ロペス圭にリベンジしてマレーに敗退、 残念

金曜日晴れ

今日も暖かい、陽気に誘れてコートは午前中からにぎわっていた。シングルスワンセット、ダブルス3セットにストローク等今日も一日たんのうする。

BNPパリバ・オープン、錦織圭を撃破したロペスはマレーに36 46と短時間で敗退していた。圭とマレーの対戦を見られないのは返す返すも残念。昨年末のワールド・ツアー・ファイナルで圭は勝星のなかったマレーに快勝したのを思いだす。

◆マレーが英男子歴代最多通算497勝目で4強入り、BNPパリバ・オープン
◆ダブルス最強ペア コンビ解消
◆錦織、ボールに負けた…「重く感じ、変なバウンドをする」/テニス
◆尚子さんも代表選考に理事会で異議 陸連の「異論無し」説明と食い違う

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Fw: Re:

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空中のサーカス団 〜孤独な人形師〜

あの日、星が綺麗で僕は近所の必死に手を伸ばしていたのを覚えている。
幼かった僕の一番空に近い場所といえば、すべり台ぐらいしかなかった。
夏とはいえ、少し肌寒くて、空気が驚くほど澄んでいた。
気づくと、遠くの方から軽快な音楽が聞こえてきた。
この世のものとは思えない美しい音色と、陽気な雰囲気。
「レディースエーンドジェントルメーン!」
そんな明るい声が聞こえたと思うと、目の前に10代後半くらいの少年がヘンテコな帽子を被って立っていた。
「そこのチビ、ひとりなの?」
「おにぃちゃん、誰?」
「私かい?私は道化師フリーズ!空中の大サーカス『エア』の支配人さ!」
少年は遠くの三日月にお行儀よく、ちょこりと座った。
「おにぃちゃんは、ひとり?」
「ん?」
「ひとり?」
道化師のフリーズは初めて、道化の顔をやめて目を丸くした。
「何が、いいたいんだい?」
「僕が、独りぼっちだから」
その時の僕は毎晩喧嘩をする両親を見たくなくて、深夜1人家を抜け出していた。
星空だけが僕の支えだった。
「俺が独りかって?」
フリーズは僕の頭を乱暴にガシガシと掻き回した。
「大切な仲間が、いるんだ」
顔をあげた僕の目に映り込んだのは、満点の星空を見上げる美しい道化の顔だった。
***
喧しい目覚ましに不快感を覚えながら、布団から体を起こすと硬い何かが頭に当たった。
「いたっ…」
2段ベッドの天井で頭をぶつけたようだ。
「おーい、大丈夫かぁ?」
相棒のナイフ遣いスピアーが上のベッドから顔をのぞかせていった。
「なら、早く2段目を寄越せ」
「あぁ?やらねぇよ」
と、今度はゆっくりとベッドから出てきた僕の頭をパシンっと叩いた。
「顔洗いにいくぞ」
「うん」
ベッドの下から、革で出来た靴を引っ張り出して履いた。
外はいつものように明るい。のに、星がはっきりと見えた。
そんな朝の星空は、当たり前過ぎて目の端に映るだけだ。
昔のように焦がれたりしない。
もう、綺麗だとも思わない。
当然、お湯なんてない。冷たい水を頭から浴びて、長い前髪を掻きあげる。その髪を固めて、爪に装飾を施した。
キツめにサラシを巻いて、固めた髪に真っ赤なピンをバッテンにして留める。
鏡で己の姿を確認して、口元を指で釣り上げた。
「笑顔」
毎朝行っていることだ、何があっても笑っていなければ。大道芸を行うものとして、一番大切なことだ。
服装はいつもの練習着。顔にペイントをして、顔だけ本番。
朝礼。広場に皆が集まった。
「ロン、なんか格好ひどいぞ」
「いいんだ、いつものことだろ」
スピアーが僕を指さしていった。
「練習着に本番メイクって、なんか手抜きな感じだな」
「失礼な。本番メイクの練習だ」
「なんだそれ」
壇上で話をしていたフリーズがやって来ていった。
そのまま僕の髪を撫で回した。
「ボサボサ…」
「やったげる」
フリーズは手櫛で僕の髪を整え始めた。白くて細い指が素早く動く。
「一回しかやらないから、覚えろよ」
フリーズは優しくて、男の僕でも見蕩れるほどに美麗な顔立ちをしている。しかし、フリーズの顔には大きな手術の跡が残っていて、少し勿体無い。
あの日、フリーズは僕をこのサーカス団『エア』に連れてきた。
僕より頭一個ぶん高いフリーズを下から見上げる。
いつも笑っているフリーズの目は乾いている。冷たく濁っている。
今も。
「出来た。見てみ?」
「…すげ」
僕が見違えるほどの出来だった。あまりにも顔が出ていたので一瞬自分の顔が分からなかった。
「折角整った顔してんだからさ、もっと出しなよ」
「は、はい」
美人過ぎるフリーズにそんなこと言われても、逆に重い。
「似合っているよ、ロン」
「別人だね、ロン」
双子が僕の腰につかまり、交互に言った。
「…フェイク、フェイント。ありがとう」
二人はジャグリングをやる。時が止まったような、美しい演技をするのだ。
「ロン、こっち向いて」
「?はい」
「動かないでね」
と、フリーズは僕の髪に何かを差し込んだ。
「それ、あげる」
僕は頭に手を伸ばして、それに触れた。
星の飾りがついたピンだった。
フリーズがいつも身につけているものだ。
「これ、大切なものなんじゃ…」
「お守り」
フリーズはそれだけいうと、その場を離れていった。
***
あの夜、フリーズは優しく僕を持ち上げて抱きしめた。
寂しかったねって、僕を抱きしめた。
その時の僕はよく自分の気持ちが分からなかった。
ただ、僕を抱きしめながら泣くフリーズを見てやっと自覚したんだと思う。
そして、フリーズは言った。
「チビ、君の一番大事だと思うものはなんだい?」
僕と顔を合わせるようにしゃがんで、全てを見透かすように目をのぞき込んだ。
「お星様、綺麗なお星様が好き」
「いま、一番欲しいものは?」
「もの、じゃないんだけど…友だちがほしい」
フリーズは何を感じたのか優しく笑うと、強引に僕の頭を撫でた。
「おいで」
僕に手をのばしたフリーズは、また僕を優しく抱きしめた。
その瞬間から、空に浮かぶ星が「綺麗」だと思えなくなった。

「ろんー、ろーん!」
「え…?」
「どーした、ろんー。ぼーっとしてるぞー」
「え、あ、ウォーター。ごめん…」
水で出来た人形・ウォーターが、ペチペチと僕の顔を叩いた。
「しゅーちゅーしろーっ」
「ごめん、ごめん」
水が頬を滴るのを感じながら、銀色の細い指揮棒を握り直した。
「さあ、やろうか」
『おーー!』
ウォーター以外の人形達も声をあげた。
ファイア・アイス・ツリー・サンダー・リーフ・ライト・シルバー・ウェーブ。
人形達の顔を一体ずつ見て、腕を高らかに振り上げた。
同時に音楽が流れ出す。
その音楽に合わせて、人形達が踊り、音はどんどん大きくなる。
輪になった人形達の中からツリーという、木で出来た人形が歩き出した。
想像、集中。
笛の音と、太鼓のリズム。
聴け、音をよく聴け。
想像、集中、想像、集中。
指揮棒を天井につくかつかないかのギリギリのラインに投げる。
すると指揮棒だったものは、銀の美しい笛となって手元に戻ってきた。
シルバーが列に戻るのを見て、その笛を口に当てる。
音楽に違うテンポが加わり、人形達が違う隊列へと動き始める。
ツリーはその隊列には加わわらず、その場でクルクルと舞った。
ツリーが動くたんびに光の粒のようなものが散る。
集中…っ、今っ!
ツリーの動きがぴたりと止まったと思うと、ツリーの姿が見る見るうちに変わっていった。腕や足が伸びていき、大きな木製のメリーゴーランドを型どった。
で、できた!
と、一時の歓喜を押し殺して次の作業へ集中力を高める。
まだだ、もう少し…
口に当てていた笛を胸の前でバトンのように、廻した。
すると、シルバーがまた長い腕を笛に伸ばしはじめた。
笛は再び形を変え、5本のナイフに変わった。
そのナイフを正確にメリーゴーランドの方に素早く投げる。ここで外したら終わりだ。
ナイフ一本一本に人形達が集まっていくように…、全てを絡めながら。
ファイア・アイス・サンダー・リーフ・ライト・ウェーブが手を伸ばせれば…っ!。
「ロン!!」
「え?」
メリーゴーランドの方に投げたはずのナイフが僕に向かって飛んでくる。
ナイフの暴走!?
ナイフが僕に当たる寸前、大きな影が僕に被さった。
その影にナイフが突き刺さる感覚、振動が体にそのまま伝わってきた。
「フリーズ!フリーズがっ」
その影は、昔僕を守ってくれたフリーズだった。命の恩人のフリーズだった。
「ロン!何があった!
「スピアー!フリーズが、フリーズがっ…」
スピアー達が駆けつけた頃には、フリーズもうぐったりしていて、もうどうしたらいいのか分からなかった。
フリーズの血を浴びて、手足がガタガタ震える。指先すら十分に動かなくなってしまった。フリーズから止めどなく流れ出る血。その血で小さな溜まりが出来てきた。
僕は…なんてことを。僕は、僕は僕は僕は。
「ロン、落ち着け。人形達が不安がる」
「…あ」
そうだ、僕が不安定になると人形達も不安になってしまう。僕と人形達は感情だけで繋がっている。それが不安定になると、繋がりがぶれるのだ。
「そう、落ち着いて。とりあえずナイフを指揮棒に戻せ。このままじゃ出血が酷くなる」
「う、うん」
シルバーがまたトコトコと歩でて、僕の顔をのぞき込んだ。
「ろん?へいき?」
「うん、シルバー。もう少し、頑張ってね」
シルバーが目を閉じるとフリーズの肩や、腰、脇腹に刺さったナイフは細い元の指揮棒へと戻っていた。
医療士の「メス」が丁寧に傷口からそれを抜き、止血した。
「フリーズを医療室に運ぶの誰か手伝ってくれるか?」
では、と「スプレー」が手を上げ、華奢なフリーズの体を抱えて退場した。
「ごめんなさい…っ」
スピアーに慰めながら、僕は泣き続けた。

次の日の朝礼、フリーズは姿を現さなかった。
当たり前だ、3ヶ所もナイフが深く刺さったんだ。
メスが言うには、命に別状はないとのこと。でも、道化の仕事は当分出来ないだろう。と。
フリーズは道化の仕事がとても好きだった。真っ白な仮面を被って、沢山の人々を笑わせていられるのは幸せだと言っていた。
とんでもないことをしてしまった。その日、僕は練習を休んだ。
人形達の姿も見えない。
「ロン」
練習着のスピアーが僕のベッドに座って、そっと耳打ちした。
「今、メスが出張に出てる。フリーズに会うなら今だぞ」
「え」
珍しくスピアーが真顔だった。
「行ってこいよ」

スピアーに言われて、何を話せばいいのかも分からずにフリーズの病室の前に立っていた。
そんな大きな病棟ではない、プレハブのような物で粗末だ。
白い扉をトントンと叩き、ゆっくり内側に開いた。
「フリーズ…?」
フリーズは星の光が差し込む窓側、人形のように眠っていた。ベッドの周りには僕の人形達が集まっていた。
フリーズの寝顔は死んでいると言われれば信じてしまいそうなくらい、白く脆く消えてしまいそうだった。
「ロン」
フリーズが目を開いた。
「ロン、大丈夫?」
最初、何を言っているのか分からなかった。どうやら、僕に怪我はないか?と聞いているようだった。
自分がそんなナリになってしまっているというのに、どこまでも僕の心配をする。
冷たい顔立ちをしているくせに、人一倍優しくて温かい。
「フリーズ、ごめんなさい」
ベッドの横の古い椅子に座って、僕は言った。
「いいよ、俺なんて」
と、フリーズは儚げに笑った。
やっぱりフリーズはお人好しで、自分の事なんて全く考えていない。後回し、後回しなのだ。
窓の縁側には、フリーズの仮面とピンが置いてあった。
「エン、おいで」
フリーズがベッドの横をポンポンと叩いた。
その指定された場所にちょこんと座ると、フリーズは僕の頭を雑に撫で回した。
「ぅ…」
「ぁはは、エンはちっちゃいなぁ」
「ん?」
「初めてあった時と変わってない」
そんなにちっちゃいかな。
ちょっと気にしてなのに。
と、フリーズは徐ろに僕を抱きしめた。
初めて会ったあの夜のように優しく、大切なものを守るように。
「フリーズ…?」
「エン。エンに俺の仮面あげる」
「え?大事な商売道具でしょう?」
「んー…、そうなんだけど、もういいや」
「それ、どういうこと?」
フリーズは僕の質問に答えず、また頭を雑に撫で回した。
僕が最後に見たフリーズの顔は、幼く、年相応な心からの笑顔だった。

フリーズが姿を消して5年。
5年前のあの日、フリーズが初めて笑ったあの日の翌日、フリーズは姿を消した。
フリーズの病室には1枚のメモ。
『次期空中サーカス団・エアの支配人を人形師に任せる』
5年前、エアにいた人形師は僕だけだった。
「これでよかったのかな…」
「エン!出番だぜっ」
「すぐ行く!」
鏡の前で己を映し、口元を指で釣り上げる。
笑顔。
支配人のへんてこな帽子を被って、仮面を付ける。
「よし…っ」
舞台裏で、新人道化師の「レイン」の頭を撫でて、ライトアップされた舞台に上がる。
未だに慣れない歓声を全身に浴びながら、僕は笑顔で声を張り上げる。
「レディースエーンドジェントルメーン!」
フリーズに教えてもらった髪型、フリーズに貰った髪飾り、フリーズの仮面とフリーズに付けてもらった名前。
愛称は「エン」
本当の名前は誰も知らない。知っているのは僕とフリーズだけ。
孤独な人形師と冷笑する道化師の小さな世界。
頭上で起きるちょっとした出来事。
空中の物語。

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パリバオープン 錦織、連勝中の選手にまたも

木曜日 今日も慈雨雨 曇り

9時からシニア団体戦の要請があっていたが中止の連絡がきていた。朝方の土砂降りも10時にはおさまって雲は垂れ込めていたが雨は止みそうな気配があった。止んだとしても人口芝はジタジタだ、クラブに電話して尋ねると11時半のレッスンOKですという。定期以外のレッスン受けるのは久しぶり、雨上がりのビジターは、まんぱいと決め込んでいたので運がよかった。と思った。

早めの昼食をかっ込み滑り込みセーフ、ハウスは誰もいなく屋内コートはまばらなレッスン生たち。準備運動が終わり指定されたAコートで待つとコーチがやってきてぼく一人だという。こういう経験は過去に一度だけ。
レッスンの希望を尋ねたので最後の30分ほどはシングルスをお願いする。

出だしはぼくが先行してた。ボールをひらいに行くと受付嬢が目の前を通る。ぼくが勝ったらコーチ交代していいね。いやだめです、負けて下さいと彼女はにゃっと笑みをこぼして歩き去った。それでぼくは負けることにした。いやはや、うれしがらせて泣かせて消えたコーチでした。充実した90分間の練習でした。

BNPパリバオープン、錦織圭はまさかのロペスにやられていた。46 67(2)。メキシコ500の大会、決初戦で2連勝中のフェレールに敗れた時のことを思いだしていた。ロペスにも連勝中であったという。リベンジと言わんばかりに果敢に攻めてくるロペスがいた。受けて立つ、勝って当たり前の錦織に心の隙があったとは思わない。

ロペスのバックにボールを集めればスライスがメインのロペスは根負けして、じょじょにくたばっていくだろうと思い描いていた。だしかに最初はそんな具合にゲームは進んでいたが、期待したミスはなかった。スライスでねばり強くつないで、チャンスがあればネットに出た。サービスの良くてエースを量産していた。
ぎゃくにあせる錦織に思わぬミスあったりした。セカンドはワンダウンの14からブレークして34 44と平衡カウント、そしてタイブレーク、だが錦織にいいところはなくロペスの気迫に押されて27で落とし敗れた。

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カテゴリー: 日記 | 投稿者ていちゃん 22:44 | コメントをどうぞ

BNPパリバオープン男子 佳境に入る

水曜日雨 雨 曇り
一雨ごとに植物が勢いづいている、ゴロゴロ雷が聞こえた気がした。垣根の赤目も新芽を膨らませて春を待っている。
まりちゃんが遊びに来たけど、どこににも連れて行けず、二階でおもちゃにうずもれてひとりで遊ぶこと多し。

3時ごろ空が明るくなっているのに気がついた。雨が止んでいる、サービスの練習少しだけと出かけるに誰も来ていなかった。3番コートにはいると人の気配、H氏だった。しばらく練習してワンセットお願いしたが26で負ける。

BNPパリバオープン男子 、錦織圭は4回戦ベスト8を掛けて明日の早朝、スペインのロペスと対戦する。

BNPパリバオープン男子ドロー

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(ボランテイア)

カテゴリー: 日記 | 投稿者ていちゃん 21:19 | コメントをどうぞ

誰にも負けそうもない圭がいた

火曜日晴れ 晴れ

春を通りこした暑さが感じられた。いつもの厚着をしていたが「北風と太陽」のように次々と脱ぎ捨てお荷物になって行った。
たくまのコートで2時間基礎練習をして、ホームコートへ。サービスの練習をしばらくして早めに帰る、まりちゃんがきているころだ。

BNPパリバ・オープン男子、3回戦で錦織圭選手は宿敵ともいえるベルダスコ(スペイン31歳)に67 61 64で振り切った。ファーストはブレークされたりしたりで、お互い手の内を探りながら接戦でタイブレーク、圭が54とリードしたときは逃げ切るかと思いきや自分のサービス2本落として万事休した。セカンドは圭の一方的な内容で50そして61でものにする。3セット目、圭はいきなりブレークして優位に立ちゲームを支配、サービングセット54に持ち込み、大事な緊張するゲームが訪れていた。2本ダブルフォールトしてまさかの1540、55を覚悟をして観ていたが、ジュースに持ち込むとそのまま押し切った。そこには自信に満ちた圭がいた。

6年前の2009年今思えばベルダスコ25歳の全盛時代だったと言えよう。全豪セミファイナルで同胞のナダルと死闘を繰り広げたのは今でも脳裡にある。躍動感あふれるパワフルなテニスはグランドスラムも掌中に収めるかと思えしがかなわなかった。その頃のベルダスコに圭は2敗していたのではと推測する。








 


カテゴリー: 日記 | 投稿者ていちゃん 22:08 | コメントをどうぞ

今日も前回と同じようなパターン

月曜日曇り 曇り

昼から雨予報に朝からコートへ出かけるとKさんの車がある。肩を痛めているのに来ている、宮崎の大会、週末に迫っているので焦りもあるかもしれない。
4人集まって3番コートで練習していると、Nさんが壁打ちの前でウオーミングアップしているのが視野にはいった。まわりには練習相手は見当たらない、このチャンスを逃すわけにはいかないと試合をお願いする。

2回目の今日も前回と同じようなパターンで終えていた。前半は24でリードされてこのまま行きそうな気配に力の差を噛みしめていたが、そこからばん回して44 そして54と初めてリードしてぼくのサービスとなっていた。

前回も45までこぎつけぼくのサービスが回って来たのに落として負けていた。今日はキープすれば勝てると処まで来ていた。そして4015と優位に立ち、行けそうに思えたのにジュースに持ち込まれ、そこでも何度も繰り返して、チャンスもあったのにおとして55、あと一歩の千里、もう頑張る気力は失せていた。57で負ける。

その後サービスとリターンの練習をしばらくして練習を終えた。

もう12時は大きく回っていた。しばらく休んで昼からのレッスン90分を受けて万歩計を見ると2万歩近くになっていた。やりすぎに思えたが、疲れはそれほど感じなかった。

◆ワウリンカ まさかの初戦敗退
◆防衛官僚出身、安倍官邸の元参謀役が首相の無知を批判! 集団的自衛権はコスパが悪い
◆マドンナ 19歳でレイプされた過去を語る「誰でも信用してた」

カテゴリー: 日記 | 投稿者ていちゃん 21:50 | 1件のコメント

雑草の中に咲く新しい春に気がついていた

日曜日雨 曇り 曇り

午前中は暖かい雨が降り続いていた。春がそこまで来ているんだと感じながら、今日は完全に諦めてテレビを見入っていた。

NHK杯囲碁トーナメントは決勝戦が行われていた。伊田篤史(20)vs一力 遼(17)、まさに若手同士の対戦に興味深々で楽しみにしていた。

録画していたのでのど自慢が終わってチャンネルを切り替えると中盤戦、右上で手数の割にはようやく二眼をつくっていた集団がきになった。その影響か碁盤を見渡すと伊田の黒地が多く感じた。伊田がそのまま優勢を保ち寄せで一力が何とかついて行ってばん回を狙ったが最後には力尽きた。
伊田篤史、二十歳でNHK杯初登場そして最年少優勝を成し遂げた。

囲碁が終わると窓の外は明るく外に出て見ると十分テニスができる。早速用意して出かけた。壁打ち一時間、ダブルス1セット楽しむ。

◆錦織 ストレート発進!今季初マスターズ大会で順当勝ち
◆後藤健二さんら人質の「通訳」、「わたしにも責任の一端ある」

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あるとき私はとあるバスに乗った。
仕事は昨日やめた。家族ももういない。
深夜の誰も乗っていないバスに永遠と乗っていられたら幸せだなと思った。
後払いのバスだ、行けるところまで行こう。
一番後ろの席の窓際に頬ずえをついて目を瞑った。
すると、バスはゆっくりと走り出した。

起きたら、バスは止まっていた。
もう、次のバス停についたようだ。うたた寝をしていて気づかなかった。
少し目を擦りながら、開く扉を眺めた。
乗ってきたのは、きちんとした身なりの女の子。
長い髪を綺麗に束ね、低いヒールとシンプルなスーツ。
格好を見ると、就職活動中の大学生か高校生くらいである。
女の子は沢山空いている席に見向きもせず、出口近くの手すりを握った。
バスは動き始めた。

少しして私はあることに気づいた。
女の子はとても清楚な色合いの花束を持っていることに。
色的に、お祝いというわけではなさそうである。
どちらかというと
『お見舞い』。
ふと、バスは長い桜並木に差し掛かった。
はて、桜の咲く季節だったかなと疑問に思ったが、咲いているのだからきっとそうなのだろう。
桜並木を歩く人々は皆笑顔で、晴れやかだった。晴れやかなのは服装もだ。
卒業式でもあったのか、泣いている初老の夫婦達とと輝かしい服装で身を包んだ若者たち。
桜に送られる卒業というのは、とてもメジャーでありながら、それとは裏腹に何か特別なものがあった。
別に自分が卒業するわけでもないのに、何を無駄なことを考えているのだろう。
桜並木を過ぎてすぐ、バスは止まった。
バス停の前にはとても大きな建物。
真っ白で窓がたくさんある。
病院だろうか、スロープや観葉植物が目に付く。
ああ、あの女の子はここに誰か大切な人がいるのだろう。
お母さんだろうか、お父さんだろうか。友人?恋人?
それはわからないが、大事でなければいいなと思った。
それは、図々しいだろうか。
バスは動き始めた。

バスは細い山道を登り始めた。
かろうじて二車線あるといった感じだ。
内心、事故でも起きるのではないかとハラハラしていた。
そんななかバスは止まった。
乗ってきたのは制服の女の子と、幼稚園くらいの男の子。兄弟だろうか。
女の子はセーラー服にゆるくリュックを背負い、男の子の手を握っていた。
男の子はそんな女の子の顔をたびたび見上げて、とても何かを気にしているかのようだった。
女の子と男の子は、運転席に近い横向きの席に並んで座った。
バスは動き始めた。

もうすぐ次のバス停というところで、鼻を啜る音がした。
女の子は必死に堪えているように見えたが、大きな目からはポロポロと涙が溢れていた。
男の子は女の子が何かに耐えていることに気づいていたのだろう。
溢れる涙をセーラー服の袖で強引に拭い、男の子の手を引いて、席から立ち上がった。
それと同時に、バスは止まった。
次のバス停についたようだ。
なんか、おかしい。
この白い建物、さっきもどこかで見た気がする。
あの兄弟が降りたバス停の前には白くて大きな建物が建っていた。
どこかで、いや、気のせいかもしれない。
そうだ、だって蝉の声が聴こえるのだから。
私は女の子が半袖だったことに気づかなかった。
バスは動き始めた。

バスはまた、山道を登り始めた。
だんだん道の造りも荒くなってきた、激しく揺れる。
私は酔わないように、目を瞑った。

目を開けると、私の前の席に女の子が座っていた。黄色い帽子とランドセル。
どうみても、小学生のようだった、
小学校に行くのにバスに乗らなければいけないのか、それも一人で乗っているのかと思うと、とてもしっかりした子なのだなと思った。
『〜小学校前ー…』
そんな、アナウンスとともに女の子は下車ボタンを押した。
まもなくしてバスは止まった。

降りた女の子を目で追いながら、バスは動き始めた。
見えなってしまうギリギリその女の子が、小さな唇を見えないように強く噛み締めていることに気づいた。
私の前に座っていたのに、私はバスが動いている間、気づくことが出来なかった。
バスが次のバス停に着くまで、私はそのことが頭から離れなかった。
あの小さな背中はなにを背負っているのかが、気になった。
いつしか、雨が降り始めていた。
バスは止まった。

本格的な雨が降る中、乗車する人がいた。
30代くらいの女性だ、小さな子供を抱えている。
雨の中大変だな、と率直に、無責任に考えた。
女性は、横向きの席に座った。
座ると、女性は安心したように長い息を吐いた。
そしてすぐに、子供の顔をのぞき込んで、優しく微笑んだ。
「ごめんね、もうすぐ着くからね」
果たして、どこに付くというのだろう。
女性は時折、激しく咳き込んだ。
どこか、悪くしているのだろうか。
顔色も青白く、健康とは世辞でも言えないような感じだった。
遂に、女性は幼い子供を横の椅子に置いて、蹲ってしまった。
不味いと思った私は声をかけた。
全く大丈夫じゃなさそうな人に
「大丈夫ですか」
と。無責任に声をかけた。
すると、女性は額に脂汗を浮かべながら言った。
「最後まで、ごめんね…」
その言葉と同時に、女性は消えた。
ふと、最初からなかったかのように。
前にもなかっただろうか、こんなことが。
そんな言葉を残して、目の前から居なくなった女性がいなかっただろうか。
私が、結論を急いでいるあいだに、バスは止まった。
静かに開くバスの扉。
開くと同時に、冷たい風がバス全体を包み込んだ。
降りると、そこは冬だった。
違う、私は最初からマフラーとコートを身につけていたではないか。
冬に決まっているのだ。
私は歩き始めた。
すると、小さな墓地に着いた。
ずっと私が避けていたところだ。
ここに来ると、全てが溢れだしそうになってしまうから。
全てが許されてしまう気がしたから。
ここに来るのは無責任だと思っていたから。
何もなせていない私が、会いに来てはいけないと思っていた。
でも、来てよかったのだろう。
いや、来るべきだったのだろう。
だから、ずっと待たせてしまっていたのだ。
過去を。待たせてしまっていたのだ。

私は一つのお墓の前でしゃがんだ。
随分来ていなかったから荒れ放題だ。
雑草や苔。
とりあえず私は大きな雑草だけ取り除いて、手を合わせた。
「ただいま。帰ってきたよ」
そんなこと言っても、声なんか帰ってくるはずもなく、それだけ言って立ち上がった。
でも、私は雑草の中に咲く新しい春に気がついていた。
もう何も見逃さないように、私は帰る。
「またね」
また。
その言葉にどれだけの価値があるかは知らないが、少なくともお墓の掃除くらいはしに来ようと思う。
そしてまた「またね」と、言うのだ。

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三寒四温?

土曜日雨 曇り 晴れ

三寒四温、今日は馬鹿暖かく衣類の調節に悩まされた一日だった。

10時過ぎのコートは土曜日と言うのに空いていた。ダブルス2セット、サービスの練習チョッピリすると満足していた。こんなことでいいのかな。

北陸新幹線が開業したとか、鉄道事業は世界に誇る産業になっている。英国にも輸出しているニュースを見たことがある。

◆錦織、クルム伊達のつくるおにぎりに感謝/テニス

◆体調不良の伊藤は前半の勝機逃す [BNPパリバ・オープン/男子テニス]

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トップテン ぎりぎりキープです

金曜日晴れ

ダブルス2試合楽しみ、ストロークとサービスストロークを終えるともう帰りたくなっていた。体は正直だ日頃の半分の時間で7千歩あまりだったが帰ることにした。

先日ランキングメールが届いていた。そっと開いてみるとまだトップテンをぎりぎりでキープしていた。4月には明け渡さなければならないだろうが、九州毎日の成績いかんで5月に戻れるかもしれない、そんな淡い期待を抱いている。

《ブログアーカイブ》
2008年03月27日 娘と孫の門出

・2009年 昭和の森1回戦敗退

◆17歳で死去したプロボクサー服部海斗さん…兄との最後の会話《熊本出身》








 


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Nさんとの初めてのシングルスは?

木曜日晴れ 曇り

11時頃コートへ行くと7番コートのベンチにまさかと思える人が座っている。近くづくとこちらを向いた、やっぱりそうだった。昼まで時間ができたのでと言う、早速昨日と同じ練習、ストロークからサービスからのストロークで小一時間すると12時近くなったので終わりにした。

5番コートでは気になる人が一人でサービスの練習をしていた。フェンス越しに「Nさん時間ありますか、良かったらシングルス教えてください」と声をかけてみた。彼女はにっこりえしゃくした。OKらしい。ぼくはさっそくポールを取りに行った。一度だけストロークの練習をしたことがあった。手ごたえを感じていた、シングルスをやればヤバイかもしれないと。

一度対戦してみたいと願っていたシングルスがようやく実現する。今日に限って彼女の練習仲間や旦那はいない。いつもはそんな人たちと練習に励んでいるので声をかけるチャンスは皆無だった。

ジュースありでお願いして本番通りの5分間の練習で試合を始めた。10 11 12 22 23 33 34 35 45 46で負けていた。アラフォーの若さ、実業団でやっていたらしく基本がしっかりしている。動きもいいしい配球もじっくり相手を観察している。バックにボールを集めるも、両手打ちが非常に安定して、つないだつもりのボールをストレートに打ち抜かれていたし、クロスへのアングルが厳しかった。

ぼくの調子はそんなに悪くはなかった。何とかついて33まで行って、これから頑張ろうの矢先2ゲームとられて35万事休すと思ったが、そこで相手のサービスを必至でブレークして45、ぼくのサービス、前回フォーテイラブでキープしていたので55を目指したが最初のサービスを簡単に落としておかしくなった。前回のサービスの内容はすっかり頭から抜けていた。そうこう考えていると集中力は散漫となってやられていた。

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カテゴリー: 仲間と | 投稿者ていちゃん 21:42 | コメントをどうぞ