日曜日、晴れ。
ぼくたちテニスの予選リーグは高知県立春野総合運動公園で行われた。
会場は開会式の行われた公園の一角で宿泊ホテルから目と鼻の先に位置していた。
3番コートで、Bブロックの名古屋市、岐阜県、岩手県との3試合を戦った。初戦は岩手県チームだった。一番楽勝は岩手県チームかもと、話し合っていたのに、10分間の各チームの練習を眺めて見た時、岩手県が一番強そうに見えてきたのだ。
70男子ぼくたちは41で取ったが60女子は03と一番期待していたのに、まさかと追い詰められていた。ぼくのバートナーが慌てコーチとしてコートサイドのベンチ座った。すると流れが変わり33と追い付きタイブレークに突入していた。41とリードし勝利九分九厘と楽観視していると42 43 53 54 66での一本勝負、仲間のセカンドサービスをネット際に落とされて万事休したのだった。
勝敗を託され60男子は調子の出ずまま14と敗れ、明日の第一グループへの道へ大なきな赤信号が点滅しだした。その後熊本市は岐阜県に2対1、名古屋市にも2対1で勝利していた。運を天に任すしかないないのだ。
最後に対戦していた岩手県と岐阜県は熊本市の一位が託された内容で、試合は推移していたのだ。
1対1での最後の60男子は岩手県リード、しかし岐阜県が追い付きタイブレーク、そこで66での一本を岩手県がものにした。熊本市一位の望みが絶たれた瞬間だった。岩手県3勝0敗で1位グループへ、2勝1敗の熊本市は2位グループとなっていた。
話を聴いてみると東北各県の選手たちは大なり小なり震災の被害を被っていた。
頑張った岩手県選手団にに拍手を送りたい。
佐賀県は同じ2位グループで1回戦は突破したようでした。Nさんとも開会式、合同開所式、2回戦の会場でお会いすることができた。
2回戦、22くらいで苦戦しているとき、後ろの風よけの中央の四角い風通し窓から「Sさん頑張って」と叫ぶ声がした。おやっと思い振り返るとSさんだと認識した。ラケットを少し上げてそれに答えた。ぼくたちは22から42とまずは1勝を挙げたが続く女子60は14、
男子60は24で敗れて最悪のストーリーで幕を下したが、みんな一生懸命頑張った結果だった。僕以外は初参加の人たちで勉強したと思う。
熱戦ですね。天候が良くてよかったね。
県代表として最後まで頑張ってきてね。