木曜日
零時まで起きてwowowの放送予定を確認すると女子のフォー決めプリスコバvsコニュの試合が1時からで圭とマレーの試合はその後だと確認してベッドへ行った。
試合は4時ごろだろうと何かで聞いた気もしていた。朝方近く目が覚めた、見ると五時を回っていた。タイミングよく目が覚めたと思い急いでテレビの前に行った。
3セットが丁度終わったところで、圭はトイレブレークのようだった。セットカウント12で圭は負けていたが、1セット取っていた。
前の試合カルロビッチから解説は松岡修造変わっていた気がする。ファイナルまで行けばうんぬんと修造は少し自信の欠けた口調で言う。ぼくは前半の3セットは見ていないので分からないが修造口調がそうなら、マレーがセット21でリードなのだから流れはマレーと見ていたに相違ない。
4セット目圭ワンブレークして21とリードして圭のサービス3040リードされたとき、鐵骨をハンマーで叩いたような音が場内に響き渡りプレーは中断して再開すると4040ジュースとなってマレーは頭に来たのかアンパイヤーに詰め寄って文句いうがそのゲーム圭がキープして、31と圭が優位に試合を進める。圭も同じ条件なのに自分一人が被害者のようにカッカしだしてミス連発、圭は何ごともなかったように冷静に試合を進めて61で取り、雌雄はファイナルセットに持ち越された。
ファイナルセット、圭はいきなりブレークして21と優位に進めるも4ゲーム目40ラブからブレークされて22、5ゲーム目1540の劣勢からラケットを交換したりして何とかブレークしたのが大きかった32。キープして42、キーブされて43。
そしてここで事件が起こったのだ。サービスで40ラブとリードしてキープは問題ないと見ていると、ジュースになり落してしまったのだ。44。
マレーはキープして45、土俵際での圭のサービスを心配したがラブでキープして55となってどちらに勝利は転ぶのかとまさにハラドキの緊張の終盤が待っていた。
マレーのサービス3030からマレーは痛恨のダブルフォールトで3040、そして圭のドロップショットでブレークして65、圭のサービングフォーマッチを迎えていた。
緊張のせいかダブルフォールトラブ15 ストロークで1515、サービスリターンミス1530、同じく1540、そして打ち合いでネットに出るとマレーのボールはネットをゆるがした。
その瞬間嬉しさを爆発させるでもなく、握手を終えると当たり前のように少し笑みを浮かべて当然のような顔つきで軽く片手を上げて観衆に応える姿は一回りも二回りも成長した錦織圭選手を感じた。
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