こんにちは
内藤です
やっぱりですね
予想と覚悟はしていましたが・・
雨・・
からの~
雨・・・
しかも台風まで来襲・・
雨やら風やら大変なことになりそうですね
ここまでなると
皆さんもテニスが出来ないなんてことは
もはやどうでもよくなってそうですよね
・・・
えっ?
そんなことあるかー!って?
まあまあ、いいじゃないですか
来週からは出来そうですし
はい?
そんな怒らなくても・・
この雨に対しても平常心を保つ
いや、むしろ楽しむ
そういうね
自分ではどうしようもないこととか
逆境とかにどう向き合うか
ってことがテニスの試合でも必要になりますからね
この雨の日々もテニスの練習 レッスンの一部と思って過ごしてください
うわー・・
すみません・・
それはクリリンです
どうか大目に見てあげてください
それにしても何でしょうかねこの天気
ほんとどうしようもないんですけど・・
嫌になりますね・・
雨ニモマケズ
そうありたいですけど
やっぱり難しいですね
宮沢賢治の作品ってどれも素晴らしいですが
この詩は特に好きなんです
題名が有名な割に、意外と全文や背景が知られていないですよね
斉藤宗次郎っていう人がモデルらしいです
お寺の息子で教師だったのですが
クリスチャンになるんです
当時はクリスチャンはまだ国賊と呼ばれていましたから
相当な決断だったでしょう
やはり迫害を受けるんです
子供もいじめの対象にされて、死んでしまうんです
教師も辞めさせられて、何もかも失って・・
それでもなお、呆然とせず、恨みもせず、村の人のために尽くして過ごすのです
そんな宗次郎が東京に引っ越すことになり、故郷花巻を去る日
誰も見送りには来てくれないだろうと思って駅に行くと
町長をはじめ、多くの人が集まっていたのです
駅長の配慮で、停車時間を延長し、
汽車がプラットホームを離れるまで徐行させたのです
その群衆の中に若き日の宮沢賢治もいたんですね
そんな宗次郎を想って
自分もそうありたいと書いた作品らしいです
文中、いろいろな行動が挙げられるのですが
やはりどれもなかなか難しいですね
(具体的な行動というよりそのような精神を持つことが)
そんな中でも特に素晴らしいと思うのは
「あらゆることを 自分を勘定に入れずに
よく見聞きし 分かり そして忘れず」
という一節
優しくしたり尽くしたり
これは出来ることがあっても
「自分を勘定に入れずに」
あらゆることを判断するのは・・
ちょっと出来そうにないですよね
全て完璧にっていうのは難しいですが
私も少しでもそういう人に近づけるように日々過ごします
・・・
雨の非難を避けるために何とか
いい話に持っていったけど・・・
めっちゃ自分を勘定に入れまくってるな・・
まあ、人はみな未熟ですからね
では
来週はコートで会いましょう
へばね~
雨ニモマケズ
雨にも負けず 風にも負けず
雪にも 夏の暑さにも負けぬ
丈夫な体をもち
欲はなく 決して怒らず
いつも 静かに笑っている
一日に 玄米四合と味噌と少しの野菜を食べ
あらゆることを 自分を勘定に入れずに
よく見聞きし 分かり そして忘れず
野原の 松の林の 陰の小さな 萱ぶきの 小屋にいて
東に病気の子供あれば
行って 看病してやり
西に疲れた母あれば
行って その稲の束を負い
南に死にそうな人あれば
行って 怖がらなくてもいいと言い
北に喧嘩や訴訟があれば、
つまらないから やめろと言い
日照りの時は 涙を流し
寒さの夏は おろおろ歩き
みんなにでくのぼうと呼ばれ
褒められもせず 苦にもされず
そういうものに
私はなりたい