「錦織選手に届いて欲しい」

「錦織選手に届いて欲しい」

スーパースターの発言力は社会に大きな影響力があることは周知の事実です。プロ選手であるだけに、試合を第一に活動を行って欲しいものの、母国である日本の中学校硬式テニス事情も知って欲しいと願っています。

もしかしたら錦織選手が…
「日本の中学校にもっと硬式テニス部が増えて欲しい」
と一言発言するだけで、大きな起爆剤となりえるかもしれません。

勿論、社会的に影響力のある方だからこそ、軽々に発言できないことも多く、言葉一つ一つ選びながらインタビュー等に対応されている思います。
しかし、仮にこの言葉を引き出すことができたなら、全国で奮闘されている関係者がその一言で大きく報われる瞬間とも言えるのではないでしょうか?

本会facebookに「いいね」して下さっている方々にはテニス関係者も多いです。
ぜひ、少しでも多くの方に中学校に硬式テニス部が不足している現状を伝え、いつの日か錦織選手にまで届くような声になってくれることを願っています。

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カテゴリー: ミニコラム | 投稿者juniortennis 10:52 | コメントをどうぞ

「アドバイスには様々な種類がある」

「アドバイスには様々な種類がある」

アドバイスには
「即効性のあるもの」
「継続が必要なもの」…
「わずかな人にしか当てはまらないもの」
「大多数に当てはまるもの」
「意識した場所を矯正するもの」
「意識した場所とは別の場所が無意識に矯正されるもの」
等々

このように細分化すると様々な目的や意図に分かれます。
アドバイスを受ける側は自然と「即効性のあるもの」を期待してしまう傾向がありますが、受け入れ方には注意が必要です。
もちろん、指導者側もアドバイスの目的や意図を説明する配慮も大切になります。

これらを気を付けるだけでも、多くのアドバイスをある程度分類分けして整理することが出来るはずです。
コーチや指導者からのコメントだけでなく、雑誌や書籍の知識、プレー中に気付いたことも、自分に対するアドバイスとも言えます。
ノート等に書き記しながら整理することが理想ですが、そこまで畏まらずに何となく頭の中でイメージするだけでも、今の自分に必要なことが見えてきます。

日々進化する理論や溢れかえるアドバイスを整理できることもテニス技術のひとつです。
ぜひ、トライしてみてください!

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カテゴリー: ミニコラム | 投稿者juniortennis 17:31 | コメントをどうぞ

「いろんなアドバイスを消化する為には」

「いろんなアドバイスを消化する為には」

様々なコーチや指導者のアドバイスを受けると迷いの生じることがあります。そのアドバイスが正解不正解ではなく、それらを如何に消化していくかが問題です。

前提としてトッププロであっても自分にフィットしたアドバイスを選択することは困難だということを念頭に置いて下さい。…
真面目な方ほど、全てのアドバイスを理論的に理解しマスターしようとして消化不良を起こしてしまうことがあります。
どのスポーツにおいても取捨選択する能力は大切です。
また、アドバイスに対して柔軟に対応することも必要です。

極例ですが、慌ててテニスをしている姿を見て「落ち着いて」とアドバイスしたとします。
そして一年後、「急いで」とアドバイスすると、本人はアドバイスが右往左往していると感じてしまうかもしれませんが、コーチは基本的に「その時」に対してアドバイスすることが多いものです。
あくまで単純な例ですが、場合によっては、同じコーチであってもアドバイスが反転することもあるということです。

また、他のプレーヤーがアドバイスされている様子を見て、自分で実行してみると上手くいかないこともあります。
他のプレーヤーをみて勉強することも大切なものの、自分に最適なアドバイスかどうかは別の話です。
あくまでコーチが1対1でアドバイスしている時は、その対象独自の最適なコメントを探しています。
勿論チャレンジしてみることも良いですが、自分自身に当てはまるかどうかコーチに確認するほうが良いでしょう。

他にも、定期的に一緒にテニスをしているコーチとスポット的にアドバイスするコーチによっても方向性が異なることもあります。

このように、状況やタイミングによってアドバイスは異なり、現実的には全てを消化することは不可能とも言えます。
もちろん、コーチとしてはアドバイスを聞き入れて欲しいですが、縛られてほしいわけではありません。
良い意味での曖昧さと状況に応じた取捨選択はとても重要なポイントです。

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カテゴリー: ミニコラム | 投稿者juniortennis 16:49 | コメントをどうぞ

「握手する習慣」

「握手する習慣」

サッカー日本代表の練習を観ていて、練習後、選手同士や練習を支えるサポート陣と握手する素敵な光景があります。
もしかしたら、偶然で通常の光景ではなのかもしれませんが、見習いたい行動だと思います。

テニスでは試合後、握手をする習慣がありますが、練習後にはあまり無い習慣でもあります。
本来、「握手」は、相手への感謝やリスペクト(尊敬)等、様々な意味合いがあります。

試合ではなくても、相手があっての練習なだけに、練習後、「感謝」や「また練習お願いします」の意味を込めた挨拶は非常に大切なことです。

規律のとれた部活動では、練習前後に必ず整列して挨拶する習慣がありますが、一方で、自主練の際には、流れ解散のようになる傾向があります。
あくまで自主練なだけにかしこまった挨拶では無くても、握手するような習慣は普及させたいと感じます。

本来、部活動は、技術を育てるだけでなく、コミュニケーション力や協調性も育てるものです。
身近な人にこそ、「感謝」を伝える習慣を身につけることは技術以上に大切なことです。
常日頃、顔を合わせている友人だからこそ、照れくさかったり、感謝を伝えたりすることが恥ずかしかったりすることもあると思いますが、勇気を出して手を差し出してみてはいかがでしょうか?

なかなか大人でも手を差し出すことに抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、柔軟な学生時代だからこそ、自然と手を差し出せるような習慣を身に付けられると思います。
自然と手を差し出せるような習慣を身につけられたら、それはきっと世界中の人々とコミュニケーションを取れる能力を身に付けたことになるかもしれません♪

*基本的には握手は「右手」です。また下の者からや男性から女性に握手を求めるのはマナーに反するという意見もあるので、ご注意下さい。

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カテゴリー: ミニコラム | 投稿者juniortennis 10:00 | コメントをどうぞ

「練習は復習よりも予習が大切」

「練習は復習よりも予習が大切」

決して復習することを否定するわけではありません。
勉強のように頭に記憶を定着させる為には、復習はとても大切なことです。
しかしながら、運動に関しては、身体に動きを定着させる為に反復練習を行う為、試合や練習後の反省会は大切なものの、それを練習に反映させる為には練習前の予習が必要となります。

授業後や早朝の練習の際に、漠然と練習を開始してしまうことは非常に勿体ないことです。
前回の練習時に反省したことがあるならば、まずそれらを思い出す必要があります。
仮に反省会を行っていないとしても、練習前に少し考える時間さえ設ければ、何を伸ばしたいや何を意識する等を整理して練習を行うことが出来ます。
最初は少し抵抗があるかもしれませんが、コートまでの道中や通学時間に当日の個人的な練習テーマを考えるような習慣化されることが理想です。

個人的な主観ではありますが、比較的復習を重んじる傾向があるように感じます。
練習後に、先輩や指導者がアドバイスや反省会をする光景を目にする一方で、練習前は自然と練習を始めることも多いです。
人の意識は曖昧なもので、前日のアドバイスや新たにチャレンジしようと思っていることでも翌日には薄れていることも多いものです。
したがって、練習する直前にもう一度思い出せるかどうかが、効率的な練習を行う「鍵」とも言えます。

これは練習直前に復習するとも言えます。
少し勉強になぞらえて「予習」「復習」という言葉を使いましたが、言葉の表現としては不適切かもしれません。
根本は何を意識するかを整理することが大切ということです。

方法としては色々あり、練習後に目標や反省点等をメモして、次回の練習直前に必ず読み返してから始めるのも良いでしょう。
徐々に各ショットを具体的に意識する準備をするようになれば、充実した練習の第一歩です。

些細なことかもしれませんが、参考にしてみて下さい。

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カテゴリー: ミニコラム | 投稿者juniortennis 17:20 | コメントをどうぞ

「スポーツのサイクルと親子の関係性」

「スポーツのサイクルと親子の関係性」
~親自身が楽しむ姿を~

子供が行うスポーツには、両親が例え経験が無くても徐々に興味を持つようになります。
もちろん、その逆もしかりで、両親が楽しむにスポーツに子供が興味を持つことも当然あります。

当たり前ですが、家族や知人がしているスポーツには、大きな影響力があり、楽しいスポーツであれば、自然とおススメしたくなることもあります。

中学生くらいの年代のお子様をお持ちの親御様は、経済的にも負担の強いられる時期でもあり、働き盛りな年代とも言えます。
なかなかレクリエーション等の余暇に時間を費やせないことも少なくないです。
お子様に運動系の部活を薦めるにあたっても、過去の自分自身の運動部経験を引き合いに出すことも多いのではないでしょうか?
確かに、自身の経験を伝えることも大切ですが、感受性豊かなお子様は「今」の親を見つめています。

どんなにスポーツの素晴らしさを説いたとしても、当の親自身が「今」そのスポーツによって幸福感を感じていなければなかなか伝わらないものです。
スポーツを楽しむ姿や、学生時代の友人達とコミュニケーションを取るような親の姿を見て、子供たちは将来の自分とダブらせることもあるはずです。
古い考え方かもしれませんが、「子供は親の背中を見て育つ」
だからこそ、スポーツを通じて人生を楽しむ姿を見せてあげて欲しいと思います。

子供が育って少し手を離れるようになってから、自分の趣味やスポーツを再開しようと考えられている方も多いです。
たしかに、現実的には難しいことも多いかもしれませんが、わずかな時間でも、自分自身のためにスポーツを楽しむ機会を設けてみてはいかがでしょうか?

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カテゴリー: ミニコラム | 投稿者juniortennis 09:13 | コメントをどうぞ

「部活動はマネージメント力」

「部活動はマネージメント力」

部活動において、よく指導者不足と囁かれることが多いです。
たしかに、指導等において経験者であることのアドバンテージは心強いものです。
一方で、例え経験のあるスポーツだからといって専門家のようなアドバイスが可能かというと疑問が残ります。
昨今では、スポーツ育成に関しても各分野に細分化されています。
技術分野、トレーニング分野、メンタル分野、等々
細かく分類すればキリが無いほどです。

では、学生時代の経験や教職員の資格を取得するにあたって、それらの専門分野まで網羅できるかというと非常に困難です。
あの錦織選手も各分野のスペシャリストで構成されたサポートチームを編成して戦っています。

逆にテニス経験の無い先生が顧問になったから良い指導が出来ないかというとそんなことは無いはずです。
会社や組織と同様に、各分野を円滑に組み合わせるマネージメント力のほうが大切とも言えます。

勿論、マネージメントすることも容易ではなく、最低限の知識や時間を費やさなければならないこともありますが、それでも考え方次第で、部活指導を効率化する検討材料にはなるかもしれません。
だからといって、外部コーチを招聘するためには、様々な条件をクリアしたり、許可が必要になる為、容易ではないことも現実です。
それならば、直接的に指導が出来なくても、外部コーチの意見や練習メニューを取り入れながら段階的に部活形態を模索していく方法もあるはずです。

本会を運営していると抜本的な改革を望まれる声も多いですが、目標達成と現実とは大きな隔たりもあります。
少しずつの変化が大きな変化へ繋がることは、教育と変わりないと思います。
わずかずつでも、部活をマネージメントするような仕組みをつくっていくことも、担当者の負担軽減や運営の円滑化に繋げるひとつの方法とも言えるのではないでしょうか?

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カテゴリー: ミニコラム | 投稿者juniortennis 09:17 | コメントをどうぞ

「チャレンジすることに遅いなんて無い!」

「チャレンジすることに遅いなんて無い!」

英才教育が取り上げられる機会も多いですが、「大器晩成」という言葉があるくらい後発でも何があるか分からないのが人生の面白いところでもあります。
子供たちに「英才教育」という意識を植え付けることは、周囲に先発の友人が存在した場合に、自分自身が遅いと意識させてしまう弊害もあると思われます。
スポーツ業界でも一流になる為には英才教育が必要という風潮があり、確かに現実問題として、幼少時に様々な刺激を与えたりすることが身体能力に影響を及ぼすという研究等もされています。

では、人生はそこで決まってしまうのか?
そんなことはないはずです。
子供たちにそんな先入観を持たせてしまうことのほうが問題ではないのでしょうか?

「チャレンジ精神」
言葉にすれば、一言ですが、本当に深い意味を持っています。
新しい環境に飛び込んだり、経験の無いスポーツを取り組んでみたり、等々

早い遅いに関わらず何歳になっても「チャレンジ精神」を失わずに物事に取り組めるような姿勢を持つことのほうが大切ではないでしょうか?
大人のほうが、「遅いから」という理由で二の足を踏んでしまうことが多数あるように感じます。
テニスにおいても、社会人になってからベテラン全日本を目指したり、選手経験が無くてもテニス業界に一石を投じるような働きかけをしてみたりと様々なことができます。
もしかしたら、中学校や高校・大学の部活から始めたテニスでグランドスラム優勝するような選手が生まれるかもしれません。
古風な考え方ですが、大人だからこそ様々な物事にチャレンジし、背中で語るような行いで、子供たちの手本でありたいですね。

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カテゴリー: ミニコラム | 投稿者juniortennis 18:11 | コメントをどうぞ

「スポーツは大抵、軽い気持ちで始める」

「スポーツは大抵、軽い気持ちで始める」

どのスポーツを始めるにしても動機というものは、子供大人関わらず、大したものではないはずです。
「少し面白そうだから・・・」
くらいなものです。…
子供であれば、気乗りはしないものの
「どうしても両親が薦めるから一度くらいは・・・」
という場合も多々あるものです。

もちろん、中学校へ進学した際も、部活への入部動機は小学生時代の経験者とは別に、未経験者は「友人と一緒に」や「ちょっと興味があるから」程度です。
これは当然の心理です。
そこから継続していくに従って、人間関係やスポーツ自体の楽しみを知っていくものです。
この比較的「軽い気持ち」で始められる環境というものが、中学部活動の良さの一つです。

「軽い気持ち」という表現に誤解を招いてしまうことが危惧されますが、決して熱意が無くて良い等の意味合いではないことをご理解頂ければ幸いです。
ただ、そのスポーツをやったことも無いのに関わらず、熱意を持って取り組まなければならないということも現実的ではないと思います。
徐々に環境に慣れ、技術や意欲を育んでものなはずです。

どうしても競技志向になり過ぎると根本を忘れがちになり、上昇思考は大切なもののバランスが悪くなり、間口が狭くなってしまう傾向もあります。
様々な経験を積み重ねて欲しい中学時代だからこそ、硬式テニスを経験出来る環境を増やしていきたいですね。

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カテゴリー: ミニコラム | 投稿者juniortennis 09:19 | コメントをどうぞ

「錦織ブームをテニスブームに」

「錦織ブームをテニスブームに」

受け売りではありますが、日本テニス界では「錦織ブーム」を如何に「テニスブーム」に転換できるかが課題とされています。
間違いなく、今はテニス業界全体で錦織選手の活躍の恩恵を受けています。
そしてそれは今後一過性のブームとして終わってしまうのか、それらをキッカケにして飛躍を遂げることが出来るか、大きな分岐点と言えます。

硬式テニスが、中学生の中でメジャースポーツの一つになる為には、中学校における硬式テニス部の位置づけの向上が欠かすことのできない要素です。
数十年後のテニス業界は間違いなく今の10代のテニスプレーヤーに委ねられることは間違いありません。

多くの子供たちが継続して「やってみたい」と思うスポーツは「根強い人気のあるスポーツ」となる傾向があります。
「やってみたい」と思った時に入ることが出来る部活があることは、本当に素敵なことです。
まだまだ中学校において不足する硬式テニス部ですが、この機会を生かして、子供たちにとってもっと身近なスポーツに転換させたいですね。

「錦織ブーム」が「テニスブーム」になり、「ブーム」で終わることなく「継続性のある人気」となることが理想です。
まずは、もっと「テニスブーム」に繋げていきたいですね。

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カテゴリー: ミニコラム | 投稿者juniortennis 17:07 | コメントをどうぞ