未だによくあります。今思えばサーブ自体も練習内容も拙いもの
でしたが、心の支えになっているのでしょう。
ちなみにサーブ練習した後は午前3時に帰宅。
当時メールで連絡を取り合っていた彼女(今の嫁)にメールを書いて3時半就寝、
6時半起床で7時半出勤というスケジュールでした。
少々辛くても、環境に恵まれなくても練習はできる!
そんな練習だから後の支えになる!
「できるかな?」じゃねえよ
やるんだよ!