月曜日
体調いまいちだが今日はレッスン日、軽くやって練習の再スタートとしたいと思う。
デ杯、対英国戦1勝2敗で迎えた三日目、シングルス初戦は、雌雄を決するにふさわしい戦い、川中島の信玄謙信の一騎打ちのように、英国マレーと日本錦織の壮絶な戦いの修羅場と化していった。
ファースト57で落とすもセカンドのタイブレーク04から44 54圭のサービスで決め球のダウンダラインをアウトしたのが痛かった。55、圭のサービス65のセットポイントを取るもマレーのサービスエースで66、次のサービスでネットを取り67、セットポイントを与えての圭のサービス、圭の強烈なフォーのダウンダライン、かろうじてロブでつなぐとベースライン近く、圭はそれを強打せずストロークで深くつないだが、戻ってきたイージなボールをネットして万事休していた。
セカンド落としたのを見てぼくはベッドに横たわる。最後まで確認する元気は今のぼくにはなかった。
今朝一番録画を入れた。何と3,4セットをもぎ取りファイナルへと突入したではないか、録画時間の短いのが気になっていた。もし勝っていたのであればダニエル太郎の試合を考えると短すぎたのだ。想像は当たっていた、ファイナルも接戦でどちらに勝利が転がり込んでもおかしくなかったが、大勢の地元応援に負けるわけにはいかなかったマレーに流れが傾きかけていた。5時間近い長丁場に疲れを見せ始めていた二人、夢遊病者のようにただ無心に戦っているようにも見えた。そして最後の力をふりしぼったマレーに勝利の女神は輝いた。
四面楚歌での戦いの中で2セットビハインドから奇跡と思えるばん回をして5セットまで戦い抜いた日本男児錦織圭選手に拍手喝さいを贈ろう。
昼からコートへ、壁打ちでサービスの練習をしていたら手首を痛める。
90分のレッスンは何とか受けたが、しだいに手首の痛みが増していた。くわばら、くわばら。