全豪 夢を実現した大阪なおみ

土曜日 曇り 雪が舞うちらほら

朝からコートへ出かける。空きコートはあるも、男性陣は試合中、クラブハウスの女性から誘われて1対2でストロークをしていると、試合を終えたO氏がにやにやとやって来た。女性陣にダブルス挑戦する。34とリードをゆるしてあわてたが、何とか男の面目を立てることが出来た。それから1番コートで男子ダブルス一つしてからは早めに帰途に着く。

夕方から始まる、大阪なおみVSグギトバの試合を待ちかねていた。並みいる強豪がいる中次から次えと破り乗り越えて、年度最初に行われるグランドスラム全豪で決勝の舞台に再びたっていた。

グギトバはグランドスラムではウインブルドンで2回優勝している。近頃活躍している姿を見なかったが、怪我をしていて立ち直り今回の全豪で決勝まで進んでいた。

ファーストタイブレーク76 。セカンドは53で相手のサービスをラブフォーテイで3セットポイントが来ていたがそれをキーブされ54。それでもなおみのサービスフォーセットを迎えるが流れが変わりブレークされて55 56 57となんとセカンドを落してしまうのだ。

なおみの苦悩の表情、ラケットに当りたいのをぐっと我慢して、ファイナルが始まる。なおみの表情が変わる、ポーカフェイス、表情を変えずにモクモクと自分のテニスを目指していた。ファイナルはワンブレークを守り通して64で優勝をなしてしまっていた。グット堪えているように歓びを爆発させなかった。グランドスラム連覇、ナンバーワンが決定といえば、我が陣営に真っ先にとび込んで喜びを爆発させてもおかしくなかったが、なおみの思うところがあったのだろう。

だけど、本当に大変なことをしでかしてしまっていたのだ。

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全豪準決勝大阪なおみゆるぎなし両手に華も掌中に

木曜日 晴れ 今日も暖かい

今日のホームコート、人影は少なかったのは、シニアーの大会の影響だ。

ぼくは日当たりの良い3番コートを独り占めして、練習する。自分なりの練習方法で2時間ぐらいは一人で十分遊べるが、それ以上は体力の問題がある。

コート際に現れた真っ黒に日焼けし、口の周りに髭を生やした男が、ぼくに声をかける。誰かわからないので近づいて行くと、見覚えがあった。ここを辞めて行った元コーチだった。俺のマネをするなーと一喝すると苦笑いしていた。ここのコーチと運動公園で練習して来たという。

世間話をする。コート三面ある近くのテニスクラブでコーチをしている。会員は少ないがジュニアを中心にレッスンをしているという。社員として雇われていると言うのでそれは良かったねー、結婚はまだか、まだです。O氏の息子さんは結婚して正月赤ちゃんを連れて帰ってきたそうだよ。彼は二年先輩です、そうですかと感慨深そう。35を過ぎているというので、男は結婚しないと遊んでばかりで、直ぐに齢を取ってしまって、誰にも相手にされなくなるぞとおどすと、5年付き合っている彼女がいますと言うので、叱咤した。彼女がかわいそうじゃないか。ばつの悪そうな表情を見せたが、どこか憎めない男だ。

彼がここでコーチをしているとき人気のない経営者と意見が合わず、すったもんだしてやめて行った。同情した会員は運動公園などで彼のレッスン生になったりして彼を助けていたが、今は自活していけるようになったのだろう。

その後ぼくも経営者とあわず、昔のテニスクラブに移ったて二年ばかり経過するころ、経営に問題が生じたのか、その経営者がいなくなって、クラブ名も変わり好条件で募集があったのでぼくは復帰した、昨年の春のこと。全豪で活躍している大阪なおみを話題にしたりして、しばらく会話、レッスンがあるのでと帰って行った。

良く寝る孫娘と行動するには午後でないとだめなのだ。たくまスポートセンターに2時から2時間バトミントンコートとテニスコートを予約していた。

体育館での1時間のバトミントンはハードだった。ラケットをふる腕は痛むし、足が動かない。そうそうに終えてテニスコートへ。延6時間目のテニスじいちゃんレッスン。贔屓目に見てまんざらではないと思う。

それからわりかし近くの草スキーゲレンデへ、23回滑ると登って行くのに足が悲鳴をあげていて、もう帰ろうと意見が一致していた。

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全豪 圭、ジョコに力尽く  なおみB4へ 期待つなぐ

水曜日 晴れ

冬とはいえどしばれる日々は少なし。早め9時過ぎコートへ到着。10時からレッスンを受けるI氏とシングルスのお手合わせのためだ。ぼくは2月1日から福岡ベレランへ、彼は市の室内選手権にでる。今日は勝たせてもらった。

10時からはいつもの仲間とストロークの練習、ガンガン打って狙ってくるから、良い練習になっている。しばらくするとH氏もやって来た。大阪なおみが優勢だと教えてくれた。ぼくは苦戦するのでは心配していたのでほっとする。練習相手のいなかった彼とストロークの練習していると彼の練習相手HG氏が顔を見せてなおみが勝ったと教えてくれた。その後、セレナとプリスコバが行われているという。

ぼくは練習が終わると、シャワーをあびチャリをとばして家路へ、なおみの録画を見て、思いだしてwowowに切り替えるとファイナルの終盤、セレナ54でプリスコバのサービスの画面だったがセレナはツーマッチポイントを迎えていた。セレナの勝利は目の前にぶら下がっていたのだが、プリスコバはねばってジュースに持ち込み55と戻したのだ。

心理的にはプリスコバの流れは、セレナのサービスをブレークして自分のサービスをキープして勝利していた。

4時過ぎから錦織とジョコビッチの試合が始まった。ファースト圭のサービスはいきなりブレークを許すと16でファーストを落していた。動きが鈍く元気がなかった。太ももを痛めたようでタイムアウトして治療してもらうもセカンドはほとんど動けず14になったところで棄権を申し入れていた。

これまで14連敗をきしているジョコビッチに、疲労困憊の中でも意地を見せてくれるかと期待したが、最悪の終わり方で15連敗という、屈辱を味わっていた。

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全豪準決勝進出半分決まる  解説者の応援はOK?

火曜日 曇り

孫娘とあーちゃんは昼から熊本駅へ、孫娘のママの友達に土産を預かり届けに行ったそうだ。帰りは又ちんちん電車にのり動物園前駅まで行き、幼い時に何度も行ったはずの動物園を懐かしんだらしい。夕方、無風状態に気が付き、家の前で孫とバトミントンを楽しんだ。

ぼくは午前中テニスを楽しみ、家に戻ると全豪に集中する。今日ベスト4進んだのは、バウディスタ アグートにセット31勝利したツチパスとティアフォーにセット30で勝利したナダル。女子ではパブリチェンコワ(ロシア)に21で勝利したコリンズ(米)地元のシャラポバを破ったバーティに20で勝利したクギトバの4人。残り四名は明日戦って決まることになる。

レジェンドで消えたのは引退を表明したマレーと期待されたフェデラー、残ったのはナダルとジョコビッチ。

・嫌なものを見てしまったチチパスVSフェデラー戦。

観客を追うカメラがアップに映しだした顔にまさかと思ったが見覚えがあった。両手を合わせて拝むしぐさをしたり、飛び上ってこ踊りしたりしてフェデラーを応援しているではないか。wowow解説者の一人坂本正秀に間違いなかった。大げさなしぐさにびっくりしていた。解説者が特定の選手を、あんなことまでして応援するとは信じられなかった。解説者はたとえファンであっても中立を装い、選手に対しては平等にあるべきではなかろうかと、ぼくは思っていたからだ。アメリカの大学でテニスをやっていたらしく英語は堪能で、落ち着いた物腰での解説に好感を持っていただけに、すっかり興ざめしていた。

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全豪B8決め 錦織に申し訳ないの一言 諦めないこと教わる

月曜日 晴れ

大坂なおみの試合はクラブハウスのテレビを見ながら練習していた。昼から家に戻りビデオでじっくりと観直した。28歳のセバストハはサービスもストロークもしっかりしていてファーストを46で落していた。なおみは攻め急がなくても良い所を強打で決めようとしてミスをして墓穴を掘っていた。セカンドはファーストの反省か慎重に攻め63でとりファイナルへと突入した。

ワンブレーク32としてのサービスを落して33になるもすぐにブレークして43 53 54 56と苦笑いを噛みしめての勝利だった。

4時過ぎにチャンネルを切り替えると錦織圭VSカレーニョブスタ戦が始まったところだった。それから5時間テレビの前に座って二人の戦いを見ることになろうとは・・・。

ファーストは大接戦でタイブレーク、それを圭が落とし苦労が始まった。セカンドになるとブスタは勢いに乗りワンブレークを守ってとり、セットカウント圭の02となりきけんを感じていた。3セットに入ると圭の顔がさえなかった。下半身を気にしていたように見えたので、本当にヤバイと思った。ここで終わるかとよぎったが、やる気のなさそうに見えた圭だが、ここぞという所では攻めてポイントを重ねて、危なげに見えたがタイブレークまでこぎ付け今度もものにして、待望の1セットをものにしてくれて、嬉しかった。

流れは混とんながら少し圭にかたぶき掛けているように思えた。圭はたんたんと自分のリズムでゲームを進めているかに見えたし、ブスタの勢いはファースト、セカンドに比べれば削がれていた。

4セットを圭は64で取りセット22でファイナルへと突入、そこでも優勢ワンブレークで進めていたが、最後にブレークされて10ポイントのタイブレークに突入。圭は58の劣勢から10ポイントを先取して勝利していた。
なにおかいわんや!!

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全豪 B16出揃い B8の戦いが佳境にいる

日曜日 雨 曇り 晴れ

全豪、ベスト16が出そろい、今日はベスト8が次々と決まっていた。男子では若手の躍進が注目された。米国の21歳の誕生日を迎えたティアフォーがディミトロフを破りグランドスラム初のベスト8へ、ギリシャのチチパスがフェデラーを大接戦67 76 75 76で破り大喝采を浴びていた。そしてチチパスは最高の喜びを表した。昨年の覇者、ウオズニアキを破ったシャラポアはエイトをかけて地元のバーティと戦ったがファイナルで敗れた。

明日、圭となおみのベスト8をかけての戦いがある。
錦織の相手は23シードスペインの パブロ・カレノ=ブスタ。圭が彼と戦ったのを見たことはないが、接戦になっても負ける相手ではないと思う。

なおみの相手はラトビア13シードのセバストア、粘り強い巧者の印象がある。油断できない相手には相違ないが、冷静に戦ってくれれば負ける相手ではあるまい。

・男子のドロー

・女子のドロー

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全豪 なおみ3回戦を見届け 田原坂と金栗四三を尋ぬ

土曜日 晴れ

9時からの大阪なおみの試合が始まる。相手のシェイ・スーウェイは左右両手打ちで省エネテニス、前から注目していた選手だっだ。なおみとどんな試合になるのだろうか、ケルバーがあと一歩まで追いつめられた試合を思いださずにはいられなかった。

ボールを引き付けフラット気味でどこに打つのか分からない。ケルバーがなぜそんなに翻弄されるのかと思っていたが、なおみもそんな目にあって試合は進んでいたファーストセット。だが、それでも強打で54となおみはサービスフォーセットに持ち込んでいた。

これでファーストは掌中にあるとほっとしていたが、意識したのか最初のポイントを落すとズルズル55となっていた。流れは変わり57でファーストを落すと、セカンドの出ざしも相手のペース、翻弄されて自分のテニスが出来なくなったなおみはラケットに当り散らしていた。

なおみの印象を悪くする行為にガッカリ、こんことをした選手で勝った選手はあまり見たことがないので、あきらめて見ていた。強打を諦めてなおみはロビングショットを使ったりドロップを使ったりしてみたが通用ぜず、また自分本来のテニスに戻るといつのまにか44と追いついていたのだ。ブレークして54 キープして64でせアンドを取ると、ファイナルは流れは完全になおみのペースになっていた。61でとりほっとしていた。

圭の試合が始まりそうだったが、西南戦争の激戦地田原坂に孫娘を案内した。300円出して「田原坂西南戦争資料館」へ入ってみた。資料も豊富で地元の人たちの出演で戦いの戦場をイメージした映像も見られて参考になって楽しめた。日本人同士で残酷な戦いが繰り広げられたのは、本当に痛ましい限りに尽きる。新しい日本に生まれ変わる陣痛だったのだろうか。

それからナビで「金栗四三ミュージアム」に車を走らせた。人気のない裏道をナビはえんえんと案内してどの辺についたのかわからなかったが、真新しい建物が現れた。

入園料600円は田原坂の資料館に比較すれば、その内容からいって、ぜんぜん高いと思ったがあーちゃんが払ってくれたので入館。テレビでイダテンは放映されているので、金栗四三のイメージは出来ているが、孫娘の手土産にとやって来たのだった。オリンピックの先駆けにこんな人たちが頑張っていたのだ。こんな人が身近にいたのに詳しく知ろうとはせず過ごしていた。勉強になった。

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全豪3回戦佳境 孫とテニスと人口芝ゲレンデで遊ぶ

金曜日 晴れ

全豪三回戦は錦織同様男女ともフルセットの熱戦が多く戦われている。チリッチとベルダスコもファイナルセットを戦い、チリッチが逆転で勝利していましがた終わった。錦織と大阪の3回戦は明日行われる。3回戦が終わればベスト16が出そろう。

昼からローンコートで孫にテニスのレッスン、三日間で5時間、それなりに楽しんでいるようだ。

終わって近くの激安のスーパー「みやはら」へ、10円のカップめんを4個買ったりして運動公園裏側にある人口芝のゲレンデに行き、草スキーを楽しむも、大事な足を痛めてしまった。いまから試合が控えていというに、がっくり。スキー用のワックスをスノーボードの裏側に塗り、すべりを良くしたのが、今年のぼくには命取りとなるかもしれない。後悔先に立たず。残念無念。

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全豪2回戦錦織圭のショータイムハラドキの3時間48分

木曜日 晴れ

9時過ぎから、錦織圭VSカロビッチの試合を見る。2セット難なくとったので、テニスでも行こうと浮ついていると3セット目を落していた。そして4セットも終盤ブレークされて57で落す。ついにファイナルへ、流れはカルロにみえた。キープの仕方がカルロスは楽に圭は苦労してと、極端になりはじめていた。

44からの圭のサービスは、いきなりラブフォーティとなって万事休すかと思った。ところが圭は沈着冷静に大ピンチをようよう抑えることできた。まだわからないと、胸をなでおろす。もし落すようなことになれば、45からカルロのサービス誰が考えてもブレークできるとは思えなかった。カルロスのサービスはそんなに威力があった。

圭はタイブレークに何とか持ち込み、先に先攻し勝利を確信する場面もあったりしたが、追いつかれて77、全豪ではルールの変更でてファイナルでのタイブレークでは10ポイントのタイブレークとなっていた。

二度目の万事休すを覆して、運よくしのいで1008で何と勝利していた。

カルロビッチは2メーター11センチ余の大男、肩まで届かない圭が、翻弄して最後にはやっつける。これほどの痛快劇はどこにあるだろうか。割れんばかりの会場のこだまにもそれは現れていた。

大坂なおみの対戦相手はロシアの21歳の同世代セダンセクでランク78位。なおみに劣らずガンガン打ってくる選手で心配されたが、十分に対応して結果は6264で勝利した。将来性のある選手に思えた。

西岡はハチャノフにストレート、ダニエルもシャポバロフにストレート負けしていた。三回戦に進むことが出来たのは錦織圭と大阪なおみ二人となった。

錦織圭の決着を確認してローンに出かける。お姉さんたちに新年のお手合わせをお願いした。三セット楽しむも勝たせてはもらえなかった。

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全豪一回戦始まる 圭危うし なおみ好調

火曜日 曇り

9時から全豪、圭の試合が始まる。相手は予選を勝ち抜いたポーランドの23歳とか。蓋を開けてみると、圭を少し大柄にした感じ、身長は183cmでストロークもサービスの圭の上を行っていたのが、ゲームが進むにつれ分って来たが、苦戦しても負けることはあるまいと、コートに出かけた。

NHKでも放映しているということでクラブハウスのテレビを付けてもらうと、何と負けているではないか、ファースト63で落してセカンドも圭は頑張ってタイブレークに持ち込んだがやられて67とセカンドも落としたという。ぼくは3番コートでストロークの練習をしながら情報をコートの仲間から耳に入れていた。3セット目は60で圭が取ったという。

そして4セット目も圭がリードしているとの情報、相手選手にトラブル発生したのだと考えた。クラブハウスを覗くとニュース画面になっていて、テニス放映には切りかわらない。家に戻りテレビを付けると圭の2回戦は木曜日と言っていた。初戦は運もあって勝利の女神は圭に微笑んだ。優勝うんぬんとかコメントしていたが、謙虚さが大事だとつくづく思う。
西岡、ダニエル、大阪、錦織と5名が初戦突破した。予選を勝ち上がり頑張った土居美咲は残念ながら素線で散った。

夕方、孫娘をコートに誘い、1時間レンタルコートで遊ぶ。まるでバッティングセンターのように。

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