こんにちは
内藤です
見ました？
皆さん
見ましたよね？
昨日の夜
世にも奇妙な物語
フジテレビで唯一面白い番組
・・・あっ、やばい
フジテレビからのオファーが来なくなってしまう・・
見よう見ようと思っていたのですが
炊込みご飯に手間ひまと愛情をかけ過ぎまして・・・
食べたい方は言ってください
１杯８００円で売ってあげますよ
それでね・・
思い出して慌ててテレビを付けたんです
そしたらちょうど最後の話が始まるところだったんです
『妻の記憶』って話
遠藤憲一が主演で
いい雰囲気出してたんです
でもね
ちょっと見てたら「あ、あっち側か」って・・・
そう、世にも奇妙で毎回１話はある感動系の話ね
大体ね
薄っぺらい話なんですよ
まあ、ものの２０分くらいなので
伏線を張ったり感情移入させたりが難しいのでしょうけど・・
とりあえず見るか、と思って見ていたんです
そしたらね
・・・まさかの
号泣ですよ
不覚にも涙を流してしまいました
ドラマ・映画などというもので
そうやすやすと心を動かされる私ではありません
そんな私ですが
この話は非常に胸を打つものがありました
皆さんも見ていたでしょうけど
認知症の女性がね
自宅で火災事故で亡くなってしまうんです
その夫（遠藤憲一）がね
妻の霊が見えてしまうんですけど
その姿は妻の記憶が残像として残ったもので
夫は妻の記憶（残像）と共に生活をし始めるのです
当然、単なる記憶だから話したりは出来ないんですけど
夫は妻の記憶と暮らして思い知らされるのです
自分は家庭を省みずに働いていた中
妻が自宅で一人、家族を想い日々過ごしていたこと
認知症の宣告を受けた悲痛な時間
そして
認知症で家族の名前も忘れいく中
妻が最後まで忘れなかったこと 忘れたくなかったこと
公園で電車に向かって手を振る妻
・・・新婚時代の線路沿いのアパート住まいの時に
電車に乗る夫と手を振り合う約束をしていたこと
ゴリラのニュースを見て微笑む妻
・・・プロポーズを動物園のゴリラの前でされたこと
そして火災事故の記憶（残像）の日になります
一度は外に逃げようとした妻が部屋に引き返します
意味はないと分かっていながら
妻の残像に必死に逃げるように叫ぶ夫
妻は死をも覚悟して
何のために引き返したのか
夫との思い出の写真を取りに戻ったのです
認知症の妻が
薄れゆく記憶の中で自分の命より大切にしたかったもの
それは夫との思い出、二人の記憶だったのです
あーあかん
今書いてるだけでも泣けてくる・・
最後にね
夫が娘夫婦に向かって言うんです（結婚式ね）
２人で支え合って生きてください
なんでもないような日常が、なんでもない事が本当は幸せと気づいてください と・・・
いやー、ほんといい話やったわー
遠藤憲一の演技がまた最高なんですよね
で、題名のメメントモリね
ラテン語で「死を想え」っていう意味で
キリスト教かな・・？まあ、何か宗教的な言葉で
昔のフランスでは挨拶代わりに使われていたそうです
死を想え 転じて今をよく生きなさい という教えなのですが
ほんとそう思いました
自分が死んだら
家族が死んだら
大切なあの人が死んだら
何があっても後悔のないように
今を噛みしめて生きようと思います
さてと・・・
国立校行って研修や
いいこと書こうとしたら眠くなってきた・・
気を付けて行ってきまーす
では
へばね～
