「プロ選手が子供たちへ、スポーツを楽しむことを伝える真意」
プロフェッショナルと聞くと、とても厳しいイメージを持ちます。
確かにプロフェッショナルということは、妥協することなく努力したり、苦しい局面でも逃げることなく立ち向かわなければならないことも多いはずです。
しかしながら、どのスポーツでもインタビュー等でプロ選手に子供達に一言を求めると「楽しむ」ことを第一に挙げる選手が多いものです。…
決まり文句のように聞こえてしまうこともあるかもしれませんが、この言葉は社交辞令でもなく、その真意は楽しんで努力できる選手には敵わないという意味でもあります。
例えば単純に1時間練習した時に
好きであれば、「1時間しか練習してない。」
嫌いであれば、「1時間も練習した。」
等の感想に分かれます。
もちろん体力や内容等にも左右されますが、根本的に、好きか嫌いかで練習量に対するイメージや充実度が大きく異なります。
子供たちがテレビゲーム等を寸暇を惜しんで行うのと同様に、好きであれば少しの時間でも練習したり、寝る前であっても様々な思いを巡らせるものです。
「練習をやらなければならない」と使命感を持つとこも大切かもしれませんが、一方で、「~しなければならない」という思考は、指導者からではなく自分自身で言い聞かせたとしても努力の最低ラインを下げてしまうこともあります。
「しなければならない」というのは、言い換えれば、「やりたくないけどやる」
使命感が強く、苦しいことにも立ち向かい、乗り越えた時に達成感も感じることも出来ますが、果たして「やりたくてやる」という人に勝てるのでしょうか?
勝ち負けが全ての評価ではないですし、現実的には苦しくても乗り越えなければならないこともあります。
しかし、「しなければならない」という思考を減らすことが出来れば、本当に「しなければならないこと」に取り組む余力を残すことが出来ます。
上達には様々なアプローチ方法がありますが、練習に対する姿勢や精神面のバランスは本当に大切ですね。
プロフェッショナルは苦しいことではなく、楽しめれば自然とプロフェッショナルに近づくのかもしれません。
「プロフェッショナルになる為にテニスを楽しみましょう♪」
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