金曜日
プレミアム旅行券「くまもっと楽しむ券」の情報を新聞で知ってから発売日を待って申し込んだ。単価2500円を5000円とし利用できるというのだ。パソコンでようやくつながりメイいっぱい申し込む。
28枚券が確保できたが、使う期間が半年間と分かって慌てて10枚だけに変更してもらった。それでも半分5枚残っていた。有効期限は10月19日チェクインまでが有効で、期限過ぎたものは払い戻しは出来ませんと、一か月前にメールが届いていた。
使わないともったいないので、二人で一泊して25000円くらい「VISIT」が紹介している近郊の宿を探した。そしてペンションもそこにはあった。「ペンション 北海道の輝き ティンクナ」。北海道の輝きという文言に魅せられいた。
8月の下旬北海道テニス選手権に勇躍出かけた。1シードで初戦で負けるとは夢にも思っていなかったので、ショックは大きくそしてみじめであった。北海道で小旅行でもと考えていたが、そんな考えは吹っ飛んでいた。とんぼ返りで九州に戻っていた。
「北海道の輝きとは」なんだろう、はたせなかったものを少しでも感じることができるかもしれないと申しこんだ。
昨日、3時半過ぎに家を出ると40分くらいでで南阿蘇の「メルヘン村」に到着していた。オーナーが迎えてくれた、もの静かで話にようると、ぼくたち二人の貸切であった。建物は道路わきの傾斜を利用して1階の玄関からの突き当りが応接間で右側奥に食堂にキッチン、階下が2階になって一番下に宿泊の部屋があり上の階に軟水の気持ちのいい風呂が設置されていた。
ぼくは先に軟水のやわらかい湯船にゆったりと身をゆだねた。夕食は6時から、その前に部屋から素晴らしい日没と夕焼けを見ることができた。こんな夕焼けは久しぶりだとオーナーはあとでビデオの動画をパソコンで見せてくれた。
フランス料理風の食材は北海道から取り寄せたそうで、オーナーと雑談しながら1時間半かけて赤のクラスワインを、もてあましながら夕食を終えた。満足の料理でした。テニスの話をするとライブのスコアをパソコン見ながら教えてくれた。錦織圭VSアンダーソン、ファーストタイブレークに突入を場面で1011とか言っていた。ファーストは圭が落としたようだ。朝からipadで確認すると圭はセカンドも接戦で敗れていた。
ペール、アンダーソンと立て続けにビッグサーバーに土を付けられた錦織、大変だなあと同情するが何とか8位までには留まってファイナルのステージに立ってほしい。
翌朝8時からの朝食も満足のものでした。そして精算すると、赤ワインを含めて券5枚でピッタシですとおっしゃった。
ぼくたちはお礼を言って「ティンクナ」
に別れをつげて、メルヘン村を後にした。