スポーツ心理学
テニスの試合で実力が均衡してたり、調子が良い時は
ボトムアップ性注意が主人公で、自らを高める為の集中力が出る
ゲームカウント4-0や5-1でリードした時に、余裕が出てきて
トップダウン性注意に切り替わりやすい
トップダウン性注意 相手がどう出てくるのかな?と受け身になりやすい
リードされてる選手は、「よし!こうして攻めて見よう」と
自ら積極的に試合を組み立てる、ボトムアップ性注意を出してくるので
あっという間に、逆転される場合がある、
なので、大差がついたゲームになった時、トップダウン性注意でなく
意図して目的を持って試合を組み立てればボトムアップ性注意になり
流れが変わりにくい
ナダルやフェデラーなどのトップ選手は、リードしても積極的に
ボールを支配して相手のチャンスを最小限に抑える事が出来る、
サッカーのイングランド代表がスポーツ心理学を使い強化した
ウイリー・ライド教授の論文の一部をテニス訳したのですが、
ヒーロー的簡単に言うと、試合で注意する所が3か所ある
一、立ち上がり 二、中弛み 三、目標が見えて来た時
立ち上がりとは、
試合に入る前の心身のウォーミングアップが足りず、
即ボトムアップに持っていけない状態、
また前に試合で勝った事がある選手とは、試合展開を想像し
トップダウンになり受け身になりやすい、
中弛みとは、
身体も温まって来て、ホッとする瞬間、トップダウンになる
目標が見えて来た時
あと1ゲーム、あと1ポイントの時、勝ったと思った瞬間から
トップダウンにだり、試合をひっくりかえされる、
と言う事は、試合には3度のチャンスがあるって事、
相手がトップダウンになった瞬間を見逃さないのと同時に
自分は、最初から心身ともに全力で行けるように
ウォーミングアップの時から、試合で使う呼吸や心拍数の幅を
準備しておき、スタートダッシュ出来るようにする、
常に積極的プレーを心掛けボールを支配しチャンスを与えない
試合は何が起こるか分からないので勝ち切ってこそ勝利と思う
トップのレベルで出来ればナダルやフェデラーになるけど
レベルは低くても、そういう考え方の子供達は絶対強くなる