月曜日
昨日は休会しているクラブへ顔を出した。2月から入会しようと考えていたのだが、同じ肩を手術した仲間と会って話をしているうちに、まだちょっと早いなかなという気持ちになっていた。
考えれば、右でのサービスもまだ心もとないし、左足首も痛くなっていたので弱気になっていた。コートを潰しての住宅建設もほぼ完成したのを目のあたりにして、開放感がなくなり、圧迫を感じさせていた。2月という極間の寒さの季節をあえて選ぶ必要のないだろう。
4月の九州毎日テニス選手権、出るにしても3月に入会すれば、それで十分なはずだなどと考えている自分がいた。
今日も橋げたの壁打ちに昼から出かける。1時間練習して、白川の川岸を30分ほど歩いて、温泉へと行く。
昨夜の全豪、なだるとメドベージェフの決勝戦は5時間25分の気の遠くなるような、大接戦を展開した。
メドベージェフ、セット20とリードした時はメドベージェフの優勝は間違いなさそうに思えていた。年齢、体力から考えて、ビッグスリーの時代はここで終焉するのだとそんな予感さえしていた。ナダルが1セット取って21となってから、ナダルの態度の変わってくるのが感じられた。
セット22になると、混とんとする中、ナダルの勢いが増してきたのが気になっていた。
2セットまではナダルのサーブの威力は感じなかったのに、終盤になるにつれて、サーブ、ショットの威力が増した感じなのに、メドベージェフは変わらずか少し衰えミスが出ていた。
ファイナル、ナダルは先にブレークして優位に試合を進めて54とサービスアンドチャンピオンセッを迎えていた。サービスで優勝というサービスはナダルでもプレッシャーがあった。こういう時に粘りず良いメドベージェフは何とかブレークして55と振り出しに戻っていた。
ここに至ってメドベージェフ優位になったと思った。サービスをキープして65、と相手にプレッシャーを与えればナダルは先ほどのてつを踏む可能性高い。ダメでもターブレークで頑張れるそんな算段だったに違いない。
ところがまさかの大事な場面で、ナダルの迫力に落としてしまう。65とするはずが56となってしまったのだ。
ナダル、同じ轍を踏むことはなかった。思い切りの良いサービスを叩きこんで、付け入るスキを見せず気が付けば40ラブとなっていた。勝利の瞬間、いつものように」コートに大の字になって喜びを爆発させるかと思いきゃ、意外と冷静に対応していた。苦虫を嚙み潰したような顔に、白い歯が光っていた。
放心した顔付でベンチに座るメドベージェフ、ナダルも少し、相手の気持ちをおもいやっていたのかもしれない。