月別アーカイブ: 2015年7月

「五感を刺激して第六感を育てよう」

「五感を刺激して第六感を育てよう」

世間で言われる五感というものは、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚です。
現在では20以上の感覚によって司られていると説明する文献もありますが、ここではあえて五感を基準に第六感を考えましょう。
第六感とは意識の世界であり、五感よりも潜在的なもので直感や察知する能力とも言われ、最近では更に潜在的な無意識の領域を第七感ということもあります。

さて、難しい話は置いておいて、テニスでは感覚というものを非常に重要視することも多いです。
ボールのタッチ、ゲームの流れ、体調との相談等、理屈だけでは言い表せないような感覚というものが存在します。
勿論、突き詰めて研究し続ければ結果として根拠を当てはめることも出来るかもしれませんが、状況に応じて感覚に委ねられることも多いはずです。
第六感というものは、五感に様々な刺激を与えた経験による感覚とも言えます。

部活動に没頭すればするほど、他のことに無頓着になる傾向もありますが、成長期だからこそ五感に様々な刺激を与えることも必要です。
・ウェアであれば、カラフルにすることによって気持ちを盛り上げる。
・アロマによって効果的な休息を設ける。
・音楽を聞いてリズム感を高める。
等々。
ぜひ、広い視野を持って五感に様々な刺激を与えてみてはいかがでしょうか?
テニスに対する取り組み方も変化していくかもしれません。

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カテゴリー: ミニコラム | 投稿者juniortennis 10:17 | コメントをどうぞ

「軟式テニスとの共存」

「軟式テニスとの共存」

硬式テニスの普及を口にすると必ずといってよいほど、軟式テニスが取り上げられます。
確かに、テニスという名を同様に持ち、同じテニスコートで行われるスポーツですから、無関係というわけにはいきませんが、対抗意識を持つ必要はないはずです。
学校教育現場において、グランドやコートに恵まれていることはわずかで、同じグラウンドで多岐に渡るスポーツを共存しているのが通例です。
仮に専用コートが存在するのであれば、硬式と軟式の2種目で協力して使用すれば良いだけのことです。
部活動が学校教育の延長戦であるならば、譲り合いや協調性を重んじるべきとも言えます。
軟式も日本発祥のスポーツであり、若手の育成や普及に情熱を傾けている方も多数存在し、そのような方々ほど、決して硬式に対抗意識を持つわけでも無く、共存を望んでらっしゃいます。

軟式テニス普及に尽力されている方も、
「確かに、中学校に両種目を自由に選択出来るような環境になれば、人数的に偏りが出てしまう懸念はありますが、それはそれぞれが平等に普及努力を重ねる必要があるだけのことです。」
というご意見もあります。

どのスポーツにおいても、そのスポーツに愛着があればあるほどプライドがあるものです。
ただプライドというものは、そのスポーツの「楽しさ」「充実さ」「自信」等の誇りであり、決して他と比べる為のものではないはずです。
硬式と軟式は、良い意味で姉妹スポーツであり、一方では他スポーツという割り切りも必要だと考えます。

大人が「子供の手本」であるならば、硬式を普及するにあたって、決して軟式を対抗スポーツとして挙げることはあってはならないのではないでしょうか?
理想論で机上の空論とのご意見もあるかもしれませんが、現状様々な目標に向かって努力し続けている子供たちも多数存在することも現実です。
普及をするにあたっての配慮は、欠かすことのできない重要事項と考えます。
また、こうして書くことが配慮に欠けると思われてしまっていたらお詫び致します。
ご理解頂けたら幸いです。

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カテゴリー: ミニコラム | 投稿者juniortennis 13:48 | コメントをどうぞ

「気持ちを盛り上げることも技術のひとつ」

「気持ちを盛り上げることも技術のひとつ」

「モチベーションビデオ・ビュー」という言葉をご存じですか?
簡単に言えば、試合前や練習前に気持ちを高める為に観るビデオのことです。

誰にでも心当たりのあることとは思いますが、試合だけでなく練習においても、気持ちの充実度によってパフォーマンスは大きく左右されます。
年間通してみて、気持ちの起伏の無い方なんていないはずです。
そんな時に、気持ちをコントロールする手法を持っているかどうかはとても大切なことです。
苦しい練習等を乗り越える時に、環境や仲間、家族等によって支えられることは間違い無いですが、自分自身でも感情を具体的にコントロール技術を持ち合わせることは、テニスというスポーツだけではなく様々な状況で役に立つことがあるはずです。

この「モチベーションビデオ」というのは、絶大な効果があり、海外では日常的に利用され、デビス杯でも試合前に専用に編集されたビデオを観てから戦いに挑んでいるとのことです。
無料の動画サイト等で「tennis superplay」と検索すると軽快な音楽と共にスーパープレイを凝縮して編集された動画を観ることができます。
ぜひ、モチベーションが下がりぎみの時には、前日やプレー前に試してみて下さい!!

あくまで一つの方法で、他にも、
「好きな音楽を聴く」
「気持ちの盛り上がるDVDを観る」
細かいことであれば、「心に残る言葉を復唱する」
等々、様々な方法があるはずです。
自分なりの「気持ちの盛り上げ方」を探し出しましょう!

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カテゴリー: ミニコラム | 投稿者juniortennis 09:07 | コメントをどうぞ

「環境に打ち克つ力!」

「環境に打ち克つ力!」

プロの世界ではオフシーズンと言われる季節ではありますが、年も明ければすぐにシーズンインです。
部活動では限られた貴重な3年間なだけにオフシーズンというのはあまり無いことでしょう。
時期応じたトレーニングや練習は、レベルアップに不可欠な要素です。
雪に囲まれて思うようにオンコートで練習出来ない地域でも、様々な工夫をして練習を継続していきます。
環境が整ってるにこしたことはありませんが、今置かれている環境下で如何に工夫出来るかということを考えて実行したり、環境を整える努力をすることは、テニス技術以上に大切なことと言えます。

理想論ではありますが、
「環境を整えることの大切さ」
を知り、
「環境を整える技術」
を育み、
「環境を言い訳にしない」
ことを身に付けられたとしたら、素晴らしい人間力と言えます。

勿論、周囲の先生や保護者のサポートは大変なだけに頭が下がるばかりですが、ぜひ頑張って頂きたいですね。

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カテゴリー: ミニコラム | 投稿者juniortennis 10:15 | コメントをどうぞ

「余裕あるプレーは大人が手本♪」

「余裕あるプレーは大人が手本♪」

スポーツというものはゲームであり、勝敗を決することが多いですが、一方で、自然と触れ合って楽しんだり、勝敗とは異なる楽しみ方があります。
テニスもテクニックや試合の結果だけではなく、人との関わり合いや、単純に青空の下で汗を流すという楽しみ方で充実させることができます。
勿論、テニスコートという非日常の舞台でボールを追い掛け、打ち返すという動作も同様です。…
ロケーションを目を向けたり、ある意味で旅行先でサンセットやサンライズを楽しむような気持ちの余裕を持つことはとても大切なことです。

どの部活動においても、どうしても勝敗に目を向けがちになってしまうことは、目標を設定し努力を重ねて達成するという成功体験を得る流れとして必要ですが、固執し過ぎないバランスも重要です。

サーファーが様々な海に入ってみたいと思うように、テニスも日本・世界中のコートでプレーしてみたいと思うような「テニスの楽しみ方」も発信させたいと思う今日この頃です。
子どもの手本である大人が、努力をする大切さを体現しつつも、余裕のある行動を示すことは、テニス教育で必須条件です。

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カテゴリー: ミニコラム | 投稿者juniortennis 09:49 | コメントをどうぞ

「広い視野と選択・判断する能力」

「広い視野と選択・判断する能力」

物事は得てして表裏一体な事が多いです。
例えば
好奇心旺盛←→飽きっぽい
夢中になる←→固い・柔軟性に欠ける

テニスの練習においても苦手なショットを練習し続けるか、得意なショットを伸ばすように取り組むかを選択に迫られたり、試合中でも、得意なプレースタイルを貫くか、相手のプレースタイルに応じて戦略を臨機応変に対応するかは悩ましいポイントです。
どれを選択しても正解不正解があるわけではなく、ある意味ではどれも正解であり、最終的にはバランスが求められます。
さらにプロであれば、結果が全てで勝てば正解、負ければ不正解となることもあります。

ただこれらの表裏を考え、選択に悩み決断を下すことこそが大切なことです。
社会に出れば正解不正解の無い選択を迫られることもあります。
スポーツには物事を対極的かつ広角的に見る能力を養う効果があります。
ぜひ学生時代に物事を見渡せる能力と選択・判断する能力を育てて欲しいですね。

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カテゴリー: ミニコラム | 投稿者juniortennis 18:44 | コメントをどうぞ

「笑顔はナイスプレーを引き出す?」

「笑顔はナイスプレーを引き出す?」

昨今、メディアでも無関心、無表情の子供が増えてきていると話題になることがあります。
挨拶同様、笑顔で話し掛けられて、不快に感じる方は滅多にいません。
逆に、しかめっ面や眠そうな表情、無表情で挨拶される方が不快に感じることさえあります。挨拶の本質を見失ってしまうと、勿体無い行動になってしまうということです。
我々大人自身が手本となるような行動をしなければいけませんね。

さて、テニスの試合においては、失敗をしても相手に漬け込まれない為にポーカーフェイスをほうが良いと言われることもあるかもしれませんが、スポーツ本来の楽しみ方はプレーに対して喜怒哀楽が生じることでもあります。
「良いプレーをすれば喜び」
「失敗すれば悔やむ」

思春期だと喜怒哀楽を表現することに対して恥ずかしさを感じてしまう難しい年頃ですが、ぜひ練習ではもっと感情を出して欲しいと個人的に思います。

一説では、身体の筋肉は全てが繋がっていて、表情が固ければ、身体の動きも連動して固くなりがちになるとも言われています。
リラックスしたプレーをするためには、リラックスした表情が必要ということですね。
考え方次第ですが、試合においても笑顔は余裕を感じさせ、何よりテニスを楽しんでいるスタンスは脅威にもなり得ます。

指導者側は「真剣」と「笑顔」の両立を伝えることが難しいと思いますが、ぜひ頑張りましょう!

「選手は表現者であり、コートは舞台です。」
華やかに笑顔で彩られているテニスコートであって欲しいですね♪

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カテゴリー: ミニコラム | 投稿者juniortennis 09:20 | コメントをどうぞ