『テニスのコーチとして必要なもの』

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『テニスのコーチとして必要なもの』

ヒーローの場合、テニスを始めて1ヶ月目で教える立場になったから

教えるのに必要なものが、卓球やバレーボール、サッカーなどの

他のスポーツの経験しか無かった!

 

そこで考えた、教えるには技術が必要だから、一流の人の真似をするって事

ちょうど、テニスを始めた20歳、40年前は、協会やメーカーも、必死に普及に

取り組んでいて、プロ選手やトップの指導者を、頼めば沖縄に送ってくれる

その人のカバン持ちをしながら、各学校やサークルを一緒にまわり学び、

真似をする、そして強い選手を育てたいから、何でも吸収した、

 

25歳になると、強いクラブや、学校が気になって来た、

どんな練習をしたら、強くさせることが出来るんだろうかと?

それから、国内の強いクラブやスクールを見学しに廻った、

テニスのメーカーも協力してくれたり、紹介してくれ、いろいろ勉強した、

 

30歳になると、教えてる事に矛盾を感じ始めて来た、

良くしようと思ってるのに、思うように行かない、

教え子達に『何で?やらない、出来ない!』と求めるようになって来た、

俺は頑張ってるのに!なんで解ってくれないなんて思ってた、

1年間、テニスを辞めた、そして気づいた、自分が教え子だったら、

『この人、確かに正しい事を言ってるけど、ウザイ!』と思う事に、

それからは、人を良くする事より、自分が楽しむ事に気持ちを切り替えると

乗り越えることが出来るようになった。

 

35歳になると、世界のテニスは、どうなってるか気になった、

教え子達を連れて、海外に遊びに行きながら、見て回ったり、

この頃から、インターネットが普及し、またテニスマガジンやスマッシュでも

海外の情報を伝えてくれたので、意外と研究出来た、

 

40歳になると、他のクラブがどうのこうのじゃなく、世界がこうじゃなく、

スポーツには力学があって、道理が合っていれば、テニスの知識じゃなくても

良いんだと気づき、フィギアスケートのスピンの回転力を取り入れたり、

卓球の組立、バレーボールのポジショニングやサインプレイ、

サッカーのフェイント、ブルースリーの1インチパンチボレー、古武道

音楽から、リズムやダンスなどを取りいれて、自分流を作って行った、

 

45歳になると、いろんな職業の教え子が居るから、テニスを教える時に

その専門的知識に対応して、情報を伝えると解りやすくなると思い勉強した

学校の先生、裁判官、パイロット、剣道や合気道の先生、ドクター、看護士、

営業や事務や総務社員、其々の知識を学び、当てはめてテニスを伝えていく、

これに限界は無い、生涯学ばないと解らない、

 

50歳になると、自分が教えてる事が、正しいのか知りたくなった、

日本各地に行って、初めて会う人にテニスを教える、

これが『日本縦断テニスレッスン』の始まりだった、

始めて会う人は、まず、『この金髪でチビデブ、何を教える』って思ってる、

それに、最初に『こんな20年前のテニス、古過ぎる』なんて言うから、

余計に拒否で始まる、遠巻きにしてる人を、30分で1mに近づける

これが目標だ、2時間後には、昔からの親友になっていれば成功だ、

 

55歳になると、ジュニアの頃教えてた人達がどうなって居るのか?

気がかりになり、どう導いていけば、幸せになれるのかを学びたくなった、

楽天ブログから、MIXITennis365などで対応してたが

フェイスブックが始まり、プロになった人、日本ランキングで1位になった人、

ジュニアの時頑張った人、それらの人がどうなって行くのかを知れるように

なって来た、そこで気づいた、頑張った人は、何をしても頑張れる、

そして、幸せになってる人が多いって事、

 

『テニスのコーチって、テニスを通じて、工夫し、楽しく、頑張ることを教える』

これが、コーチの仕事なんだって40年かけて解った事なんだよね、

頑張りを伝える為には、自分が頑張らないと、

だから、次の5年は、挑戦って事になるだろうね~♪゜・*:.. ..:*・♪


カテゴリー: テニスコーチ, ヒーローテニススクール, 海外旅行, 玉城 弘 | 投稿者ヒーロー 09:35 | コメントをどうぞ