2週目までの理想的な勝ち上がりを見てほとんど方が錦織圭の勝ちを期待したのではないでしょうか?
スタート直後のフェデラーのサービスゲームを素晴らしいリターンを含めたポイントでブレイクした時は、おっこれは行けるぞ!と思いました。
フェデラーは焦りからスイートスポットを外したストロークミスを重ねていました。
ネットプレイしも成功し6-4で1セットを取りました。
ここからフェデラーの猛反撃が始まりました。
サービス、ストロークなどすべてのショットが超攻撃的になってきました。
あっという間に6-1でフェデラーが2セットを取ります。
その後はフェデラーの展開。
錦織も懸命に食らいつくのですがフェデラーの出来が良すぎました。
そのフェデラーのテニスは全盛期と呼ばれた頃と変わらないテニス。
サービスの調子がいいと楽にサービスゲームをキープ。
レシーブゲームに集中しやすくなりプレッシャーわさらにたくさんかけてくる。
超攻撃テニスが戻ってきた感じでした。
興味深かったのがサービスのコース。
デュースサイトアドサイドもワイドのサービスを多用してました。
サービス後のショット、いわゆる3球目攻撃をしやすくなるサービス。
早めに相手をコートの外に追い出すテニスはさすがでした。
錦織圭が目指すべきテニスはこれですね。
幸いにも以前よりサービスは良くなってます。
2週目まで体力を温存して戦う事が出来てます。
あとはどこも傷めない頑丈な体。
もっともっとトレーニングして必ずグランドスラムのタイトルを取って欲しいです。
まだトップ選手とは少しだけ差があるようにも思いますが今大会で得た自信を残りのハードコート、カーペットコートシーズンにつなげて欲しいです。
サービスが良くなればレシーブが良くなる。
レシーブが良くなればサービスが良くなる。
これは試合の中で鍛えるしかないと思います。
いつまでも錦織圭を応援します!