バーゼル ２回戦
R・ナダル 
P・H・ハーバート
6-1、6-1
０時にアラームをセットした
１５分前に目が覚めて
「さぁ～、ナダルの試合を観るぞぉ～
」
気合いを入れてパソコン開いたら
もうすでにナダルの試合が始まっていた
ヒェ～～～ 時差の計算 間違えた
こんなことって ありえない～
自分のバカ 馬鹿 ばかぁ～
過ぎた時間は取り戻せない
それから３０分後・・・
ナダルは無事に準々決勝に進出した
たった３０分の観戦だったけれど
今日もナダルに会うことができた
待っている時間の方が長い遠距離恋愛・・・
一度もそんな経験はないけれど
自分には耐えられないんじゃないかって
薄々だけど感じる
でも心から想っている人が
遠くに行ってしまったら・・・
何年も思い続ける自信はある
今年でナダル歴 ８年と４か月・・・
冬は もうそこまで来ている
VAMOS!! RAFA！
上海マスターズ ２回戦
R・ナダル F・ロペス
3-6、6-7(6)
涙が たくさん出た
虫垂炎になってしまったナダル
「調子が悪かったから」
そんな言い訳は
コートに立てば通用しない
男と男の勝負の世界は
そんなに甘くはないってこと
試合が始まる前は
勝たせてあげたい気持ちと
負けて早く治療に専念して欲しい気持ちとが
入り混じって 複雑な思いだった
けれど 試合が始まればまた別の話しで
競れば競るほど
負けてほしくないって
気持ちの方が大きくなった
ファンにサインをして帰る
ナダルの背中を見たとき
胸がいっぱいになった 
今できる全てのことを
全力でやり切るナダル
そんな君には私から
「がんばった賞」をあげたい
ときどき思う・・・
何故 そこまで頑張れるのか・・・
テニスが本当に好きなんだろうな
１時間４４分でナダルの上海は終わった
久しぶりに流した悔し涙は
思った以上に しょっぱかった・・・
VAMOS!! RAFA!!
雨が降り 風が吹いている
台風18号・・・
ナダルの北京はベスト8で終わった
その大会ではジョコビッチが優勝し
楽天オープンでは錦織がトロフィーを掲げた・・・
全ての大会で優勝することは
不可能なことだと頭の中では分かっている
けれど どうしても ナダルが負けると
気持ちの整理が上手くできずにいる
今年の大会も残り僅か・・・
上海マスターズのドローが発表になった
ナダルには いつも強いナダルでいて欲しい
復帰したばかりなのに
何をそんなに焦っているんだろう・・・
ナダルには期待している
頂点を目指して奮闘する
ナダルの姿が見たいから・・・
VAMOS!! RAFA!!
チャイナ・オープン ダブルス １回戦
ナダル / アンドゥハル ベルディヒ / イズナー
5-7、6-4、4-10
爽やかな秋晴れ
日本時間の午後３時過ぎ
北京 Moon Courtに
約４か月ぶりに現れたナダル
「おかえり・・・ナダル・・・」
心の中で そうつぶやいたとき
涙が 少し出た
これまでの様々な感情を
抑えるのに必死だった・・・
ナダルを思うと
胸が苦しくなるけど
決して嫌な痛みではないってこと
勝負の世界に生きているナダル
久しぶりの公式戦は黒星スタートだった
勝ち負けなどもうどうでも良かった
ナダルが元気にコートに
帰ってきてくれたことの方が嬉しかった
この４か月・・・辛い思いをした
ライブでナダルを応援できること
幸せを噛みしめた瞬間だった
ライストは見つからず
ライスコ観戦だったけれど
十分 楽しめた
ナダル・・・おかえり・・・
VAMOS!! RAFA！
忙しさと疲れとで目がまわった今週
頑張ったごほうびに貰える休日
明日から２連休だ
ナダルに会いたい気持ちは
日に日に膨らむばかり・・・
ナダルが帰ってくる
カザフスタンのマスタナで行われる
エキシビに出場する
日程は９月２４日～始まる
ツォンガと対戦するらしい
そして９月２９日から行われる北京と
１０月７日から始まる上海にも出場
この日をどんなに待ちわびていたか・・・
ナダルに会える
やっとナダルに会えるんだ
長かった月日とお別れできる
君を思うと胸が苦しくなる・・・
ナダルに会いたくて
動画で寂しさを紛らわした
止まない雨はないんだと
自分に言い聞かせた
復帰したては活躍できないかもしれない
ナダルがコートに帰ってきてくれれば
それ以上は何も望まない
どんなときも全力で走る
君の姿がみたいから・・・
ナダルにエールを送りながら
本当は勇気をもらっているのは私なんだ
ナダルが帰ってくる
ワクワクしてドキドキして
鼻の奥がツ～ンとしちゃう
ナダルのテニスがまた見れる
VAMOS！RAFA！！
全米オープン 決勝
K・ニシコリ M・チリッチ
3-6、3-6、3ー6
「WOWOWに加入したいんだけど・・・」
「どうして
」
「錦織のテニスが見たいから。」
そんな会話をしたんじゃないかと想像した
Tennis365にはログインできないほど
アクセスが集中した
ユニクロでは錦織デザインのシャツが完売した
スポーツ新聞の一面には錦織の記事が飾られた
錦織効果は様々なところへ
旋風を巻き起こした
「勝てない相手はもういない。上を向いてやりたい。」
グランドスラムの決勝の大舞台に錦織が立っていた
自分のショットに絶対の自信を持ち
攻撃しつづけてきた
疲労がなかったといえば嘘になる
今日はチリッチの完璧なプレーが
錦織の自信を打ち砕いた
９２年ぶりのベスト8・・・
９６年ぶりのベスト4
日本人初のグランドスラム決勝進出
これまで彼が成し遂げてきた快挙を祝福したい
ここまで来れて満足だと思わないで欲しい・・・
大きな舞台で負けたことを
素直に悔しがって欲しい・・・
いつかその悔しさは報われると思う
私が錦織に繰り返し言ってきた言葉がある
今年の全豪オープンの４回戦でナダルと対戦したとき
５月のマドリッドのとき
錦織はナダルを相手に熱戦を演じた
今日だって素晴らしいプレーをするチリッチ相手に
懸命に戦い 随所に「らしい」プレーが何度もあった
「どうか・・・うつむかないでほしい・・・」
２４歳・・・足の手術をして今大会の出場さえも危ぶまれていた
そう考えれば大きな財産を手に入れた大会だった
ナダルが欠場し意気消沈していた私に
夢と感動を与えてくれた
「全力を尽くした。厳しい敗戦だけど
初めて決勝へ来ることができた。
トロフィーを獲得できなくて申し訳ない。」
可能性を胸に秘め 今後も躍進してくれることだろう・・・
準優勝 おめでとう
VAMOS!! RAFA！
全米オープン 準決勝
K・ニシコリ N・ジョコビッチ
6-4、1ー6、7ー6(4)、6ー3
数年前 ラファエル・ナダルが言った
「彼は数年後 トップ10入りするだろう
100%間違いない・・・。」
深夜１時に目覚ましをかけた
夜中から降り始めた雨は もう止んでいた
ユニクロ対決・・・
１位対１１位の対戦
頼もしい錦織が そこにはいた
ここまで来たんだ
もう錦織はチャレンジャーではなかった
先にブレークしたのは錦織だった
が・・・しかし・・・
さすがNO1 すぐにブレークバックされる
波乱の幕開け・・・
やはり一筋縄ではいかない予感がした
攻める気持ちを前面に出して戦った
第１セット ポイントを支配していたのは錦織だった
6-4で錦織が先取した
第２セット ジョコビッチは明らかに錦織のショットを嫌がっていた
前後に揺さぶりをかけてきた
発想力 豊かなテニスをする錦織
１ポイントが遠い・・・1ー6で落とす
第３セット 風が吹いてきた
もう1つギアを上げ ついていかなければならない
第３ゲーム 大きなゲームがきた
ここは落とせない
７度のD １０分以上のDを経て錦織がきっちりキープした
第８ゲーム 大きなブレークをした
錦織 痛恨のDFでセットを取りきれず
深いため息が漏れた
6-6 スコアが並ぶ
タイブレに突入した
3-0、4ー1、4ー2、5ー2、5ー3、5ー4、6ー4、7ー4
錦織にセットポイントが来た
取ったぁ～～～
１時間６分のタイブレだった
あと１セット取れば日本人初のグランドスラム決勝進出
その道のりは険しく
長い道のりだということを知っていた
第４セット いきなりチャンスがきた
いきなりジョコビッチのサーブを破った
第２ゲーム 0ー40から錦織がキープした
一瞬たりとも気が抜けない
ギアをトップに入れてサービスゲームに集中する
5-3 錦織 勝利まであと１ゲーム・・・
追いつめられているのは日本の錦織ではなく
世界NO1のジョコビッチだった
来た来た マッチポイント
ジョコビッチのボールがアウトした瞬間
錦織は大きな勝利を自分のその手で掴み取った・・・
錦織圭 ２４歳 とんでもない選手だネ
そして・・・やっぱり
ナダルに会いたくなった
ナダルのテニスが見たくなった
ナダルが 恋しい・・・
錦織の勝利を祝福するかのように
風が 踊っていた
VAMOS!! RAFA!!
全米オープン
K・ニシコリ S・バブリンカ
3-6、7-5、7-6、6-7、6-4
リン・・・リン・・・リン・・・
鈴虫やコオロギが鳴いている
もうすっかり秋模様
イチロー、ダルビッシュ、本田に香川・・・
世界で活躍する日本人選手たち
その中で私が最も意識している選手が
錦織圭だった
ナダルを知ってテニスという競技が
身近に感じているせいでもある
ナダルと戦っているときは
応援は出来なかったけど
魅力のあるプレーを魅せてくれていた
はじめてナダルと対戦したとき
世界はまだまだ遠かった
しかし小柄な体で得た努力で
才能を開花させた錦織選手を
今日は思う存分 応援していた
バブリンカ相手に何処まで喰らいつけるか・・・
どんなテニスをするんだろう・・・
正直に言うと そんな興味はあったが
勝利するとは思わなかった
「凄い試合」を魅せてくれた
筋書きのないドラマは
人々に感動を与えてくれる
それが大きな舞台ならなおさらだ
今年の全豪オープン ４回戦では
ナダル相手に 7ー6、7ー5、7ー6の
３時間１７分の熱戦を演じた
５月に行われたマドリッドでは
ナダルが優勝したけれど
腰を痛めていなかったら
あのトロフィーは錦織選手が掲げていても
おかしくなかった・・・
そう思いたくなるほど
今の錦織選手は脅威に感じる
全勝しているナダルだけど
いつか負ける日が来るんじゃないかと
今日の試合を観戦してて思ってしまった
準決勝の相手はマレーに勝利したジョコビッチ
９２年ぶりのベスト8
９６年ぶりのベスト4だとか
テレビや新聞、ネットで大騒ぎしている
脚本のないドラマを楽しみにしている
ナダル・・・早く帰っておいで～
VAMOS!! RAFA！
