日曜日
運動公園は小春日和だった。冬支度を整え、ラケット5本入れた一番大きなバックを背負ったのは、この大会では初めてのできごとだった。今日は年一回の年齢別K壮会、日頃は実力でパートを割り振っているが、実力関係なしに年齢で行くのだからチャンス到来と、この二年間期待していたが棒に振っていた。
欠席届をと思ったくらい体調は悪かったが、5本のラケットを使いこなして何とかしのいでみようと、日頃はリックにラケット2本差し込んでのいでたちであったが、今日は万全の体制で臨んでいた。
初戦は60。出だしの好調はパートナーがライバルと思えしOK氏だったことにもよる。2回戦は62、そして3回戦はOK氏との対戦だった。ok氏の上達は目を見張るものを感じる。最初の頃は素早いポーチで感心していたがミスを多くて自滅シーンが多かった。教えを乞う行脚をなしてメキメキと腕を上げてきた。思い切りのよいライジングショットにいつもの素早い動きに翻弄される。バレーでセッタをやっていたと聞いたがさもありなんと思う。
さて、OK氏はパートナーに近づき作戦を授けると、いつもの機敏な動きと思い切りの良いショットでぼくたちを振り回していた。オタオタして気がつくと15となっていた。外野席は逆を想像していたに違いない。まさかのスコアーに頭は真っ白になっていた。ねばりまくって何とか55に追いついて6ゲーム先取のぼくのサービス、サービスフォーマッチと奇跡的なばん回をなしたが・・・・弱虫のぼくにもどっていた。
意識せざるを得ない、さっきはキープしたのでと思っていたが15 40と土俵際に追い詰められていた。30 40。そしてこれでジュースだとネットに詰めての両手打ちのフォアボレーはまさかのネットに阻まれて、万事休していた。よくあるケース、追いついてほっとしやられること。
準優勝350ccのスーパドライ半ダース。優勝は500だ。今回はこれで良しとしょう。久しぶりのゲットだ。