月曜日
ねんりんピックが長崎で行われていたことを思い出す。朝携帯のアラームが鳴った。今日は何かあったかなと一瞬戸惑って携帯を開くと「くま壮会」とあった。ミックスだからエントリーしてなかったので理解したが、ホームページに参加者の申し込み一覧があって、その時はまだ空きがあった。
どうなっているのかな、確認すると毎年出ているKちゃんの名前が見つからなかったのでおかしいと思いメールを入れてみた、「ふられたのですか、それとも何かあったのですか」。やっぱりなにかあった。折り返しのメールには、ねんりんで長崎に来ている、トーナメントの二位クラスとなって岩手県と名古屋のどちらかと戦う、頑張りますとあった。
そういえばねんりん長崎に当確したと言っていたのを思いだし、ニュースでも開会式が放映されていたのだった。
午前中ホームコートでB氏と汗を流して、昼過ぎ帰りすがらCDコートへ立ち寄ってみた。白熱の熱戦が行われていた。
ぼくの木になる人もいたが、ハイタッチしながら意気投合して楽しんで戦っているのを遠眼にしていた。
ぼくもこの大会には何度か参加したが、厳しい戦いだ。おばちゃんは必死で頑張る、男はそれほどでもないが頑張ろうとする。ボールは弱いと思わえる女性に集中しがちだ。無理なボールでも必死で追い返そうとする。ぼくが楽しむことも考えてゲームを進めるとまず負け戦となる。女性が自分の力をわきまえてテニスをしてくれると、男をコントロールしてくれるとおもしろくなるのだが、その辺のわきまえがむずかしい。勝とうとすれば女性を攻めなければならない、残酷物語である。
ぼくのねんりんピックは徳島、鹿児島、金沢、熊本、高知と五回も出場させてもらった。最初の徳島は印象深い。阿波踊りを広いグランドを狭く思わせるように、そして観覧席に向かって最後には迫ってきたその迫力に、アナウンサーが感涙してぼくにも感染していた。
次に記憶に残るのは鹿児島のねんりんピック、一位グループで決勝戦へ、きわどい勝負であれよあれよと気が付けば決勝の舞台へと勝進んでいた。相手は名古屋だった。決勝戦は60歳の女子、60歳の男子、70歳の男子が3面に並んで入り試合を始めた。
横目で隣のコートをチェックしながらいたが、いずこも厳しい内容で結局三敗で終わっていた。
でも、一位グループの二位準優勝とは十二分に満足できる結果だった。
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