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ゼロ戦燃ゆ

火曜日、雨 、終日。
ホームコートは屋内コート3面レッスン用として用意している。詳しくは分からないがしばらく前に雨漏りを意識的に作為したため、少し強い雨が降るとコート半分には雨漏りが発生して中止となる。今日の度合いではOKだと判断して昼からのレッスンに出かけてみたが、クラブハウスにはコーチが一人ガットマシーンの前に立っているだけで、誰一人見出すことができなかった。誰もいない屋内コートへ足を運んでみた。出来そうな雨粒だったが中止と発表したのだからいたしがたないと、コートを後にして久しぶり近くの図書館に車を走らせてみた。

やはり時々くるべきだと館内を一周しておもった。新しい情報や知識教養を吸収できる場所なのだ。

BSで録画していた「零戦燃ゆ」を見る。地元の新聞にもよわい90代の人たちの戦争体験記が連載されているが、それぞれの体験談が胸を打つ。それと照らせ合わせて見ていると、戦争の非情残酷さをあらためて思い起こした。

終戦の年は幼稚園だった。祖父母の田舎に帰り2反ばかりの畑のすみにあばら家を建て、畑の作物と母の父からの見よう見まねの写真でのときどきの現金収入、激貧の生活で近くの小学校へ入学したが、ランドセルなんて空想にもできなかった。もらった優良可とゴム印の押された通信簿は黒っぽいチリシのようなものだった。今取り出すと虫くい状態になっており、ふれるのもこわい。雪が降ると長靴を履いている生徒がうらやましくて仕方なかった。
あれを履いて雪の中を思い切り走ってみたいと・・・。





カテゴリー: 日記 | 投稿者ていちゃん 22:33 | コメントをどうぞ