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サーブ&ボレーをしない孤高の男子ダブルスプレーヤーを応援しています。特にドディグ、メルゲア、マレーロを応援しています。
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ジェイミー・マレーのバックボレーです。
これは相手前衛にポーチに出られて、それを処理する場面を想定しての練習をしているところです。そのため、ポジションはサービスライン付近でラケットセットも低め(ローボレーを打たされることを想定している)です。
テイクバックがほとんどなく、フォロースルもわずかで、まさにブロックして打っている感じです。
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ジェイミー・マレーのバックハンドです。ボールが低かったこともあるのでしょうが、テイクバックが非常にコンパクトで2,3コマ間でラケットがほとんど動いていません。
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楽天オープンのダブルス準々決勝でハーセ / ミドルコープ組がマルタン / シモン組を破ってベスト4に進出しました。
ATPの記事でこの二人が日本の観客についてコメントをしています。特にミドルコープはダブルスの早いラウンドに沢山のお客さんが来てくれたことが嬉しかったみたいです。この調子で来年も来てくれると嬉しいです。
ちなみに今大会ミドルコープがプレーしたのは1,2回戦とも小さなアリーナ2のコートで、まだアリーナ1(センターコート)でのプレーはありません。準決勝の対ソールズベリー/内山戦もすでにアリーナ2に組まれてしまっていて、アリーナ1でプレーするには決勝に進むしかありません。こんなコメントをしてくれたからには内山には悪いけど決勝に残って、アリーナ1でプレーさせてあげたいと思いました。
追記:間違えました。ミドルコープ組が戦うのは内山組ではなくマクラクラン組でした。ミドルコープ組は準決勝で敗れています。
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2018年 9月29日(土) ダブルス予選1回戦
F.マルタン / G.シモン 3-6 6-3 12-10 M.ミルニー / P.オズワルド
元ダブルス世界ランキング1位のミルニーと人気選手のシモンの登場…だったのですが、ちょうど同じ時にアリーナ1で高橋/綿貫組とキリオス組のダブルスの試合が始まったので、お客さんはほとんどそちらに行ってしまいました。ただ、シモンの応援でフランス国旗を持って応援されている方も何人かいました。
試合は第6ゲームマルタンのサーブでこの試合初のディサイディングポイントを迎えます。オズワルド/ミルニーがここをブレークし、この1ブレークを守って6-3で第1セットを取ります。
第2セットは今度は第6ゲームでオズワルドのサーブをマルタン / シモンがブレークし、6-3で取ってマッチタイブレークへ。
マッチタイブレークでは先にミルニー / オズワルドがブレーク。その後マルタン / シモンのナイスリターンが続き逆に1ミニブレークアップ。しかし、土壇場でミルニー/オズワルドがブレークバックして追いつくという白熱した展開になりました。10-10で迎えたミルニーのサーブで、シモンのリターンがネットイン。なんとかミルニーはこのショットを返したのですが、甘く入ったところを決められてしまいました。続くシモンのサーブで前衛のマルタンが鮮やかにポーチを決めて試合終了となりました。
勝ったマルタン / シモンは本戦1回戦で第1シードのコンティネン / ピアースに勝利してベスト8進出。次のラウンドでハーセ/ミドルコープと対戦します。
敗れたミルニー / オズワルドはこれで楽天オープンに関しては2年連続予選1回戦負けになってしまいました。昨年の試合でも相手ペアのラッキーなフレームショットで試合を決められてしまいましたが、今年も勝負所でコードボールがあり、どうも運がないペアです。特に41歳のミルニーのプレーを観られる機会はもうそう多くはないでしょう。来年こそは本戦での活躍が観たいです。
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ダブルス1回戦
マクラクラン勉 / J.ストルフ 7-6 7-5 J.ペラルタ /H. セバリョス
スコアは競っていますが何となくマクラクラン / ストルフの方が常に優勢だった印象が残ります。単なるプレースタイルの差かもしれませんが、この二人の方がサーブが良く、ゲームのテンポが良かったように思います。セバリョス / ペラルタはともにストローカーなので、 もっと自分たちのリターンでプレッシャーをかけたかったのだろうと思いますが、そうさせないだけのサーブ力がマクラクラン / ストルフにあった気がします。次戦ではチョン・ヒョン / エブデンのペアと対戦します。
この試合はアリーナ2に組まれたのですが、マクラクランは日本人選手で去年のチャンピオンでもあることを考えると、できればセンターコート(アリーナ2)で試合をさせてあげてほしかったです。
ダブルス1回戦
J.ソールズベリー / 内山靖崇 6-3 7-6 西岡良仁 / 上杉海斗
どちらも急造ペアでしたが、ソールズベリーと内山はどちらもツアータイトルを持っている選手だけあって、この二人の方が滑らかに動けている印象がありました。またリターンはこの二人の方が良く通っていた(相手の前衛に捕まらなかった)気がします。
西岡 / 上杉も第2セットは良く頑張りました。最初のマッチポイントを凌いだ上杉のローボレーはこの試合のハイライトでしょう(恐らく相手の動きを見て打ったわけではなく、沈められたらストレートと決めていたように思います)。ただ、全体的に西岡 / 上杉の方がいっぱいいっぱいでプレーしている感じは常にありました。
勝ったソールズベリー / 内山は次戦でマレー / ソアレスと対戦します。
ダブルス準々決勝
R.クラーセン / M.ビーナス 4-6 7-6 11-9 D.イングロット / F. スクゴール
第1セットはクラーセンのダブルフォルトが続いたゲームでイングロット組がブレークし、そのまま6-4で先取。続く第2セットは再三にわたってクラーセン組にチャンスがありながらも、ことごとくディサイディングポイントを取られてタイブレークへ。クラーセン組はタイブレークでも4度のセットポイントをしのがれるという苦しい展開でしたが、どうにか第2セットを取ります。迎えたマッチタイブレークでは9-7でイングロットのサーブという絶体絶命のピンチがありましたが、この時のビーナスのリターンがネットインするという超ラッキーでここしのぎ、クラーセン組が逆転で勝利を収めました。これでこのペアはベスト4進出です。
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楽天オープンの裏で開催されているメキシコのチャレンジャーでフェレールがプレーしています。1回戦でオーストラリアのコキナキスに勝利しています(ATPの記事はこちら)。
この大会ではマルティネスという選手と組んでダブルスにもエントリーしています。どうやらフェレールの兄がこの選手のコーチをしているようです。1回戦でパエス組と対戦します。
フェレール以外にもグラノイェルス、メルツァー、カルロビッチといった選手が出場していて、なかなか豪華なチャレンジャーです。
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2018年 9月29日(土) 練習試合
J.マレー / B.ソアレス 10-7 4-7 高橋悠介 / 綿貫陽介
アリーナ1のシングルス4試合目が終わった時点でだいたい午後5時半ぐらいだったのですが、その後のダブルスの試合は7時開始となっていて、少し時間が余りました。その時間に表れたのがマレー / ソアレスと高橋 / 綿貫のペア。最初はコートをシェアしてそれぞれ別々に練習していたのですが、なんと最後にマッチタイブレーク方式で試合をすることに。これは思わぬサプライズでした。お客さんは多くはなかったもののそこそこには残っていました。この時間まで残る人たちはやはりダブルスも好きな方が多かったようで、ポイント間には本当の試合さながらに拍手が起こるなど、雰囲気が良かったです。
練習試合とは言え両ペアともサインプレーをしていて、結構しっかり試合をしていました。ただ、その中で笑顔が見られる場面もあり、真剣かつ和やかなムードだったと思います。観客としてもシングルスの試合観戦で疲れた後にゆったりと観られる程よいイベントでした。
日本ペアも強い突き玉を打つなど善戦しましたが、流石に百戦錬磨のマレー / ソアレスが甘いリターンを逃さずポーチしてきましたし、日本ペアがサインプレーで前衛を動かしてきたときも逆をついたリターンが良く通っていたように思いました。セルジャッチでコートチェンジも無かったため、お客さんでスコアを正確に追えていた人はいなかったと思いますが、途中でソアレスが「7-7」とコールしてくれて、そのコールの後マレー / ソアレスが3ポイント連取したので、10-7でこの試合はマレー / ソアレスの勝利でした。
マッチタイブレークが終わったあと、恐らくソアレスの提案でもう1試合やることに。今度は通常のタイブレーク方式だったようで、6-4の綿貫のサーブでマレーのリターンがアウトになり、そこで試合が終わりました(ちなみにこの時もソアレスが途中からスコアをコールしてくれたのでいくつで終わったのかわかりました)。
これは私の推測なのですが、恐らくタイブレークをもう1試合やったのはマレー / ソアレス側の配慮だったのではないかと思います。この後に日本ペアはダブルスの予選が控えていたので、練習試合とはいえ直前の試合で負けたまま本番の試合に臨ませるは悪いと思ってくれたような気がします(残念ながら日本ペアはキリオス / セレタニー組に大接戦の末敗れました)。
練習試合の後にソアレスはかなり長い時間をかけてファンのサインに応えていました。さっそくインスタグラムにこの日の写真をアップしてくれていたりと、ファンサービスが丁寧です。今回で4年連続の来日ですが、ぜひとも楽天のタイトルを取ってもらい、この先何年も日本に来続けて欲しい選手です。
追記:この練習試合の模様がyoutubeにアップされていました→こちら
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2018年 9月29日(土) 予選1回戦
伊藤竜馬 6-4 1-6 6-3 M.マクドナルド
マクドナルドという選手のことを良く知らなかったですが、ATPのサイトによると一昨年プロ転向した23歳の選手だそうです。身長178cmと小柄ながら、現在の世界ランキングは80位をマークしています。
試合は伊藤がフォアからもバックからも安定した深いボールを打ち、チャンスが来たところを仕留めるという非常にオーソドックスなテニスで第1セットをものにします。正直派手なショットがほとんどない地味な展開だったので、お客さんの盛り上がりとしてはいまひとつでしたが、とても堅実なプレーでした。
ところが第2セットは序盤でブレークを許すとそのままズルズルと悪い展開に陥ってしまいます。あれほど堅実だった第1セットとは打って変わってミスが増えてしまい、ラリーの早い段階でのエラーが続いた印象でした。また、ファーストサーブがあまり入らなくなったことにもイライラしていたようです。
非常に嫌な流れでしたが、第2セット終了後にトイレットブレークを取り、これで気持ちが切り替わったのか、第3セットはまたプレーの堅実さが復活し、アーリーブレークを奪って、このブレークを守り切って勝利しました。
この試合を私はたまたま伊藤の陣営の近くで観ていたので、陣営の人の会話が耳に入ってきたのですが、伊藤のテニスは段々良くなってきているようです。試合中は盛んに「脚、脚」というコメントが聞かれました。短いボールに対してもっと脚を使って前のポジションで捕らえてほしい、ということだったみたいです。
残念ながらこの後の2回戦で伊藤は綿貫に敗れ本戦入りは叶いませんでした。プレーが良くなってきているという陣営の言葉を信じ、また伸び伸びと力強いボールを打つ伊藤が観られる日を楽しみに待ちたいと思います。
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2018年 9月29日(土) シングルス予選1回戦
D.クドラ 6-2 3-6 6-4 H.セバリョス
クドラは世界ランキング65位の選手。予選にエントリーしている選手の中では3番目にランクの高い選手です。対するセバリョスは現在のランキングこそ154位ですが、最高位は39位をマークした選手。2005年以降にクレーコートでナダルに勝ったことのある数少ない選手の一人です。実力者同士のカードでしたが、同じタイミングで綿貫陽介の試合が組まれていたため、この試合は客席の少ないアリーナ2での試合となり、お客さんの入りもまばらでした。
試合はセバリョスのサーブでスタート。しかし、得意のフォアでのアンフォーストエラーが続き、いきなりサーブをブレークされてしまいます。次のクドラのサーブでは、なんとダブルフォルトが3つもあったため、即座にブレークバックに成功しますが、セバリョスのフォアの調子は上がらないままでした。
ただ、得意なショットが不調でもその日の持てる武器を駆使して戦うのがトップ選手です。途中からセバリョスはミスの多いフォアハンドでの強打を控え、攻撃は主にバックハンドのフラット系の強打を軸にしたプレーに切り替えていました。このバックの強打はインドアハードというサーフェスの相性ともマッチしたのか、効果的に決まる場面が多かった印象です。セバリョスは第1セットこそ3ブレークされてセットを失いましたが、内容的にはそこまで差があるようには見えませんでした。フォアが不発ながらもストローク戦では打ち勝つ場面も多かったように思います。
第2セットを奪い流れはセバリョスにあるかと思われましたが、ファイナルセットを取ったのはクドラでした。前述の通りストローク戦ではそれほど差がありませんでしたが、クドラは(第1ゲームこそ3本ダブルフォルトがありましたが)サーブが良く、苦しい場面でフリーポイントが取れていました。その一方でリターンが良く返せており、セバリョスには容易にフリーポイントを与えませんでした。この差があったことでセバリョスの流れを断ち切ることができたように思います。
勝利したクドラは予選2回戦で内山靖崇に勝利し、本戦進出を決めています。本戦では初戦でガスケと対戦します。
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