土曜日
昨夜から今朝にかけて、ツアーファイナルズの決勝トーナメントをかけての最後の2試合が行われた。
マレーVSワウリンカ戦、マレー余裕の勝利で3戦全勝で勝ち上がる。その時点で錦織圭のトーナメント行きは決まっていたらしい。その結果を踏まえて今朝方錦織圭vsチリッチ戦が行われた。
戦わずしてセミファイナルが決まってしまった錦織は肩の荷が下りたかのように、一回戦のバブリンカ戦のようにかろやかに自分のテニスでチリッチをほんろうして63で取っていた。この調子で行けばセカンド終わるかもと安心して見ていると、様子がおかしくなり始めた。
セカンドにいると宿敵チリッチはいつのまにか牙をむきはじめていたのだ。それにきずいたときにチリッチはトップギアにいれて、ミスはなくなり壁打ちのように返球しだして、圭は焦り必要以上に強打に頼りだしてミスを重ねはじめた。
流れは完全にチリッチの掌中あって、圭が頑張ればそれ以上にチリッチも頑張るのだ。こいつには負けられないと言わんばかりに。マレーやワウリンカ戦のときと意気込みがどこか違っている。全米の決勝戦のようにサービスも決まりだして、ばん回しょうと試みたファイナルも流れを引き戻すことは出来なかったようだ。
家の外はいつのまにか豪雨となっており、雷が鳴りテレビのBSは映らなくなっていた。豪雨はなかなか収まらず、テレビ画面は真っ黒のまま、気持ちは焦りチャンネルをいじるも変化なし、ようやく映像が見えるとチリッチが手を上げて観衆に応えていた。
今夜はセミファイのマレーvsラオニッチ、明日の早朝、錦織vsジョコビッチ戦が行われる。
若手の時代を迎える象徴的な試合になる予感がする。圭よ、チリッチのうさをぜひ晴らしてほしい。攻めて攻めて攻めまくれ!
・錦織 逆転負けも4強へ
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