「やっぱり統率のとれた部活は強い」

「やっぱり統率のとれた部活は強い」

部活動というものは、放課後や休日等の限られた時間で活動されます。
それは練習時間が限られているとも言えます。
どんなに知識やテクニック、資器材があったとしても、時間を有効活用できなければ絶対的な練習量に差が出てしまいます。

集合やボール拾い、練習メニューの切替等を迅速に出来ることは大きなアドバンテージになることが多いです。
テニスは比較的、個人競技ではあるものの、部活動は団体行動であり、何より相手がいなくては練習もできません。
もちろん、自主性や個性は伸ばしたいものの、最低限の統制は必要になります。

ありきたりな表現となってしまいますが、個性というものは団体の中にあるからこそ光るものであり、団体の中で光ることができる強さが必要なものです。
社会のおいても同様に、規則や制約の中で何が出来るかを考え、今ある環境の中で最善を尽くせるように努力せねばなりません。
「自由=無統制」では無いはずです。

「整列や挨拶」
「計画的に物事を運ぶ」
「先輩後輩のマナー」
ネガティブに捉えれば、
「軍隊のような厳しさ」
「時間に縛られる」
「上下の主従関係」

何でも、物事には程度というものがあり、良い言葉であってもネガティブに捉えれば悪い言葉のように聞こえてしまいます。
一方で、度を越えたものを正当化するように表現することも可能です。

だからこそ、指導者が見守りつつ、程度を調節しながら、規則や制約の意味を根気強く伝えていく必要があるとも言えます。
理想論になってしまうかもしれませんが、「競技的な強さ」だけでなく「人間性の強さ」「チームワークの強さ」も兼ね備えた「強い部活」を目指していきたいですね。

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「日本庭球発祥之地」とされる神奈川県が中体連未加盟な現状

「日本庭球発祥之地」とされる神奈川県が中体連未加盟な現状

横浜・山手公園内のテニスコート(現YITC)入り口には、「日本庭球発祥之地」と彫られたローラーの記念碑があります。(*日本テニス協会HP参照)
茨城県が中体連加盟を表明し、関東地域も加盟への必要条件が残り1県(神奈川県・群馬県・栃木県)になります。
残念ながら様々な事情があるものの、日本庭球発祥とされる神奈川県が現状では未加盟の状態です。

硬式テニスという競技が全国中体連に加盟する為には全国9地域中6地域の加盟が必要とされています。
現在、4地域加盟であるものの、平成30年には中国地域の加盟が予定され、残り1地域(東北・関東・東海・北陸)の加盟が待望されています。

年々、全国の各都道府県中体連において、加盟が増加傾向にあり、全国加盟は時間の問題とも言える段階まで来ているとも言えます。
一県に対してのコメントは相応しくないとも考えられますが、数々の優秀な選手を輩出し、硬式テニスが盛んで、日本庭球発祥と呼ばれる神奈川県だからこそ、大きな後押しを積極的に働きかけて欲しいを願っています。
前記した通り、これまで加盟への活動を怠ってきたわけでは無く、様々な諸事情によって、加盟へ至っていないのが現状です。
決して神奈川県のテニス関係者の批判等ではないことをご理解下さい。
本当に多くの方々が神奈川県中体連加盟の為にご尽力されてきています。

現実的な話、このような案件は時代の流れやタイミングによって可否が左右されます。
ただ、今だからこそ、全国的な流れは間違いなく全国中体連加盟へ向かっていて、可能性が高まることもあります。
学校事というものは、仮に加盟が決まったとしても周知や準備、制度等を整えるのに時間がかかるものです。
一日でも早い加盟は、今の小学生やジュニアに大きな夢を与え、日本テニスの発展に繋がるはずです。

歴史的にも日本と外国を結ぶ窓口となり、いち早く西洋文化と取り入れ日本に大きな影響を与えてきた土地だからこそ、テニスにおいても革新を与えられると信じています。

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誰でも思う「やろうと思えば出来る」という思考

誰でも思う「やろうと思えば出来る」という思考

努力の根幹として誰もが一度は思う「やろうと思えば出来る」という思考。確かにレベルや量は考えなければ努力というものは誰にでも出来ることです。しかし、「やろうと思えば」というのは「いつ?」または「どうしたらやろうと思う?」

環境や状況によって異なるものの、もしかしたら「やろうと思う」ことこそが一番高いハードルなのかもしれません。ダイエットの決まり文句のようですが、「毎日5分のトレーニングだけ!」…
この毎日5分を達成できる人はどれだけ存在するのでしょうか?

ハードルを下げる為に「5分だけ」等のフレーズを使い継続を促そうとアドバイスすることを否定するわけではありません。ただ、「やる気」「やろうと思う」為の自身を奮い立たせるようなレクチャーというものはどんなものがあるのでしょうか?

部活動であれば、目標設定やその部の雰囲気等、様々なものに気持ちというものは左右されます。思春期とのなれば、気持ちの振れ幅も大きく、指導者であれば選手のモチベーションが日々異なることに困惑することも多いものです。

大抵、「やろうと思えば出来るんだけど、・・・だから、出来ない」
「出来ない」「やりたくない」という考えの下、出来ない理由探しをしてしまうこともしばしば。

先人の言葉では、「思い立ったが吉日」
現代なら「いつやるの?今でしょ!」

永遠の課題とも言えるかもしれませんが、今も昔も解決策は似ていますね。
先延ばしにすることなく、毎日「いつやる?」と自分に問い掛けながら、その日で完結できるように努めるしか方法は無いのかもしれません。

「やろうと思えば出来るけど」
と逆接をつけるのではなく、
「やろうと思えば出来るから、今」

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「約0.004秒の感覚を鍛える!」

「約0.004秒の感覚を鍛える!」

どんなにフォーム等を研究したとしても、最終的にボールとラケットとのインパクトにおいてラケットの面の向きや力加減が誤っていればコートにボールは入らないものです。
もちろん、そこに至るまでの過程を研究することも大切であり、構えやテイクバック、ボディバランス等、チェックポイントは無数にあります。

ただ、名選手と呼ばれるようなプレーヤーは並々ならぬ繊細なフィーリングも持ち合わせています。極端な話、良いボールかどうかは別にしてラケットに当てることさえ出来れば、コートにボールを返球できるようなラケットワーク(面作り)と感覚を持っています。

選手の中には0.5ポンド単位でガットのテンションを調節したり、錦織選手のようにステンシル(ガットに描くメーカーロゴ)を薄く塗るというリクエストすることがあるとの話も聞いたことがあります。
あまりにナーバスになり過ぎることも良くないという考え方もありますが、それほど常人では分からないような感覚を持っているとも言えます。

ストロークでのラケットとボールの接触時間は約4/1000秒(0.004秒)
仮にどんなにボールをよく見たり、当たる瞬間を見ようとしても、はっきりと見えないものです。
あらゆる努力をした結果であるものの、最終的に頼りになるのは手の感覚とも言えます。

「弘法は筆を選ばず」
とはことわざがありますが、決して筆を選ぶ能力が無いわけではありません。
筆に応じた、繊細な調節が出来るという意味であり、筆の良し悪しや癖、特長を掴めるだけの感覚を備えてると言う事です。

「自身の能力に対してラケットを合わせる」
「ラケットに対して自分自身を合わせる」
ラケットに対して無頓着になるのではなく、自身のラケットを大切にしつつ、注意深く気を配ったりすることも感覚を養う重要なポイントです。
一方で、ラケットがしっくりこない状況でも、対応できる能力も必要になります。
前者、後者ともに偏ることのないようなバランスの良い思考を身に付けるような意識を持たなければなければなりません。

一言で「バランスの良い思考」と表現しましたが、どうしても人によって偏りがあるものです。
誰もが自分自身に偏りがあるということを認めることは嫌なことなものの、まずは「偏りがあるのではないか?」と疑問を持ちつつ、どちらの思考に偏っているかということを把握することが第一歩かもしれません。

他にも自分の体調やコート状況、気候に至るまで感覚を鍛える機会も多数にあります。
そしてそれらに対して対応できるような能力を身に付けることができれば、技術的にも大きな進歩に繋がるではないでしょうか?

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「人としての運動神経」

「人としての運動神経」

・転びそうな人がいたら手を差しのべる。
・電車で妊婦がいたら席を譲る。
毎日の瞬間瞬間で判断しなければならないことがあります。…
良く聞かれる「運動神経が良い、悪い」という言葉があることから、ここでは敢えて「運動神経」という言葉を総称して使わせて頂きます。
災害等で本当に必要とされる人との繋がり。
もちろん、状況に応じて自分自身を守り、家族を守ることが大切ですが、次の瞬間から周囲に気を配ったり、助け合わなければなりません。
そこに必要とされるのは、臨機応変に判断したり行動を起こす運動神経です。
もちろん、災害現場だけでなく、見守っているその他の地域においても、
「今、自分に何ができるか?何をすべきか?」
と考え、行動に繋げなければなりません。
見守るだけでもなく、考えるだけでもなく、感情にまかせるだけでもない。
知人がいれば一言応援のメッセージを送ったり、余裕が無くても出来る範囲で義援金を募金したり。
自身のできる範囲を判断しながら行動することもある意味で運動神経とも言えるのではないでしょうか?
部活動というのは個人競技であっても団体行動です。競技能力を高めるだけでなく、毎日の生活の中で、人と助け合えるようなバランス感覚と瞬間的に手を差しのべることのできるような「人としての運動神経」を育んで欲しいと願っています。
「がんばれ!九州!」
「がんばれ!熊本!」

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「テニスノートの活用方法」

「テニスノートの活用方法」

各スポーツにて「ノートの活用」というものは注目されています。
野球やサッカーにおいて、「野村ノート」:野村克也監督、「俊輔ノート」:中村俊輔選手等は有名な話です。テニスにおいても、最近では漫画「ベイビーステップ」で「エーちゃんノート」は素晴らしい反響があります。

さて、スポーツにまつわるノートとして実際にはどのような活用方法をすれば良いかということが重要になります。
上記に挙げた選手等の活用方法というのは、ある意味で「ノートの上級者」と言えます。
いきなり事細かに書き込んだり、強制的にノートの意味も分からずに書き続けることは、ストレスになることもあります。
練習でもノートでも、継続することが大切で、レベルに応じた活用方法があると考えます。

大まかにノートの意味合いというのは
・反省点の整理と改善
・目標設定

他にも、過去の自分との照らし合わせや指導者とのコミュニケート、書き綴った経緯の達成感等、様々な意味や効果があります。
練習と同様に「良い」と思われることは無数にありますが、何を優先させ、ハードルを下げた状況で実行に移し継続させることが出来るかということが重要になります。

では、根本として
「何の為にノートを書くか?」
それは
「効果的に練習する為」
です。

決して「ノートを書く」ことが目的ではありません。
ここからは個人的にお薦めする活用方法となりますが、参考にして頂ければ幸いです。

第一段階は、具体的な練習や目標を再確認する為に、練習直前に一・二行で構わないので「今日の目標」や「何を気をつけて」練習をするかを書くようにします。
低学年であれば「プロ選手になりたい」、高学年であっても最初は「早いボールを打ちたい」というように、抽象的な内容でも構いません。
導入なので、徐々に具体的に目標設定できるように導いてあげましょう。

第二段階は、練習後に「反省点」や「改善点」を書き、次回の練習直前に必ず見返して、余裕があれば第一段階のように目標設定をしてから練習に臨むようにしましょう。
大切なことは練習直前に見返すことです。

どうしても指導者からノートを薦めると報告書のように、練習後の反省点を書くことに注力してしまう傾向があります。
もちろん反省点から改善に向けていくことも大切ですが、場合によってはネガティブな思考に向かってしまうこともあるだけに注意したいポイントでもあります。
様々な活用方法があると思いますが、ハードルを下げた導入から継続に繋げ、効果な練習の為のツールとして活用して頂きたいです。

「夢いっぱいのテニスノートを!」

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「意外と特別な練習メニューなんて無い」

「意外と特別な練習メニューなんて無い」

練習メニューというものは無数に存在します。
ただ、同じメニューでも意識一つで内容はガラッと変わるものです。

仮にラリーという練習でも、打ち方、フットワーク、ボディバランス等々、意識するポイントが無限にあります。
逆に、特別な練習メニューでなくても、意識次第で内容が変わるということになります。
根本は、
「何を自身で意識しながら取組むか」

もちろん、何を意識をするかということを指導者から伝えていく必要はあります。
また、それぞれの課題に対して様々なアプローチ方法があり、時には変わったメニューをすることによって矯正、修正することもでき、体力のように仮に嫌々運動をしていても誘導的に自然と強化できる練習もあります。

ただ、気分転換や行き詰った時に真新しい練習メニューを取り入れることも良いですが、根本原則は忘れてはならないことです。
特別な練習をするのではなく、練習量をやたらに増やすのでもなく、今の練習の中で如何に上達できるかを考えることこそが効率の良い練習の第一歩です。

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カテゴリー: ミニコラム | 投稿者juniortennis 15:35 | コメントをどうぞ

「テニス普及の課題と部活が少ないことは伸びしろ」

「テニス普及の課題と部活が少ないことは伸びしろ」

スポーツ全般に言えることですが、普及イベントというものは難しいもので、テニスで例えるならば、どうしてもイベントともなるとテニスコートで実施することが多いです。
初心者対象の体験会等、現場では様々な優秀なコーチが出来る限りのサポートをしています。
とはいえ、裏を返すと…
あくまで「テニスコートに来てくれた方々」です。

普及というのは世の中に広める観点もあります。
通例は、まずコートに来て頂けた方に少しでも楽しさを伝えることで、そこから広がっていくが目標となります。
すなわち、体験者はもちろん、楽しく感じてもらえた方が知人等に楽しさを伝えていったり、誘い合ってくれることを期待するものです。
一方で課題としては、偶然テニスコートに通りがかって参加したり、テニスを知らないけれど行ってみようという方々を増やすことは非常に困難でもあります。

想像ではありますが、テニス未経験の方がいきなりテニスイベントに参加しようと思ったり、テニスクラブ・スクール・ショップに足を運んだり問い合わせてみることは非常にハードルの高いことです。
それだけ「初めて」というハードルは高いものです。

もちろん永遠の課題とも言えることなので抜本的な解決策があるわけではありません。
しかしそれらを頭の片隅でも置いておくことは非常に大切なことだと思います。

さて、中学生時期に一度でも硬式テニスを経験したことがあるということは、先々のテニスに対する考え方が大きく変わります。
改めてテニスを再開しようと思った時に経験というものが後押ししてくれてハードルが下がります。
仮に100校に部が創設され毎年約10名の入部希望者がいるならば、テニスに親しみを感じてもらえる人が毎年約1,000名増えることになります。
10年継続できれば10,000名。

現在、全国の中学校の約11%に硬式テニス部が存在し、約1,000校。
サッカーやバスケットボール等の球技系スポーツの多くは50%を超える比率です。
せめて硬式テニスが10%増やすことができれば、約1,000校増加することになります。
単純計算ですが、1,000校約10名で10,000人に硬式テニスを普及させることに繋がります。

中学校に硬式テニス部が少ないことは、逆にそれだけに「伸びしろ」という可能性を秘めたスポーツとも言えます。

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カテゴリー: ミニコラム | 投稿者juniortennis 15:34 | コメントをどうぞ

「スポーツは上級者達だけのものではない」

「スポーツは上級者達だけのものではない」

どのスポーツの世界においても、大小関わらず組織を編成すると上級者や輝かしい戦歴を持っている方々で構成されてしまいます。
もちろん、そのスポーツに精通していて思い入れの深いことから、当然とも言えます。長年培ってきた知識や経験を労を惜しまず発揮されている方々も多くいらっしゃいます。

一方で弊害として、なかなか未経験者や初心者の気持ちや思考を汲み取りきれない傾向もあります。
どんなに未経験者の気持ちになってみて思考を巡らせたとしても、逆に今まで培ってきた経験というものは拭いきれないこともあります。
ある意味で固定観念とも言えるかもしれません。

最近ではどの組織も有識者として、幅広い思考に対応する為に他業界の人物を参画させたりすることが通例となってきています。
ただ、そこに至るまでに、既存組織が新しい人物や思考を受け入れる姿勢が作れるかということが大きな課題となります。

決して組織を否定するわけではありません。
スポーツに関わらず仕事等においても組織は必要であり、それらの複合体によって社会が構成されています。
ただ、その中で未経験、経験が浅い人間が発言したりすることは非常に難しいものです。
その中で経験者の必要なことは、未経験者の意見を受け入れられる器と柔軟な思考とも言えます。
そして何より、未経験者の気持ちを察知しつつ、発言や行動を起こせる雰囲気や環境を作り出すことです。

中学校の硬式テニス部の対して興味を持って下さる方々の多くは、保護者やテニスというスポーツを全国各地で支える関係者の方々が多いです。
「テニス未経験だけど子供がやりたいと言っている。」
「テニス上級者ではないけれどテニスが好きで、各地のテニスイベント協力を行っている。」
等々、さまざまです。
テニスのレベルで協力して頂けているわけでは無く、感謝するばかりです。

紳士淑女のスポーツと言われるテニス。
それは間違いなく技術レベルでは無く、思考や立振る舞いを意味します。
思考においても偏ることなく多くの意見を吸収できる柔軟な姿勢は大切です。
また、コート上においてもコートに立つことが初めての方がいれば、紳士的にエスコートしてあげられるような心のゆとりを持っていたいですね。

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カテゴリー: ミニコラム | 投稿者juniortennis 15:33 | コメントをどうぞ

「ギブアップしないで、希望を語り続ける」

「ギブアップしないで、希望を語り続ける」

様々な分野で格言というものがあります。
いつも中学校にまつわるコラムばかりなので、少し気分転換ということで、個人的ではありますが好きな言葉をご紹介させて頂きます。

「努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る。」
by 井上靖

「決してギブアップしないヤツを打ち負かすことだけはできない。」
by ベーブ・ルース

本会のような活動をしていて、少し行き詰るようなことがあると思い出す言葉です。社会情勢に関わるような問題は、ひとりでは変革できないことは明らかです。
しかし、努力しながら希望を語り続けることによって、その言葉を偶然拾って助けてくれることもあり、人間関係や協力者のコミュニケーションが広がることがあります。
また、勝ち負けではありませんが、ギブアップさえしなければ、困難は目標達成までの過程とも言えます。
間違いなく本会が継続出来ているのも、皆様の励ましや応援によるものです。

もしかしたら、
「努力する人は不満を語る暇がない。」
「負けたと思うことに思考を使う労力さえ勿体無く、反省はするものの次のことを考えることに力を注ぐ。」
のかもしれません。

本会の活動も月日が経てばいずれ変わっていくことかもしれませんが、それらを一日でも早く変わるように微力ながら今後も啓蒙活動を継続していきます。

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