月別アーカイブ: 2018年9月

リハビリを兼て久しぶり熊壮会に参戦

金曜日 曇り 曇り

起きて外を見ると雨が降っている。これで今日の熊壮会は中止だなと、ほっとしていたが、いつもの中止の連絡がない。連絡員宅に電話すると本人は会場に向かいましたと言う。PCで雲の動きを見て納得し出かけた。運動公園CDコート。

松Bに陥落してから半年以上欠席していた。左片腕回復の兆しがあり、その度合いを確かめたくで出ることにした。まだサービスは本格的に打てないが、それでも何とか通用するのではと考えていたが厳しかった。
1試合目26で負け。
2試合目は16勝利。相手のペアーとこちらのペアーの影響は大きい。ぼくのアンダーサービスやゆるいサービスで、肝心のキープの確立がぐんと下がっているのが一番の弱点だった。
残りの2試合は4646で結果は1勝3敗、サービスが元のように打てれば、かなわぬことがよぎっていた。
しかし、久しぶり仲間と和気藹々に、楽しい時間を過ごすことが出来た。

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ハナミズキ剪定 コートへ 大坂なおみ凱旋帰国一夜にして別人

木曜日 晴れ

今日はハナミズキを思いきって切った。上にのびようのびようとしているから、手が追えなくなるのだ。このよわいだ、切りすぎたくらいで丁度いいようだ。

残り7回のレッスンカードの三枚目を使う。ハナミズキの剪定、剪定といっても、径が4,5センチもある上の方にある枝を切るのは大変、小さな鋸がついている竿を目いっぱい伸ばしてゴシゴシと痛い肩に痛みを感じながら、根気強く腕の疲れを辛抱してがんばって切ったが、途中で終わりにした。残りは後日、時間は十二分にある。

シャワーを浴びてからクラブに電話、レッスンいつもの13時をお願いすると14時30分が空いていますと言うのでお願いした。

出かけてみると生徒はぼく一人というのでびっくり。何年か前同じような状況でシングルスみたいなことをやり、ふくらはぎを痛めた嫌な思い出が浮かんできた。

壁打ちでようよう生計を立てている身、一日千歩を目指しているが、二三か月まともにテニスはやっていないのだ。その辺だけを注意して90分、それなりの練習をさせてもらって終えることが出来た。クラブハウスで一息入れているとお姉さんから声がかかる。ぼくは休会中の身というのを知ってか知らずか、知っているはずなのに。でぼくは良いですよと返事。その時は明日の熊壮会のことは念頭になかった。レンタル7番コートでお姉さんたちにぼくはミックスで対戦するもたじたじと土俵際に追い詰められ、30分もかからず負けていた。60分のレンタルコート、まだ30分残っている。相手に勝ち逃げされ一人入れ替わり対戦するもみじめに敗退。疲れが残っただけで終わっていた。明日の熊壮会無事に終えるかどうか問題だ。

大坂なおみ凱旋帰国、朝4時半ごろ羽田に着いたらしいが、すごい人だかりだったとテレビは放映。9時半から記者会見。

来週から、らしいトーレの大会はどうなることやら?

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サザンカ剪定してコートへ なおみ効果でブーム再び

火曜日 晴れ

午前中山茶花の剪定、木が大きくなり毎年選定に一苦労している。1800の脚立を利用して倍の高さはあろうとする剪定は棄権が伴うが今年も何とか、こんなもんかで終えた。

2時からO氏がレンタルしておいてくれた7番コートでダブルスワンセットと残りをストロークの練習で終えた。試合なんか出れる状態ではないということ、確認する練習でもあった。

昨日は2回目のレッスンを受ける。レッスンの具合で、佐賀のグラスコートベテランをどうするか判断しようと思っていたが、きれいさっぱりとあきらめることにした。昨日が締切日、23時59分までにネットで申し込めばoKのはずだった。試合までは一月半はあるのでそれまでは、サービス打てるようになるかもしれないとか、淡い期待をしていたが、無理無理無理をするなという声が聞こえてきた。しかし、75歳代の仲間との最後の大会、そういう意味もあって、最後まで躊躇していたのだった。

大坂なおみのグランドスラム優勝で、錦織効果も下火になっているテニス界、めらめらと炎を上げて再び燃え上がらんか。

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全米オープン 男子決勝戦 ジョコビッチに凱歌

月曜日 晴れ

今朝も携帯アラームで5時に起きる。ぼくはデルポトロ、ナダル戦を見てデルポトロがウイナーの可能性が高いと信じていた。

だが蓋が空き二人のテニスをじっくり観察すると、今のジョコビッチには誰もかなわないと思わずにはいられなかった。ジョコビッチは食物アレルギーで食事を改善している映像を随分前に見た。内容は忘れたがそこから立ち直って行った。そしていまや、ひじの故障から立ち直って全盛時代に近い活躍をしている。

身長188センチcmもありながら体重は75キロのスリムな体だから、あの守りのテニスとすきあらば攻撃に転じるテニスが生まれているのだ。そしてショットの精度の高さは一番だと言っても過言でない。デルポトロが得意のフォアの強打とサーブで決勝まで勝ち上がってきたが、ジョコにはそれが通用しなかった。

・ファースト 34でデルポトロのサービス、ジョコビッチは精度を上げ仕掛けてブレーク35。ジョコキープして36。

・セカンド デルポトロジュースを何度も繰り返して何とかキープ。10 11。ジョコブレークして12 13。客席の見たことのある盛りを過ぎた女性の映像に見覚えがあった。「クレイマー、クレイマー」ホフマンと共演したメリル・ストリープだと調べて分かった。デルポトロ何とかキープして23。ここでデルポトロの表情が変わっていた。このままではやられると必死の攻撃に転じて大喝采のブレーク33。43。

ジョコのサービス、8回のジュース3回のブレークチャンスをデルポトロは逸して44、20分近くも戦っていた。44 54 55 65 66でタイブレークに突入。「半分、青い」が始まりチャンネル切り替え、15分間ののち戻すとデルポトロは負けていてセットカウント02となって3セットに突入していた。

・三セット目 ジョコからのサービス、ジョコにブレークされていたようだ。デルポトロはブレークして23 33セカンドのような推移を踏んでいた。ジョコキープ34 ブレークして35そうして4030とジョコビッチはチャンピオンシップポイントを迎えてきちっと取りきって優勝した。あの動き、懐の深さ、何でも拾い捲ろうとする執念と実現、ナダルを追い落とすのは時間の問題となるだろう。

ベンチに座り込むとデルポトロは泣いていた。9年前若干21歳でフェデラーを破って優勝した思い出の全米、手首の故障を克服して、やっと二度目のチャンスが訪れていた。きするものがあったに違いない。

20180909 Juan Martin Del Potro v Novak Djokovic - Day 14

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大坂なおみ選手 全米グランドスラムでセレナを圧倒して初優勝

日曜日 雨

四時に携帯アラーム。テレビを入れると5時から全米女子決勝戦とあった。

試合の前にあんなセレモニーあるのは全米オープンだけのような気がした。選手は花束を手にし、後ろからバッグを持ったボールボーイが従う。これは外の大会にもあったなあ。その前には有名なボーカルが国歌を歌いあげ、コート一面が星条旗を携えた兵士によってゆっくりとおおわれてゆく。

ファースト、なおみの攻撃と守りでセレナは追いつめられていた。セレナのサービスで始まる。なおみは3ゲーム目にブレーク21、5ゲームにブレーク41 51 52 62でファーストを取る。

セレナはファースト落としても相手の球になれたセカンドからピッチを上げてファイナルに持ち込み、逃げきる試合を何度か見たことがある。準決勝キーズとの試合もファーストと62で取るもセカンドになるとキーズは調子を上げていた。なおみは1ゲーム目のブレークを守り、あとはキープキープで行くもブレークされそうな場面を何度も逃げ切り54、サービングセットを最後はサービスで止めを刺していたが、よくど耐えたとなおみの成長が窺える内容だった。

セカンドのセレナは獲物を狙うようになおみをにらみつけていた。12からサービスブレークされて13とセレナの流れに、キープされれば14、さすれば完全にセレナペース、ファイナル覚悟しなければならない。しかし、ここで踏ん張りなおみはブレークして23に戻す、セレナは陣営に救いの眼差しを向けていたが、いきなりラケットをコートに叩きつけていた。セレナの焦りが浮かび上がっていた。
ラケットは哀れにひん曲がり、助けを求めていた。こんなことをして良い結果を出した選手は思いだせない。なおみがぐんと優位になったとぼくは正直思った。

ベンチへ戻ると主審がアンパイヤ席から身を乗りだしてセレナに何かいっていた。コーチ陣からのアドバイスとラケット破損で1ポイントなおみが優位で試合が始まろうとしていた。なおみのサービスは15 00から始まるのだ。セレナは牙をむき出し抗議するも、あきらめた。なおみはサービスをなんなくキープして33。そしてブレークして43。セレナはベンチに戻ると主審をにらみつけて食い下がる。そこで暴言があったのだ。主審がマイクで何か言っていた。

コートポジションに付いた二人はそれが何を意味するか分からなかったのだ、スコアボードが43から53となおみにはタナボタで1ゲーム加算されていた。二人は慌てて主審のもとへ駆け寄った。主審は説明していたようだが、セレナはコーチ陣の方に首を向けて苦笑いしたが、苦笑いで済む問題ではないとセレナは気がついたのか、主審に噛みついていた。レフリーを呼んでくれと叫んでいたようだ。二人の男女があたふたと駆けつけてきた。セレナは目をつり上げ機関銃のようにまくし立てていた。レフリーは審判に事情を尋ねていたが、セレナの主張は空に終わったらしく強気から涙顔に変わっていた。最後にはルールなら従うわとかいったらしく、ベンチを後にした。

憮然としてポジションに付くが観衆のざわめきは収まらない。セレナは手を上げてそれを征して、試合は再開された。

53セレナはなんなくキープして54、興奮渦巻いていた満員の会場のセレナファンはほっとしたはず、そしてなおみのサービスアンドチャンピオンシップのゲームが始まった。

一ポイント目はセレナが取ったがあとはなおみが4015からサービスで決めて優勝した。

表彰式が始まるとなおみはブーイングに耐えかねてサンバイダーを深くかぶり涙を見せまいとしたが、大粒の涙は頬を伝わっていた。セレナはなおみは立派なチャンピオンです。もうブーイングは止めましょうと観衆に呼びかけると少し収まっていた。

司会者がなおみに質問を投げかけると、質問とは違う話があります。みんながセレナを応援していたことは分っています。こんな終わり方をしてすみません。そして隣にいたセレナにプレイしてくれてありがとうとお礼を言った。

異様な雰囲気のセレモニー、ちじこまって涙目で固まっていたなおみのスピーチに会場の雰囲気は祝福の雰囲気は変わっていった。ハイチの国旗を掲げ応援する集団が映し出された。父親の出身地、彼はライブで試合は見れないと会場には来ていないとなおみは言った。

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全米オープン コートを去る圭の落胆の姿 察する・・・・・

土曜日 雨

曇りから強い雨が午後に降る。

朝からの男子シングルス準決勝残り二試合。

ナダル、デルポトロ戦はファースト壮烈な打ち合いでタイブレーク。デルポトロが取り、セカンドに入るとナダルが左ひざを気にし出して、テーピングをしてもらいコートに立つも、ファーストのようには動けなくなりセカンド26で落すと、棄権した。

次の錦織圭とジョコビッチ戦、36 46 26と良いところの見せ場もなくストレートで負けていた。なんでなんで、どうしどうしてと思う間に負けていた。データーを解析する専任コーチを雇ったというジョコビッチ、その辺も影響しているのだろうか、なにせミスが多いのでこれでは勝てるはずはないと感じた。

明日は大坂なおみとセレナの決勝戦が行われる。セレナもデーターを駆使して、なおみの弱点を研究していることだろう。あんかんとしていれば思うつぼになるかもしれない。

だけど、失うものは何もないのが大坂なおみの強みだ。キーズ戦のように戦えが、セレナをおたおた慌てるに違いない。

・スキアボーネ引退「新しい夢」

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全米オープン準決勝 大坂なおみ宿敵キーズをほうむる6264

金曜日 曇り 雨 雨 風強し

九州から北海道まで日本列島は天災に包まれた。台風シーズンは終わっていない。

全米オープン女子の準決勝戦を朝からwowowで観戦。

最初に行われたのはセレナとセバストバ(18位ラトビア)。ファースト出だしセバストバは2ゲーム先行したが、それからはセレナの一方的な内容で終わってみれば6360でセレナが圧勝していた。

10時頃から始まったもう一つの準決勝戦は大阪なおみとアメリカのキーズ。キーズは昨年この大会でステーブンスンと決勝を争い、ステーイブンスンが打ち勝ち優勝していた。今回そのステーイブンスンを破ったのはセレナに敗れたセバストバ。昨年はセレナは出産で欠場していた。

・ファーストキーズのサービスから始まる。

・4ゲーム目21でなおみのサービス、ラブフォーテイからジュースに持ち込みようやくキープ。キーズはショックだったに違いない。ブレークしておれば31でキーズの流れになったはず。22。

・5ゲーム目キーズのサービス。動揺している15 40からブレーク。23、キープして24。

・7ゲーム目ラブでブレーク25

・8ゲーム目なおみサービス、ラブ30からストロークで打ち勝ちキープして62で思わぬスコアでなおみファーストものにする。なおみのサービスとストロークが安定している。とくにストロークで打ち負けていなかったのが大きな進歩。

赤銅色になおみの腕から肩にかけて汗で光っている。マイアミの炎天下で練習しているから暑さは問題ないという。

セカンド、いきなり1ゲーム目相手のサービスブレーク。

・2ゲーム目長い長いジュースをキープして20。これで勝敗は見えたに思えたが、キーズはサービス、ストロークに本来の姿を取り戻したかのように、サービスをキープしてなおみに襲いかかってきた。

・3ゲーム目キーズはラブサーテイからキープこれは大きい。落とせばほぼ終わっていた。21。なおみラブでキープ31。キーズラブでキープ32。なおみキープ42。43。なおみ何とかキープ53。キーズラブでキープ54。

そして大阪なおみのサービスアンド勝利のセットが訪れていた。0015 1515 3015 4015、いよいよマッチポイントのサービス、相手の正面に打ち込んだサービス、返せずゲームセットを迎えていた。

日本人女性として初のグランドスラム決勝の舞台へと駆け上っていた。相手はセレナ、出産後まもなくの試合で、なおみはセレナを一蹴していた。

セレナに眠れない時間が流れることになるだろう。アラフォーに近い選手、引退の印籠を渡してあげるのは大阪なおみしかあるまい。

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全米オープン 錦織圭と大阪なおみ準決勝へ

木曜日 曇り

早朝というべきか深夜、北海道で震度7の地震が発生して、甚大な被害がテレビで見るも新しく発表されている。台風の被害でなく地震というので錯乱していた。

準々決勝の相手はチリッチだった。4年前の全米の決勝戦を忘れることはない。戦歴のぶが良かった圭、優勝してくれるだろうと、息をのんでテレビの前に座っていた。ところがストレートでいいとこなしで敗退して、日本中がシュンとしていた。

そのリベンジの時がようやく訪れていた。深夜1時から始まって圭は2試合目と分かり4時に目覚ましをかけて寝た。しぜんと4時少し前に目が覚めてテレビに行くと、ファーストを落してセカンド54圭のサービスアンドセットを迎えていてセット11となっていた。64 75と圭が取るも4セット目はチリッチ、ここでも勝敗は5セット目となっていた。圭がワンブレークで進むも、チリッチは一瞬のすきを付44と振出しにもとる。54 55 65でチリッチのサービス、有利なサービスなのにチリッチには後がなく、ナーバスになっていてブレークされ圭が勝利して準決勝に進んだ。相手はジョコビッチ。

大坂なおみ試合は圭の前に行われていて、録画を見るとなおみはストレートでウクライナのツレンコに余裕の勝利を上げていた。準決勝の相手はキーズ。2年前の全米3回戦で対戦して九分九厘勝利していた試合を落していた。あの時の涙は悔し涙を超越していたに違いない。リベンジを期待して見守ろう。

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全米オープンベスト4 半分決まる

水曜日 晴れ

台風21号関西地方に津波のような爪痕を残して去って行った。今からが台風シーズン本番、こわいこわい。

フェデラーが負けていたのには正直びっくりした。録画を見ていたがフェデラーの勝利間違いなし、おもしろくないと切り替えていた。相手はオーストラリアベテラン29歳のミルマン。ランキング55位だ。彼は諦めずに粘り強い選手だとは、どこかで見たことはある。猛暑の全米では不思議ではない出来事かもしれない。

ナダルとティエームの試合を見ていた。ファーストベーグルで取ったのには、これもまた驚いた。ティエムの勝利間違いなし、いや待てよ、まだ始まったばかり、ナダルがとらぶっていなければそんなに簡単ではないはず。やはり簡単にはいかなかった。

4時間49分の気の遠くなる試合が待ち構えていたのだった。2,3セットナダルが64 75と取り流れはナダルになったとぼくは諦め半分で見ていた。が、4セットむつれたゲームタイブレークでティエムが取りファイナルセットに持ち込まれていた。ここでもどちらも譲らずタイブレークへと雌雄のときを迎えていた。

タイブレーク、どちらにもチャンスはあったが65でティエムのサービス、勝敗をわける大事なポイント、ナダルはほぼ決まったかと思えたボールを必死で走り、コートのはずれの外から何とかロビングを上げた。微妙なロブ、決めて66かと観衆は期待したに違いない。しかしテイエムはミスショットをして観衆を沸かせ続けた試合についに終止符が打たれるシーンがおとずれていた。ナダルは茫然自失のティエムにネットをのり越えて近寄り、肩を抱合って言葉を交わしていた。

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全米オープンベスト8出揃う 錦織、大阪もその中にいる

火曜日 曇り

台風21号は大阪方面から上陸して能登半島から日本海に抜けるようだ。大阪空港では滑走路に水が溜まり、ある駐車場では車がおもちゃの車のように腹を見せて道路み散乱しているのは初めて見た。明日になればもっと被害が報道される。

ぼくはテレビの前のソファーで仮眠していると1時になったよと言う、声に起き上がりテレビを入れると圭はファーストを取りセカンドに入っていた。コールシュライバーの利き腕はポパイのように太いのだと今日見入った。が、片手バックハンドの彼のバックを圭は攻め続けて、予想通り優位に試合を進めていた。寝ぶりかぶって最後まで朦朧と見ていたが、ストレートで勝利して2年ぶりのベスト8だそうだ。

もう寝る気持ちはなかった。あとの試合、大阪なおみを待っていた。サバレンカ(ベラルーシ)はキン肉マンのストーサーを一回り大きくして肩がいかつくようにがっちりとして、危険な選手だと思わせた。クギトバを破って来ていたのだ。

ファースト、なおみはサービスとストロークで相手をたじろかせたのか、相手の強烈なサービスストロークは単発でミスが多く63でいとも簡単に思わせるように取っていた。勝利をぐっと引きつけたと感じていたが、サバレンカもさるものセカンドになると、立場は完全に逆転していたのだ。こわかった、まさにびっくり、なおみのわるいパターンになってしまっていたというより、相手のサービストとショットが面白いように決まりだし、なおみは唖然とした表情を見せていた。26。ファイナルへと突入11からブレーされ12となるもすぐにブレークを返して22 32で相手のサービス、ラブフォーテイのブレークチャンスを逸して33。明暗を分けるかと思ったが43 44 54で相手のサービス、ここでもラブフォーテイ、スリーマッチポイントを取るも又もジュースとばん回される。二回目のジュースで相手のセカンドサービスを強打してネットさせADレシーバー、そこで何とサバレンカはダブルフォールトをして決着がついた。

大阪なおみの苦しい試合だったが、どちらが勝ってもおかしくなかったがなおみの執念が勝利に結びついたのだ。勝てそうで勝てない、取れそうで取れないポイント、今までで一番うれしいと言っていたが、さもありなんと思させる内容で、必死で涙をこらえる大坂なおみが、すがすがしかった。

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