月曜日
今日明日はジュニアの合宿とかでホームコートではできない。できないと分かれば割り切って外の事に専念できるのでたまには良い気がする。
それでも10時にコメの受け渡しの約束をしていたので、10時少し前に出かけるとコートはシーンと静まり返っていた。お百姓の彼は遠路10キロのコメをわざわざ届けてくれた。米だけ確保しておけばしばらくは飢えずにやっていけるので一安心。
彼はお百姓をしながらテニスをやっているのだが、人一倍熱心で向上心があり上手な人のふところにとび込むのをいとわないので、メキメキと上達している。今月のK壮会では彼と対戦して負けたので準優勝に甘んじた。いつのまにかライバルになっていた。
今年の反省一日目
今年も残すところ数日なってしまった。昨年はランキング7位と出来すぎを出来すぎと思わず慢心していたに違いない。誰かさんじゃないけれど、誰にも負けそうでない気分になっていた。一年経過した今は40位近くまでダウンしてしまった。
同じような経験を積み重ねてきたのに、全然生かそうとしなかったぼくがいた。喉元過ぎれば熱さを忘れるたとえにぴったりする。一昨年、8月の東北選手権(c)で思いがけなく優勝してしまい、11月のグラスコート選手権(C)でも準優勝して、慢心があったのかもしれない、いやあったのだ。冷静に振り返ればたまたま運が良かっただけで、実力ではなかった。運も実力のうちというけれど、実力と思いたかったそれが転落のもとであったと思う。
(凱旋門) (ルーブル)