おはようございます、太郎です!
僕は年間数百人のテニスを指導させて頂いています。
ジュニアからお年寄りまで見ていますが、そのほとんどの方に共通の技術的ミスがあります。
あなたはそれが何だか分かりますか?
それは、準備遅れです。
つまり、テークバックが遅れています。
その為に、十分な体勢でボールにパワーを伝える余裕がないのです。
フォアハンドのテークバック完了時では、簡単に(右利きで)言うと、右股関節が十分に捻り込まれ、その上に重心がのり、背中が伸びて、両肩を結ぶラインが横のフェンスと平行になるまで左肩が十分に捻り込まれ、右手が外を向き、左腕が伸びます。
イメージはトッププロの写真を見てください。
その後、十分にグリップ,手首,肩,胸、腹などを脱力させて、腰からの連動で徐々に身体を回して行き(胸、肩甲骨、肘、手首、ラケットヘッドの順で)やっとインパクトを迎えます。
その間にボールとの距離を調節し、足を動かし、タイミングを計りと、やることが目白押しです。
ですから、可能な限り早くテークバックをしましょう。
今まで何年もコーチをしてきましたが、「あなたはテークバックが早すぎてダメです。直しましょう。」と一度も言ったことはありません(笑)
テークバックが早くてきた時のメリットはたくさんあります。
ざっと言っても、余裕が生まれる。ボールがよく見える。タイミングが取りやすい。力を伝えやすい。球種を選べる。等々。
メリットはたくさん、リスクはほとんど無しのローリスクハイリターン。
あなたのテークバックは完璧に近いでしょうか?
写真は、昨日行った九段下のビル10階からの夜景と、そこへ向かう時に乗った浦和美園駅です。
11月24日の1dayキャンプは、まだまだ空きがあります。大チャンスですよー!