全米オープンダブルスの展望

展望というのは普通大会が始まる前に考えるものなので、後出しですが、自分なりに今大会のダブルスの展開を予想してみました。

現時点では全ての1回戦が終わり、一部は2回戦も終了しています。

実は私は優勝候補は直近のマスターズ2大会を制したエルベール/マウだと思っていたのですが、1回戦でミデルクーフ組に敗れてしまいました。エルベール/マウは全豪はベスト8ですが、全仏1回戦、ウインブルドン2回戦、そして全米が1回戦敗退ということでグランドスラムは今一つ振るわない一年になってしまいました。

その他の上位勢では第2シードメロ/クボト、第7シードクラーセン/ラム、第8シードハリソン/ビーナスが既に敗退しています。

ここからが予想ですが、前哨戦の勝率とドローから考えたいと思います。全米の前哨戦が具体的にどこまでを指すのか明確な定義は無いと思いますが、とりあえず全米オープンシリーズのアトランタ(250)、ロジャーズカップ(1000)、ウェスタンサザン(1000)、ウィンストンセーラム(250)、これにワシントン(500)を加えた5大会ということにしたいと思います。

以下結果です(数え間違いがあるかもしれませんが)。既に敗退している選手はカウントしていません。

1位…コンティネン、ピアース

2位…ブライアン兄弟、ロジェ、テカウ

3位…マレー、ソアレス、ドディグ

なんというか普通ですね。意外な人の名前はできませんでした。ちなみにコンティネン、ピアースの勝率は試合前の対戦相手の棄権で勝った試合も含めて計算しています。この1勝を除外すると順位が逆転してブライアン兄弟とロジェ、テカウの勝率が1位になります。(最も本当に一番勝率が高いのはエルベール/マウなので、勝率が優勝には結びつくかは非常に怪しいですが冷や汗 (顔)

ドローの上では、トップハーフは混戦模様です。コンティネン/ピアース、マレー/ソアレス、ドディグ/グラノイェルスあたりが勝ち上がってきそうです。前哨戦の勝率の高いロジェ/テカウは次戦でドディグ組に当たりますが、今季は全仏で敗れていますし少しここは厳しい気がします。

ボトムハーフは第5シードのブライアン兄弟が有利な印象です。自分たちより格上のシードは既に敗退しています。次戦であたるマラチ/パビッチ、準々決勝で当たると思われるベネト―/ロジェ バセランには今季負けているので、この二戦が山場のような気がします。ただ2回戦でキリオス組をかなりあっさり下したあたり、状態がよさそうなので勝ち上がってくるのではないでしょうか。

勝率と勝ち上がりやすさを総じて、私の全米の優勝予想はブライアン兄弟です。

 

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カテゴリー: 大会 | 投稿者ステイバックダブルス 10:39 | コメントをどうぞ

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