土曜日
昨日は朝から街のどまん中に位置している、K整形外科病院へ重い腰をあげていた。車は最初からパスして熊本駅まで行き、環状線のバスに乗り近くで下りるとの案内に、それで行こうか思ったが、Google地図でチェックするとJR新水前寺駅で下車、市電に乗換え二つ目の交通局前で降りて500メーター位歩くと行けそうだと分かった。家を出て40分ほどで大きな病院の小さな入口にいた。ここかと心配しながら入って行くと左手に奥行きのある病院らしき広間が目についた。
仲間の一人、顔を見かけないと思っていたら、肩の腱が断裂で手術の有無を検討しているらしいとコートで先日耳にした。ぼくも以前MRIで検査を受けたが、MRIをやり直したり、後ろ頭で結んでいる髪が痛くてたまらず、体を動かさだるを得なかったことなども気になり、映像はどうかと不安な気持ちでいたが、断裂はしていないようだとフィルムを前にしての説明はあった。しかし納得いくような丁寧な説明はなされぬまま終わっていた。
それからはユーチュブの動画で肩のインナーマッスルのリハビリなどを見たりして自分なりにケアをしていた。しかし少し良くなると、サービスを打ち過ぎたりして元の木阿弥を繰り返していたっていた。
福岡ベレランを控えて又も肩を痛めて、きき腕でサービスすれば、最悪になりそうな予感がして迷っていたが、この診察の結果で結論を出そうと考えていた。オープンの9時半前には十分に到着していたが、この先生は丁寧に見ますので時間がかかりますよと問診の女性は言う。診察は昼からになった。仲間のK氏と鉢合わせて時間は過ごせたが。
物静かで穏やかな先生だった。名前は一緒ですねという。歳(さい)でとしおですね。一瞬打ちとけた空気が流れた。ぼくの両手を持って力を入れさせ、断裂はないと思います。断裂があればこうはなりません。こうやるとここが痛いでしょう。ぼくの肩の右わきを押さえると思った以上に痛かった。専門とはいえつぼを良く心得ている。「上腕二頭筋長頭腱」に原因があるようです、と初めて聞くような言葉を耳にした。棘上筋や棘下筋類ではなかった。思いもしないことば、いままで思い描いていたところと違うに原因が潜んでいたようだ。そう言われれば納得いく症状があることに気が付いていた。
MRIを撮っているのなら、その病院から借りてきてください。こちらで一筆書きますので、レントゲンも一緒に撮っているでしょうから、そこでまた検討しましょう。少しだけ先生を信頼しょうという気持ちなっていた.
ウインブルドン、準決勝フェデラーVSナダル戦、熾烈な戦いに目を離せず決着のついた朝の3時半過ぎまでテレビの前に寝転んでいた。二人の死力を尽くしたと思える戦いに、言葉が見つからない。ナダルお疲れさん、あなたは赤土の王者で、フェデラーは芝の王者ということを再確認した。芝を自負していただけあったフェデラーは言葉にしたことを実行した。
スペインのアグートに2連敗していたというジョコビッチ、苦戦するかと思えたがグランドスラムでの経験豊かなジョコビッチは、気負って攻めてくるアグートをストレートで下していた。
ジョコビッチをハードコートの王者と位置付けるならば、優勝はフェデラーが最短距離にいるとしておこう。
本日行われる女子の決勝戦、セレナVSハレブ戦はどちらに転ぶのだろうか。ハレプ優位と思いたい。