モンテカルロ 3回戦
R・ナダル 
A・ズべレフ
６－１、６－１
なんて爽やかな朝だろう
ナダルが勝利してなかったら
こんな気持ちにもなれなかった
前の試合ではマレーとバブリンカが敗れ
不穏な空気が流れていた
もっと苦戦するかと思っていた
これは嬉しい悲鳴だった
第２セット 第３ゲームで
ナダルがDの末にブレークした場面
フラストレーションのたまったズべレフは
ラケットを叩きつけた
少年の頃から
ナダルはラケットを投げたり
イライラした挙句
ボールを叩きつけたら
コートから放り出すと言われてきた
現に私が知っている限り
ナダルはそれらをやったことがない
あそこで勝負は決まっていた
プロの世界は
結果がすべて
ナダルはそうした
厳しい世界で生きている
勝つか負けるか
二つに一つ・・・
ラファエル・ナダル
三日坊主で飽きやすい私を
ときめかせてくれるひと
VAMOS!! RAFA!!
モンテカルロ 2回戦
R・ナダル K・エドモンド
６－０、５－７、６－３
待ちに待ったナダルの
クレーシーズンが始まった
舞台はモンテカルロ
日本時間の午後１０時１０分
パープルと白のウェアで
颯爽と登場したナダル 
ときめく気持ちを抑えられない
マイアミ決勝の苦い思い出は
もうカサブタになっていた
これからは心機一転
誰が何と言おうと
ナダルのためのナダルのシーズン
４度ほどブレークされたが
ナダルはその倍の８度ブレークに成功し
２時間１８分で３回戦へと進んだ
クレーコートでこんなにハラハラしたのは
久しぶりの気がする
難しい初戦だもの
こんなものかと・・・
ナダルのクレーでの強さを
忘れてはいけない
ナダルのクレーでの偉業を
忘れてはいけない
２００５年からの８連覇と
昨年は決勝でモンフィスを下し
４年ぶりに９度目の優勝を飾った
もしもまた願いが叶うなら
ここモンテカルロの女神さまには
くれぐれも悪戯しないでと言っておく
３回戦ではA・ズべレフが待っている
２勝０敗だが接戦だった
またドキドキするけど
ナダルが勝つと信じている
努力、謙虚、夢、希望・・・
ナダルを連想させる言葉の数々
昨日より今日・・・
今日より明日・・・
想いは大きくなるばかり・・・
VAMOS!! RAFA!!
ナダルのモンテカルロまで
あと・・・3日・・・
待ち遠しくて仕方がない
去年はベルダスコと組んで
ダブルスにも挑戦したから
今年もダブルス出るのかな～
去年と同じあのトロフィーを
掲げて欲しい
クレーのコートにぶっ倒れる
ナダルの姿が見たい
やはりナダルが活躍しなければ
テニスは面白くない
モンテカルロ モンテカルロ
ワクワクする
本当に楽しみ
J・マッケンローが昔言った言葉がある
「ナダルはテニス界の宝物だ」
「ヤツは無敵のようだね。
ナダルには出来の悪い日とか頭が痛いときはないのか、
あの激しさと質の高さは信じられないよ。」
もうすぐクレーシーズンが始まる
いつものようにドキドキするけど
ナダルの大きな背中には
夢と希望がたくさん詰まっている
心身ともに健康で
何事も乗り越えられますように・・・
ナダルを信じて
VAMOS!! RAFA!!
マイアミ 決勝
R・ナダル R・フェデラー
３－６、４－６
夢は夢で終わった・・・
さすがに今回は
悔しさと同時に
大きなショックを受けた
泣いても泣いても
結果は変わらない・・・
胸が苦しい 
37度目の対戦から３日が過ぎた
心の傷はまだ癒えない
「今季は良いプレーができている。
ロジャーには負けてばっかりだけどね。」
そう笑うナダルの信念は
努力しつづけることだ
潔く負けを認める
困難を受け入れる
毎日 努力する
苦しみながら
楽しむことを学ぶ
これまでナダルがやってきたこと
負けることは大嫌いだけど
テニスはいつも勝てるわけじゃない
これはまだ序章にすぎない
ナダルがいつか
タイトルを獲る日がくるまで・・・
ナダルは小さなカップをもらった
今年もマイアミで優勝カップを
掲げることはできなかった
ラファエル・ナダル
クレーシーズンに向かって
燃えるようなそのハートで
夢のようなあの瞬間を
もう一度・・・
VAMOS!! RAFA!!
マイアミ 準決勝
R・ナダル F・フォニーニ
６－１、７－５
日本時間 午前2時～
眠い目をこすりながら起きた
それでもナダルが登場すれば
目が覚めるから不思議である
前日ナダルが話していた
テストの結果は合格だった
２５分の第１セットは圧巻だった
第２セットは互いにキープを続け
勝敗を分けた第１１ゲーム
ナダルがブレークに成功し
第１２ゲーム危なげなくナダルは
このサービスをキープして
決勝へと進んだ
１時間３０分だった
終始ナダルのサービスは安定していた
いかにサーブが重要か思い知った
ナダルの調子さえ良ければ
結果はおのずとついてくる
決勝の相手は
キリオスを７－６、６－７、７－６で
倒したフェデラーに決まった
今季３度目の正直となるか・・・
目下３連敗中だが
借りを返すための舞台は整った
ここマイアミでナダルはフェデラーと
２００４年にはじめて対戦した
１３年前ナダルがフェデラーに
黒星をつけた
それから時は流れ
３７度目の対戦
マイアミ５度目の決勝進出で
夢は叶うのか・・・
ナダルに勝って欲しい
ただそれだけ・・・
VAMOS!! RAFA!!
マイアミ 準々決勝
R・ナダル J・ソック
６－２、６－３
日本時間 午前10時～
ナダルの大事な準々決勝が始まった
ソックに許したブレークポイント
７本のうち６本を凌いだナダル
マイアミで決勝に４度進みながら
栄冠に輝いたことは
まだ一度もなかった・・・
だからこそ
喉から手が出るほど
ここマイアミのタイトルが欲しい
今年はチャンスだ
１時間２３分でソックを撃破した
準決勝の相手は
錦織を倒したフォニーニ
強敵である
「お互いのことは良く知っている。
彼は僕に何度か勝ったことがあるから良いテストになる。
準決勝に来れて嬉しいが難しい試合になるだろう。
自分のベストのプレーをする必要がある。」
テストの結果が良いことを
ただただ祈るばかりである
ラファエル・ナダル
己を信じて
突き進め
VAMOS!! RAFA!!
マイアミ 4回戦
R・ナダル N・マウー
６－４、７－６（４）
ナダルは去年のマイアミの
初戦で途中棄権した
悔しい思いは人一倍だろう・・・
午前４時１０分ごろ～
ナダルが登場した
対戦相手のマウーといえば
７年前のウィンブルドンで
イズナーと合計１１時間近い
激戦を演じて敗れた選手だった
４時２０分ごろ～
試合がはじまった
サクッと勝ってくれるような気がしたが
思っていた以上に接戦だった
ナダルの挑戦はまだ続く
ナダルは１時間３５分で
準々決勝へ進んだ
対戦相手はJ・ソック
「彼は非常に攻撃的でパワフルな選手
ビッグサーブとフォアハンド、それにバックハンドも良い
バックハンドで早く仕掛けてくる。」
「だから僕もアグレッシブにプレーしないといけない。
それが唯一の方法だ。彼にやりやすいポジションで
プレーさせてしまうと非常に難しい試合になる。」
負けられない戦いが
そこにはあった
ラファエル・ナダル
どんなに眠くても
君に会えると思えば
飛び起きる
この瞬間を大切にしたい
VAMOS!! RAFA!!
マイアミ 2回戦
R・ナダル D・セラ
６－３、６－４
ナダルのマイアミでの
挑戦がはじまった
ここでナダルは悔しい思いを
沢山してきた
優勝カップを掲げたことは
一度もなかった
これまで４度決勝に行き
４戦全敗を喫していた
２００５年はフェデラーに
２００８年はダビデンコ
２０１１年と２０１４年はジョコビッチに
それぞれ負けている・・・
土曜日 午前４時
かけていたアラームが鳴った
飛び起きるも
まだ錦織戦さえも始まっていなかった
もう一度アラームをかけ直し
ベッドに入った
雨で試合が遅れているらしい
午前６時・・・
ハッとして目が覚めた
まだ錦織が戦っていた
６時５０分頃～やっとナダルが登場した
ナダルは一度もブレークを許さなかった
ハラハラしたのは
第２セット 第６ゲーム
ナダルのサーブ
７分と少しかかりながらキープした場面
あそこを凌いだからこそ
次のゲームでブレークに成功した
ナダルは３回戦に進んだ
１時間２０分だった
「これまで４回惜しいところまで行った。
今年だけでなくこの先何度もチャンスが訪れる様にしていきたい。
だけど今大会は厳しくて何が起きても不思議じゃない。」
マイアミで初優勝を目指す
フロリダの風が優しいことを祈る
VAMOS!! RAFA!!
インディアンウェルズ 4回戦
R・ナダル R・フェデラー
２－６、３－６
オーストラリアでは接戦だった
勝つチャンスがあった
今日は違った。彼の方が上回っていた。
僕はベストなプレーでなかった一方
彼は良いプレーをしていた。
自分のテニスができていない今回のような試合では
勝利するのは不可能だ。
ナダルがコートを去って行った・・・
残念で残念で仕方がない
悔しくて悔しくてたまらない
ナダルのテニスに出会った２００６年
それからずっとずっと
ナダルのテニスだけを見てきた
毎回毎回 そのたびにドキドキして
緊張もすれば
いつまでたっても慣れない
チキンな一ファンである
今日は負けてしまうのではないか・・・
明日は勝てるだろうか・・・
ナダルは勝利という答えで
不安な気持ちを払拭してくれる
今日はそんな日ではなかった・・・
初めから冷静でなんかいられなかった
息をのむ・・・
頭の痛くなる展開
ナダルのテニスを見ていると
泣きそうになる・・・
胸がしめつけられて
苦しくなる・・・
サーブで苦戦しリズムが悪い
ネットにも嫌われ悪循環
でも意味のないゲームは存在しない
敗戦からでしか学べないこともある
気持ちの切り替えが
早い人と遅い人がいる
私はたぶん後者だろう・・・
シーズンを通して全ての大会で
勝ち続けるなんて無茶な話し
頭で理解していても
心がついていけないときもある
ナダルが負けるのは
いつだって悲しい・・・
上を向いていないと
涙がこぼれそうだから・・・
カリフォルニアの風は冷たかった
春はまだ・・・遠い・・・
VAMOS!! RAFA!!
インディアンウェルズ 3回戦
R・ナダル F・ベルダスコ
６－３、７－５
「いい試合ができた。
サーブ、フォアハンド、バックハンドのすべてが良かったし
攻撃的にプレーできた。」
日本時間の４時３５分
ナダルが登場した
一番 眠い時間帯だったが
かけていたアラームは必要なかった
ハッとして目が覚めた
タイマーでセットしていた
ファンヒーターはもう稼働していた
持って生まれた身体能力とセンス
テニスに対する情熱
そしてナダルには華がある
１つブレークは許したが
ナダルは３つブレークに成功した
レフティ同士の同胞対決は
ナダルに軍配があがった
１時間２９分だった
重要なのは
ストレートで勝ったという結果だ
ナダルは４回戦へ進んだ
対戦相手はR・フェデラー
今からドキドキが止まらないが
是非 全豪オープンでの
借りを返して欲しい
ラファエル・ナダル
人を好きになるのに理屈なんかいらない
ナダルに出会って教えられたこと
君に出会えて 本当に良かった
VAMOS!! RAFA!!
