部活も勉強も頑張っている咲良が、ヒーローに聞いて来た
勉強って嫌い、何故勉強しないといけないの?って
学校でトップの成績だから、てっきり勉強が好きだと思っていた
嫌いで一番って超凄いね!勉強が好きで一番になったらどうなる事か?
って言ったら、テニスは大好きだよ、だけど勉強はやらされている気がする
そうだよね、お父さんもお母さんも、やらそうとするよね、
将来、立派な高収入の仕事か、安定した仕事について幸せにしたいから
咲良は高収入や公務員のように安定した仕事は求めてないの?
普通ぐらいの給料でいいけど、好きな仕事が出来る事が幸せかな!
好きな仕事ってどんな職業?今はまだ決めてない!
将来の夢が決まるまで、取り合えず勉強はやってて損はないかもね( ´∀` )
だけど咲良は過去に、今の何百倍も勉強していたよ!
実は赤ちゃんの時に寝返りをしようと何度も挑戦するけど出来なかった
だけど何度も挑戦するうちにやっとできた時のお母さんの零れる笑顔
オギャーとアーアーしか言えなかったのに、初めてマーマと呼んでくれた時
パーパー、ジージと呼ばれて嬉しそうな笑顔で答える家族達、
いつの間にか四つん這いで動き回り、いつの間にか立てるようになり
走り回り、言葉を覚え始め、病気と闘い免疫力を上げて行き
自分と言う存在感を見つけるって凄い勉強なんだよね、
この頃は、自分から知る事が喜びだったんだよね~、
そして親達の笑顔が100点満点の評価だったのかも
いつ頃からなんだろうね~、親達が足りないものを探し始めるのは
その前は、今出来るささいな事でも、笑顔で喜んでいたのに、
笑顔の数が減って来たぶん、あれしなさい、これしなさいと言いだすのは
親も不安なのかな?言わないと他人と比べて足りないものが増えて来る
これを繰り返ししていると、知る喜びが学ぶ苦痛に変わるんだよね
成績が良いけど勉強が嫌いな子って、単なる負けず嫌いで成績が良いだけ
そんな子に育てて良いのだろうか?受験だけの勉強って役にたつのか?
勉強はさせるものでは無い
勉強は自分の知的要求の為に臨んでやるもんだ!
「ヒーローコーチ、現実はこんな理想では上手く行かないよ?」って言う
親が居たので家庭訪問してみた、
「ヒーローコーチ見てみて、この子10分しか机の前に座らないんだよ
だから、この前のテスト25点しか取れなかった、こいつ馬鹿なんだよね
少なくともテニスぐらいは強くさせたいけど一回戦も勝てない」って
ヒーローは「お前って天才だな!10分間勉強して25%分かるなんて、
これが20分勉強したら50点、30分勉強したら75点、40分勉強したら
なんと100点だよ、だけどそんなに頑張らなくて良いから15分は勉強したら
テニスも成績も上がって来るよ!」って話した、
翌日から15分勉強をしたとの事、そしてテストで53点取ったら、
俺って天才と言っているらしい、
勉強時間もどんどん増えて来て、成績もクラスで上位になった、
親は「コーチ、勉強が忙しくて週3回のテニス、2回に減らすね」
その後1回になり、テニスを辞めて行った、
今頃、どうしているんだろうな、
ヒーローの場合、知的好奇心をかき立てて、自分の望む事を知りたい、
ただ、YouTubeなどで検索すると、自分の興味がある情報だけが集まって来る
なので自分の脳が短絡的になりやすいから、その事に対する反対の意見も検索
物事の答えは一つじゃなく、比率があるって事
良いと思っていても、難点があったり
悪いと思っていても、良い所が少しあったり、知れば知るほど面白い
ワクワクドキドキの学ぶ喜びが無くなったら死んだも同然かも