月別アーカイブ: 2014年4月

ダブルスで重要なこと

先日の日曜日にダブルスをたくさんやりました。
全日本選手権のダブルスを4回優勝していますがそれは過去の話。
今さらながらコーチになってのダブルスについていろいろと気づいたことがありましたので、ここに箇条書きで記してみたいと思います。

①ダブルスでもパートナーを頼り過ぎない。

特に後衛から前衛にアタックした時、後衛はどんなボールでも取ると思う事が重要です。
パートナーに過度な期待をせずに、もしかしたらパートナーが取るのではないかと思い過ぎないように。
特にセンターの浮いた球には要注意です。

②サーブのコースをしっかり狙えるようにする。

しっかりとコースを狙う、コースを打ち分ける事が重要です。
特にデュースサイドでは相手(右利きの場合)のフォアに偏らないように!

③当たり前ですがボレーのグリップはコンチネンタルで。

ネット際のスローなボールを叩こうと思うばかり、気づいたらグリップが厚くなっていることが多かったです。
気を付けます。

④どんな時も攻めの気持ちで。

守りに入らず、ボレー、スマッシュを絡めたプレイでポイントが取れるように。
やはり攻撃力がないと勝てません。

⑤ミスしても堂々と。

相手に常にプレッシャーを与える意味でもミスしてもくさらず、堂々とプレイすることご重要です。
ブライアン兄弟のプレイを見ていつもそう思っています。

ダブルスもしくはミックスダブルスとなると余計にこれらのことは重要です。
日々精進ですね!

カテゴリー: 未分類 | 投稿者佐藤哲哉 09:42 | コメントをどうぞ

術後の経過そしてこの週末

この週末は大宮と取手にテニスの指導に行ってきました。
2日とも天気もよく気持ちよかったですね!

手術術1週間たち体調も落ち着いてきました。
レッスンは普通に行っています。
もちろんレッスンのみでランニングやお山には行ってないですよ(笑)

カテーテルアブレーションは手術後の痛みはほとんどないのです。
手術2日後には退院です。
これには今更ながらびっくりです。
ただ数日頭痛が続きこれはどうしたものかと思っていました。
おそらくデビスカップを見に行って人に酔ってしまったのかもしれません…
あっ、もちろんこの頭痛はもうおさまってますよ!

先週のこと、軽くラリーをしたら左足がつってしまいました…
ちょっと情けなかったですが流石にちょっと無理しちゃったかな?
あっ、もちろんこれも治りました(笑)
今後は水分補給気を付けないといけないですね。
今は先生に言われた通り毎日2リットルの水を飲んでます。
でも毎日2リットルってかなり厳しいんですが頑張ってます!

昨日の取手でのレッスンは3時間。
レッスン後3名の方達と食事をしました。
年齢的には私の両親もしくはそれ以上の人たち。
必然的に私の体調を含め健康のことが話題になりました。
その中で一番元気だったのが今年81歳になるお方。
今週は東京オープンの試合に出て秋の全日本を目指すようです。

元気な方からパワーをいただきました。
やはり健康が一番ですね!

よく考えたら(考えなくてもですが)この1年で3回も手術をしているのです。
じっくり焦らずにいきたいと思います!

カテゴリー: 未分類 | 投稿者佐藤哲哉 09:32 | コメントをどうぞ

各地のデビスカップ

昨日はテレビ観戦でした。
日本チーム、お疲れ様でした。
来年はまたワールドグループです!
ぜひホーム開催でまた素晴らしい試合を見せてください。
そして素晴らしい応援もうまく継続出来るといいですね!

その日本での戦いとは対称的に他の3試合は全てが最終試合にもつれ込む接戦でした。

トップ選手(ハース、コールシュライバー、メイヤー)を欠くドイツにまさかの0-2スタートだったフランスは逆転勝ち。

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最後はモンフィス。
何の根拠もない不安があったのですが踏ん張りましたね。

イギリス対イケメン軍団イタリアはフォニーニがマレーに勝ったのが大きく

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最後は

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セッピが勝ちイタリアが勝ちました。

マレー、なかなかエンジンかかりませんね…
クレーだったこともありますが、
レンドルとのコーチを解消しいろいろあるのかな?
まだ体調が完全でないのかもしれないですね。

そして一番意外だったスイス対カザフスタン。
ワブリンカのシングルスとフェデラー・ワブリンカのまさかの敗戦でピンチになったスイス。
最後はフェデラーがしめて

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冷や冷やの勝利でした。

いやあ、昨晩は早く寝ようと思いつつベッドでライブスコアとにらめっこでした。

選手のコンディションにもよりますがやはりスイスの優勝なのかな?

準決勝が楽しみですね!

カテゴリー: 未分類 | 投稿者佐藤哲哉 08:48 | コメントをどうぞ

デビスカップ、ベスト4ならず

昨日はデビスカップでは鍵となるダブルス。
ダブルスに勝たないと団体戦では勝ちは見えないと言われるダブルス。
やはり錦織圭のいないダブルスはきつかった、そんな印象でした。

チェコペアのステパネックとロソル。

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ダブルスでは世界のトッププレイヤーであるステパネックのプレイはさすがでした。
沈めるレシーブ、ハーフボレー、ポーチ全てがさすがです。
見習いたいプレイでした。

ロソルはそこまでダブルスは出来ないのではと思っていましたがそれは杞憂。
大柄な体にあった豪快なプレイ。
スピードのあるサービス、サービスより速いストローク、荒削りながらも将来が楽しみだなあなんて思っていたのですがもう28歳なのですね。
想像するに若い時はもっともっと荒削りで、少しずつ安定感を増してきたんだろうなと思いました。
フィジカルもしっかりしてますしこれからが楽しみですね。

対する日本ペア伊藤、内山。

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この二人の姿勢を見てわかりますが、伊藤竜巻くんはお尻が落ちてますね。
これでは足が前に出ないですね…

スコアは4-6.4-6.4-6と競り合っているように思いましたが実際はそれ以上に差が開いた感じがしました。

特に感じたのはサービスゲーム。
もっともっといろいろなフォーメーション(サーブ&ダッシュ、サーブ&ステイ、Iフォーメーション)を使い相手のレシーブを撹乱させる必要があったと思います。

マッチポイントでの伊藤竜馬くんのボレーミス(空振り…)に関しては一生語りがれそうな気が…

どちらにしろボレーする際にもっとも必要な細かなステップ、素早い面作りをもっともっと強化する必要がありますね!
でも彼はカナダ戦にはメンバーには選ばれてないのです。
その悔しさをバネにランキングを上げて今回単複フル出場してます。
これは讃えるべきですね!
絶対にまたランキングを100位以内に戻してくるでしょう。

昨日は天皇が観戦にいらっしゃいました。

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詳しくはわかりませんが天覧試合って初めてではないでしょうか?
なんだかすごく嬉しかったです!

今回の日本チームは一回戦のカナダのようにチーム状態はあまりよくありませんでした。
それでもダニエル太郎という新しい選手が加わりチームに厚みが出来たのも事実。

応援もかなり盛り上がりました。
私の友人も頑張ってくれました。

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少しずつ日本のテニス全体が変わっていくのであろうことを確信しましたね!
来年も有明でやってくれ〜

二日間応援したことで私の心臓はやや興奮気味。
今日はおとなしくテレビ観戦したいと思います。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者佐藤哲哉 08:27 | コメントをどうぞ

デビスカップ、対チェコ戦

手術後ではありますが痛みもほとんどないのであまり騒がないと決めて有明に応援に行ってきました。

会場でプログラムを見るとびっくり!
なんと1992年の対フィリピン戦での苦い思い出が記事になってました。

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内容はあえて触れませんがとにかくデビスカップでのほろ苦い思い出です…

錦織圭、そして添田豪のいない日本、劣勢であることは確か。
そんな中でどんな戦いを見せるのかが一番興味あるところでした。

伊藤竜馬 7-6.6-7.1-6.5-7 ラデク・ステパネック

この二人、あとでわかったのですが以前対戦した事があり伊藤竜馬が勝っていたのですね。
でも私にはステパネックが試合を支配していたように思いました。
当たりの薄いオールドスクールタイプのステパネック。
スライスを使いサーブ&ボレーも要所に見せる。
私の選手時代のようなスタイルなのでステパネックになったつもりで試合を見ていました。

ポイントとなったのはセカンドセットのタイブレイクの終盤。
劣勢だったステパネックの怒涛の攻めでした。
やはりネットにアタックする攻撃は素晴らしかったです。
いやあ、あの薄い当たりのフォアハンドいいですね。
面の合わせが完璧でした。
そしてダブルスプレイヤーらしいローボレー、見ていて惚れ惚れしました。

伊藤竜馬は疲れるのが早かったですね。
サーブを打ち過ぎたのか(ファーストサービスの確率があまりよくなかった…)3セット目は明らかにパフォーマンスダウンでした。
やはりテニスは体力だと思いさせられました。

ダニエル太郎 3-6.3-6.6-3.6-4.2-6 ルーカス・ロソル

この二人は見るのが初めて。
とても楽しみなカードでした。

ロソルはとても思い切りのいい選手。
体も大きいので迫力がありましたが実は非常に基本に忠実な打ち方をしていました。
特にここぞという時にエースの取れるサービス、コートの中に入って高い打点で打つレシーブが素晴らしかったです。
さすが、二年前のウィンブルドンでナダルに勝った男ですね。

対するダニエル太郎。
最初は硬かったですね。
3セット目からはポジションを下げて(錦織圭がアドバイスしたかな?)レシーブをうまく返せるようになると全てが上手くいきセットオールに。
もしかしたらというところまでいきました。

スタイルは明らかにクレーで育ったタイプ。
フォアは思ったよりスピン系でバックハンドはライジングが多い。
同じアカデミーで練習をするフェレールのようなスタイルには新鮮味が見えました。
うん、あのバックハンドのボールの捉え方は美しいです!

サーブのスピードとコースをもっともっと使い分けていきサービスゲームでのキープ率を上げる。
ハードコートではもう少し打点を高くしてコートの中で打つショットを増やす。
この2点を強化すれば必ずトップ選手になれるのは間違いないと思いました。
残念な敗退ではありましたがとても期待の出来る選手。
興奮しました。

と同時にチェコの選手の5セットマッチにおける体力の強さを感じさせられました。
5セットマッチはデビスカップとグランスラムしかないのです。
チェコの二人はいつでも元気もりもり。
100キロのウルトラマラソンを9時間ぐらいで走って翌日にフルマラソンを走るのではないかと思えるくらい体が軽く見えましたから…

錦織、添田を欠く日本に対してやはり世界ランキング40位台のチェコの壁は厚かったですね。

明日はダブルス。
こちらもかなり劣勢ではありますがまた会場で応援したいと思います。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者佐藤哲哉 00:38 | コメントをどうぞ

不整脈手術成功しました

昨日の夕方から横須賀共済病院で行われた不整脈の手術、無事に成功しました。
時間にして約3時間。
ホッとしました。

以前他の病院で行った二回の手術はそれぞれ6時間以上かかっていたのであれって感じもするのですが、実際は手術台に寝ていただけなので実感はないです。

でも術後に麻酔から覚めて主治医の高橋淳先生からうまくいきましたよと言われた時は何故だか号泣してしまいました。
ボーッとしていて(夢を見ていた?)テニスをしていたとかなんとか言ったらしいですが…(笑)
とにかく嬉しかったです。

今回の手術は以前の二回と比べていくつか違うところがありました。

前日に食道の様子を見るために胃カメラを飲む(これがなかなかうまくいかず…)
カテーテルは右足の付け根から5本通す(以前は左右で一本ずつ)
下半身を圧迫する(エコノミー症候群)のでその予防(ストッキングを履く)をする。
鼻からもカテーテルを入れる。

横須賀共済病院は症例数がダントツ(昨年は1000件)ということもあり全てがテキパキしていました。

でも実際はこのカテーテル治療はやってみないとわからないと前持って言われていたので不安のほうが大きかったのも事実。
三回目失敗したら四回目は無理と言われていたので手術日が近づくにつれて不安が募ったのも事実です。

不整脈と自分で気付いたのが昨年の7月。
この病気(症状)を少し甘くみていていました。
手術すれば治るものだと簡単に思い過ぎていてしっかりと病院を調べませんでした。

今後皆さんもこのようなことはあると思いますので、セカンドオピニオンを含め複数の病院をまわる事をお勧めします。

不整脈、心房細動は脳梗塞の原因になると言われています。
自覚症状のある方はすぐに病院に行ってくださいね!

本当にたくさんの方々からの励ましの言葉、感謝しています!
ありがとうございました!

明日退院の予定です。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者佐藤哲哉 13:07 | 1件のコメント