月曜日
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ジョコビッチ「ラファが強かった」
テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は8日、男子シングルス決勝が行われ、第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)は第1シードのR・ナダル(スペイン)に6-3, 5-7, 2-6, 4-6で敗れ、初優勝、生涯グランドスラムは叶わなかった。
今大会を準優勝で終え、表彰式のスピーチでは「皆さんこんにちは、ラファ(ナダル)、そしてチームの皆様おめでとう。この大会を9回も優勝するなんて信じられません。今日はとても感動的な1日でした。ベストを尽くし、全てを出し切ったけどラファの方が強かった。それに限ります。おめでとうラファ。」
「ファンの皆さん、あなたたちが本当にテニスを楽しみ、情熱的に観戦してくれるから私たち選手は幸せです。私のチームに感謝の気持ちを伝えたいと思います。今年はトロフィーを持ち帰ることが出来なかったけど、来年もう一度、諦めずにずっと挑戦したいと思います。ありがとうございました。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・tennis365.netより
ジョコビッチの素直な気道が伝わってくる。ナダルの強さは、思えば鍛え抜かれた筋肉りゅうりゅうの肉体からと個性あふれるプレースタイルから生まれているのは、承知されていることであるが、選手らから研究されて、そろそろ限界かと思われたが、そうではなかった。500や1000の大会では敗れることはあってもグランドスラム4大大会となると、その真価を発揮している。
ジョコビッチがNO1になった頃は、ナダルの時代は終わったかに思えた、全仏を除いてジョコビッチに勝てなくもがいていたナダルの悲痛な顔を思いだす。勝ち誇ったような自信満々のジョコビッチがそこにはいた。
だが、ナダルはそこからまた磨き上げて進化してしていたのだ。サービス、フォアーに安定をましたバックハンドとドロップにボレー。筋肉りゅうりゅうの体から放たれるショットは力強さと強力な回転と正確さを増し、ジョコビッチを苦しめ最後には仕留められていた。
さて、次なるウインブルドン、サーフェースは全く異なる芝の上での戦い、ニューフェイスが現れるのか、又もナダル、ジョコビッチの頂上争いとなるのか興味は尽きない。
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