木曜日
台風の影響で風があり過ごしやすい。台風は四国方面へ上陸の予報。
今日はnoguchi夫妻とストロークの練習、そして久しぶりKさんとワンセット。それからtorimuで一緒にレッスンを受けていたk氏が今日も顔を見せていたので誘ってダブルスワンセット、彼も両手打ちをしたので驚いた。
昨日3番コートでN氏とストロークしていると背の高い見知らぬ人が声をかけてきた。ぼくの名前を呼ぶ、えーっと思い近づく人を観察する面長の顔には見覚えがあった。ぼくは六十を前にしてレッスン専門のtorimuの門を叩き一緒に切磋琢磨した仲間の一人だった。
人気コーチのレッスンは厳しい内容で、のらりくらりのぼくのテニスに活を入れてくた、目からうろこの月日を過ごした気がする。
1年ほどでぼくはある日右目の異常が発生して止めることにした。60近くになれば若い人と同じようには出来ないのだと、自分で自分を卑下していた。老いが身近に迫っているのだと感じた。実際はそんなに気にすることでもなかったかもしれないが、その当時はそうだった。
レッスン仲間の有志が送別会を開いてくれた。つい先だって写真を整理しているとき、その写真も目につき懐かしむと、その中に気になる女性がいた。ぼくは花束をもっている、どういう縁の人かどうしても思い出せなかったので、torimuでの仲間だったK氏に尋ねると写真を見ればわかるだろうというので、テニスバッグに入れていた。彼は写真を食い入るよう見詰めたが答えは分らないだった。
そんなわけで、還暦を前にして若い連中とハードな息の上がるレッスンを楽しんだことがなつかしい。