「適当」と「テキトー」

唐突ですが、
「君ってテキトーだね」
と言われたらどう感じますか?
「嬉しい!」という人は
少数なのかなと思います(笑)。

漢字を見ればわかると思いますが、
「適当」の本来の意味を調べてみると、

〇度合いがちょうど良いこと
〇ある性質、状態、要求などにちょうど良く合うこと。ふさわしいこと

とあります。
本来はこのような意味なのに、
なんだか悪い意味に捉えられて
いる言葉です。

本来の意味通りにいけば
「君って適当だね」と言われたら
褒められているように感じるはずですが、
どうして悪い意味に使われるように
なってしまったのかは謎です。
ちなみに「テキトー」とカタカナで書くと
悪い意味のほうに見えるから不思議です。

似た扱いをされている言葉で、
「いい加減」もそうです。
「ガサツ」「雑」「ちゃらんぽらん」
のような意味合いで使われますが、
本来は「良い加減」なので、
こちらもちょうど良い頃合い、
といった意味のはずですよね。

「言葉は生き物だ」とはよく言ったもので、
本来の意味とは真逆に使われている言葉って
結構たくさんあります。

僕は良い意味のほうで
使いたいと思っているので、
「ひろさんテキトーですね」
と言われたら、
「適当って良い意味なんだよ」
と教えてあげます(笑)。

たとえば「テキトーでいいよ!」
というのは決して悪い意味ではなくて、
完璧を求めるのをちょっと緩めて
肩の力を抜いて適度にやっていこうよ、
という感じで僕は使います。

もちろん、何事も正しくやることは
大事ですが、「適当」な頃合いを
目指すくらいでないと、
明るく楽しく、仕事もプライベートも
過ごせないと思います。

この本来の意味の「適当」も、
いつも僕が心がけている
「正しさより明るさ」に
繋がっています^^

絶対に正しい日本語を使いましょう!
とは僕は言いません。
良い方に捉えて、良い意味で、
伝えていけたらいいなぁと思います^^

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カテゴリー: 未分類 | 投稿者テニスな社長 15:45 | コメントは受け付けていません。