ラドバンスカのバックハンド

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ラドバンスカのバックハンドです。テイクバックの始め(1、2コマ目)はラケットヘッドが立っていますが、テイクバックが完了した3コマ目ではもうラケットヘッドが寝ています。これはラドバンスカがパワーよりボールを捕らえるタイミングを重視するタイプだからかもしれません。

腰の回転をあまり使わず、フォロースルーもコンパクトで自分からフルスイングでパワーを出すというより相手の力を巧く利用するタイプの打ち方なのでしょう。

 

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カテゴリー: 連続写真 | 投稿者ステイバックダブルス 01:18 | コメントをどうぞ

ジャリーのサーブ

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チリのニコラス・ジャリーのサーブです。チリのファンの賑やかの声援の中でプレーしていました。

ジャリーはいわゆる「担ぎ上げ型」と呼ばれるサーブのテイクバックを採用しています。先にラケットを持っている手を動かしトロフィーポジションの位置にセット(2~6枚目)し、その後トスアップ(7~11枚目)をします。

私の近くで観ていた方が”Funny serve”と呟いていましたが、ラケットを持っている手の位置を固定した後はトスアップだけに集中できるので、トスが安定しやすいメリットがあります。特に左右の手を同時に動かすとトスが乱れてしまう人にはお勧めです。女子のガルシアもこのテイクバックを採用しています。

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カテゴリー: 連続写真 | 投稿者ステイバックダブルス 03:49 | コメントをどうぞ

ニクレスクのフォアのスライス

フォアのスライスフォアのスライスフォアのスライスフォアのスライスフォアのスライスフォアのスライスフォアのスライス

 モニカ・ニクレスクのフォアのスライスです。スライスはよく「切り落としてはいけない」という指導を受けますが、4~5コマ目を見るとかなりダウンスイングしています。ただ、フォロースルーはまるで普通のショットを打ったかのように高い位置にあります。テイクバック~インパクトまでは上から下、インパクト~フォロースルーにかけて下から上へとスウィングするのが良いのだと思います。

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カテゴリー: 連続写真 | 投稿者ステイバックダブルス 02:44 | コメントをどうぞ

2018年 USオープン 観戦記 その⑧

2018年 8月28日 アーサー・アッシュ・スタジアム(ナイトセッション) 男子シングルス1回戦

R.フェデラー 6-2 6-2 6-4 西岡良仁

すごく小さいですが西岡(左)とフェデラー(右)

すごく小さいですが西岡(左)とフェデラー(右)

もうとにかくフェデラーが強すぎました。ポジションが全然ベースラインから下がりません。基本的にフェデラーが絶えず攻撃し続けていて西岡が一生懸命それを凌いでいる感じでした。

たまに西岡も鋭いカウンターショットを放って会場を沸かせましたが、逆に言うとそういうスーパーショットがない限り、なかなかフェデラーが攻め立ててくる中でウィナーを取れなかったというのも事実だと思います。

終盤はある程度フェデラーが今後の試合にむけての調整というか、ちょっと強引な攻めをトライしてみている様子でした。結果として最初のサービング・フォー・ザ・マッチを落としましたが、フェデラー本人はあんまり気にしてなさそうでした。

西岡の2ndサーブに対して踏み込んで強打するフェデラー。

西岡の2ndサーブに対して踏み込んで強打するフェデラー。

同じくフェデラーのリターン。打点が凄く前です。

同じくフェデラーのリターン。打点が凄く前です。

ボールに飛びつくフェデラー

ボールに飛びつくフェデラー

ビリー・ジーン・キングが観戦していました。オーロラビジョンに姿が映ると大きな拍手が起こりました。

ビリー・ジーン・キングが観戦していました。オーロラビジョンに姿が映ると大きな拍手が起こりました。

試合終了

試合終了

試合終了とともにスタンディングオベーション

試合終了とともにスタンディングオベーション

声援に応えるフェデラー

声援に応えるフェデラー

オンコートインタビュー

オンコートインタビュー

退場するフェデラー

退場するフェデラー

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カテゴリー: 観戦記 | 投稿者ステイバックダブルス 03:00 | コメントをどうぞ

2018年 USオープン 観戦記 その⑦

2018年 8月28日 13番コート 男子シングルス1回戦

J.ベネトー 2-6 7-6 6-3 6-4  M.チェッキナート(22)

ベネトー

ベネトー

チェッキナート

チェッキナート

今大会で引退を表明しているフランスのベネトー。さぞかし沢山のお客さんの声援の元でプレーするだろうと思い、急いでコートに向かったのですが…

13番コートのスタンド

13番コートのスタンド

↑こんな感じでお客さんの入りは割とまばらな上に応援も序盤はチェッキナート寄りで、ベネトーの最後の大会としては少し寂しい雰囲気でした。

試合は第1セットは2ブレーク差をつけてチェッキナートが取ります。やはりストローク戦になるとチェッキナートの方が優位な印象が残りました。ベネトーもそれを感じていたのか、第2セットはサーブ&ボレーを増やしてきました。

ベネトーのサービスダッシュ

ベネトーのサービスダッシュ

正直なことを言うと私はこの時、ベネトーにどこか諦めがあるのではないかと思ってしまいました。戦術を少し変えはしたとはいえ、ベネトーはなんだか淡々としていて、なんとしてもこの状況を打破しようとしているように見えなかったのです。既に引退の意思を表明している選手ですし、それも致仕方ないことなのかな、と思って観ていました。

それが間違いだったことに気づかされたのは第2セットのタイブレークです。タイブレークに入るとベネトーは一転して気迫のこもったプレーを見せ始めます。恐らく最初からこのタイブレークで勝負をかけるプランで、それまではギアを温存していたのでしょう。6-5で迎えたセットポイントでリターンを強打し、見事にセットオールに持ち込みます。

第2セットタイブレーク。勝負をかけるベネトー。

第2セットタイブレーク。勝負をかけるベネトー。

第2セットを奪われ、ラケットを叩き折ったチェッキナート

第2セットを奪われ、ラケットを叩き折ったチェッキナート

第3セットは勢いを失ったチェッキナートのミスにつけこんで早期にブレークを奪うとその1ブレーク差をきっちり守りきって6-3でこのセットを取ります。

第3セットのサービス・フォー・ザ・セットをラブゲームで取り、ベンチに戻るベネトー。

第3セットのサービス・フォー・ザ・セットをラブゲームで取り、ベンチに戻るベネトー

こうなってくるとそれまで静かだったベネトーの応援が俄然盛り上がり始めます。2-3で迎えたベネトーのサービスゲームは何度もデュースになる厳しいゲームでしたが、ここを切り抜けると次のチェッキナートのサーブをブレークに成功。このセットもその1ブレークを守り切って見事な逆転勝ちを収めました。

気温も湿度も高かったこの日。ポイント間に日陰に入り、フェンスにもたれて体を休めます。

気温も湿度も高かったこの日。ポイント間に日陰に入り、フェンスにもたれて体を休めます。

苦しかった第6ゲームをキープし、ガッツポーズ。

苦しかった第6ゲームをキープし、ガッツポーズ。

勝利の直後のベネトー

勝利の直後のベネトー

勝利の直後のベネトー

勝利の直後のベネトー

ファンの声援に応えるベネトー

ファンの声援に応えるベネトー

試合の後、フランスのテレビ局のオンコートインタビューがあり、ルコントとバルトリが来ていました。ところがその収録中に次の試合の女子選手が入場してきてしまったため、ベネトーにはコートでファンにサインをする時間が無くなってしまい、急遽通路を歩きながらサインをすることに。時間が無い中でも子供達との写真撮影やサインには可能な限り応じていた姿が印象的でした。

試合後にフランスのテレビ局のオンコートインタビューがあり、バルトリとルコントが来ていました。この収録中に次の試合の女子選手が入場してきてしまうというハプニングもありました(笑)

仏テレビ局のオンコートインタビュー

既に報道されている通り、ベネトーはこの後の2回戦でフルセットの末にシュトルフに敗れています。デビスカップに招集されれば出場する意向があるとのことですが、今のフランスの選手層を考えるとベネトーに招集がかかる可能性は低いので、恐らくこの試合をもって引退でしょう。

それにしてもこのチェッキナート戦は素晴らしかったと思います。2ブレークダウンで落とした第1セットから、第2セットのタイブレークのワンチャンスをものにして試合の流れを変えてみせました。ベテランらしい駆け引きの巧さだったと思います。戦術の工夫次第で、自分より格上の相手でも勝てるのだという、テニスの楽しさ、奥深さを最後の大会で改めて示してくれました。とても格好良かったです。引退が残念でなりません。

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カテゴリー: 観戦記 | 投稿者ステイバックダブルス 00:57 | コメントをどうぞ

2018年 USオープン 観戦記 その⑥

2018年 8月28日 コート6 女子シングルス1回戦

J.グルシュコ 3-6 7-5 6-4  M.ニクレスク

コイントス

コイントス

ルーマニアのニクレスクはフォアハンドがほとんど全てスライスという非常に変わったプレースタイルの選手です。かつて男子選手にやはりフォアのスライスを多用するサントロという選手がいましたが、ニクレスクはまさに「女子版サントロ」とでも言うべき選手でしょう。

フォアのスライスを打つニクレスク

フォアのスライスを打つニクレスク

バックハンドでは左手のグリップが非常に厚い(フルウエスタンぐらい)独特の握りを採用しています。

バックハンドでは左手のグリップが非常に厚い(フルウエスタンぐらい?)独特の握りを採用しています。

対するグルシュコのことはよく知らなかったのですが、イスラエルの選手で現在の世界ランキングは162位(最高位は79位)。今大会は予選からの出場している選手です。

ノーシード同士の地味なカードでしたが、どちらかの選手の応援目的にあえて観に来ている人ばかりだったためか、応援は双方ともにそこそこ盛り上がっていました。

試合は両者ともサービスキープに苦しみ、第4ゲームまで全てブレークという立ち上がりになります。ニクレスクのスライスがグルシュコのバックに入ると返球が甘くなることが多く、ここを起点にニクレスクが攻撃し、第1セットは6-3でニクレスクが取ります。

スライスに対し、詰まった当たりになるグルシュコのバックハンド

スライスに対し、詰まった当たりになるグルシュコのバックハンド

しかし、第2セットになるとニクレスクのスライスのエラーが増え、一方でグルシュコはフォアハンドがより広角に厳しいところに決まるようになり、グルシュコが4-0とリードします。

アクシデントが起きたのは4-0で迎えたグルシュコのサービスゲームの30-30の場面でした。ニクレスクの打ったドロップショットを追いかけたグルシュコはネット際で転倒してしまい、そのまま動けなくなってしまったのです。グルシュコは膝を抑えて泣き出してしまい、一時は途中棄権かと思うような場面でした。

ニクレスクのドロップショット。まさにこの写真のショットの直後にグルシュコが転倒してしまいます。

ニクレスクのドロップショット。まさにこの写真のショットの直後にグルシュコが転倒してしまいます。

氷嚢を持って歩み寄るニクレスク

氷嚢を持って歩み寄るニクレスク

メディカルタイムアウトでテーピングをしてもらうグルシュコ

メディカルタイムアウトでテーピングをしてもらうグルシュコ

メディカルタイムアウトを待つ間、手出しでボールを打つニクレスク

メディカルタイムアウトを待つ間、手出しでボールを打つニクレスク

再開後はニクレスクが追い上げを見せ、2ブレーク差を追いつきさらに1ブレークアップするチャンスもあったのですが、土壇場でグルシュコが踏ん張って7-5でこのセットを奪います。

第2セット終盤、2ndサーブに対してポジションを上げてプレッシャーをかけるグルシュコ。

第2セット終盤、2ndサーブに対しポジションを上げてプレッシャーをかけるグルシュコ。

ファイナルセットは第1ゲームでまずニクレスクがブレークするのですが、どこかニクレスクの表情は冴えないままでした。一方でグルシュコは1ブレークダウンしても落ち着いていており、思い切った攻撃的なショットが目立ちました。第1セットではバックハンドでニクレスクのスライスに対応するに手こずっていた印象でしたが、ファイナルセットでは簡単に甘いボールがいかなくなっていたように思います。スコアはニクレスクがリードしていてもラリーで優位に立っているのはグルシュコで、グルシュコの攻撃をニクレスクが一生懸命凌いでいるという感じでした。結果としては、グルシュコはこの1ブレークを追いつき、さらに4-5で迎えたニクレスクのサーブをブレークして勝利を収めました。

ファイナルセットは黒のウェアに着替えたグルシュコ

ファイナルセットは黒のウェアに着替えたグルシュコ

ファイナルセットは終始渋い表情のニクレスク

ファイナルセットは終始渋い表情のニクレスク

手前に座っている人はニクレスクのコーチのようでした。新しいガットのテンションを確認してニクレスクに渡していました。

手前に座っている人はニクレスクのコーチのようでした。新しいラケットのガットテンションを確認してニクレスクに渡していました。

新しいラケットを受け取ったニクレスク。しかし、反撃開始とはならず。

新しいラケットを受け取ったニクレスク。しかし、反撃開始とはならず。

勝利を決めた直後のグルシュコ

勝利を決めた直後のグルシュコ

応援してくれたお客さんの声援に応えるグルシュコ

応援してくれたお客さんの声援に応えるグルシュコ

グルシュコのグランドスラムでの勝利は2014年の全仏以来とのことです。残念ながら2回戦で大阪なおみに完敗。この試合で痛めた膝の影響もあったのかもしれません。

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カテゴリー: 観戦記 | 投稿者ステイバックダブルス 00:30 | コメントをどうぞ

2018年 USオープン 観戦記 その⑤

2018年8月27日 アーサー・アッシュスタジアム(ナイトセッション) 男子シングルス1回戦

R.ナダル 6-3 3-4 (ret) D.フェレール

試合前のオーロラビジョン
試合前のオーロラビジョン
コイントス
コイントス

一つ前の投稿に書いたセレナ同様、ナダルも通路を歩いてくる姿がオーロラビジョンに映ると大きな歓声が上がっていました。ナダルとフェレールを比較するとやっぱりナダルへの歓声の方が大きかった気がしますが、フェレールに対する声援も時々聞こえてきました。引退を表明していることは恐らく多くの人が知っていたのではないかと思います。

1回戦屈指の好カードでとても楽しみにしていたのですが、試合開始が22時と遅く、私は最後まで観ることができませんでした。私が観ていた限りではフェレールはとても良く動けていたので、まさかリタイアしてしまうとは思いませんでした。

試合自体は、この二人らしい激しいストローク戦が展開され、とても見応えがありました。しかし、やっぱり重要なところではナダルの方が良いショットを打つのが目立った気がします。良いラリーをしているけど2ブレーク差がついてナダルが第1セットを取ったのは、そういった実力差が出たということなのではないかと思います。

重心の低いフェレールのバックハンド
重心の低いフェレールのバックハンド
ナダルのバックハンドの強打
ナダルのバックハンドの強打
フォアを打つナダル
フォアを打つナダル

ナダルの勝利はともかくとして、やっぱりフェレールの引退は寂しいですね。プレースタイルとしては凄く地味なのに惹きつけられる魅力のある選手でした。こちらにとてもいい記事があったのでリンクを貼っておきます。引退を来年のマドリードに定めているということは全豪にはワイルドカードで出られる可能性もありそうですが、本人は最後のグランドスラムはっきりと言っているので、全豪に出場する意向が本人にないのかもしれません。

 

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カテゴリー: 観戦記 | 投稿者ステイバックダブルス 13:16 | コメントをどうぞ

2018年 USオープン 観戦記 その④

2018年8月27日 アーサー・アッシュスタジアム(ナイトセッション) 女子シングルス1回戦

S.ウィリアムズ 6-4 6-0 M.Linette

試合前の会場。アメリカのミュージシャンのライブがありました。

試合前の会場。アメリカのミュージシャンのライブがありました。

ライブステージを撤収するスタッフ達。8時試合開始予定で、本当にギリギリまでライブをやっていました。

ライブステージを撤収するスタッフ達。8時試合開始予定で、本当にギリギリまでライブをやっていました。

オーロラビジョンに映るセレナ。これだけで大歓声があがりました。

オーロラビジョンに映るセレナ。これだけで歓声があがりました。

コイントス

コイントス

新しいウェアが披露されるとまた歓声が起こりました。

新しいウェアが披露されるとまた歓声が起こりました。

セレナの人気はさすがでした。オーロラビジョンに姿が映っただけでも歓声が上がっていました。試合は初対戦ということもあってか、序盤こそセレナが様子を見ていましたが、後半はねじ伏せにいった感じでした。

コートチェンジの間に観戦に来ている著名人の姿がオーロラビジョンに映ります。こちらはマイク・タイソン。

コートチェンジの間に観戦に来ている著名人の姿がオーロラビジョンに映ります。こちらはマイク・タイソン。

この方はジャーナリストのようです。写真に撮りそびれましたが、俳優のヒュー・ジャックマンも来ていました。

この方はジャーナリストのようです。撮りそびれましたが、俳優のヒュー・ジャックマンも来ていました。

試合後のオンコートインタビュー

試合後のオンコートインタビュー

コートを去るセレナ

コートを去るセレナ

 

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カテゴリー: 観戦記 | 投稿者ステイバックダブルス 11:59 | コメントをどうぞ

2018年 USオープン 観戦記 その③

2018年 8月27日 11番コート 男子シングルス1回戦

S.チチパス(15) 6-3 7-6 6-4 T.ロブレド

コイントス

コイントス

チチパスは去年の今頃までATPツアー本戦レベルで勝利したことがなかった選手です。今やグランドスラムでシードがついてしまうのですから恐ろしい成長ぶりです。

一方のロブレドは予選3試合を勝ち抜いて、久しぶりにグランドスラム本戦の舞台に帰ってきました。きっとさぞかし応援されるのだろうと思っていたのですが、お客さんは割とチチパスの応援の方が多めだった気がします。ただ、1回戦の中では間違いなく注目カードのひとつではあったので、お客さんの総数としてはかなり入っていたと思います。

この試合は途中からナイトセッションが始まってしまったので第2セット4-3の場面までしか観なかったのですが、そこまで観ていた限りでも今のチチパスとロブレドとの間には実力差があるのが見て取れました。ロブレドも凄くいいプレーをしていましたし、一方的な展開になってしまうようなことは無かったのですが、全体的にチチパスの方が重要な場面でギアをあげられる余力を残しながら戦っていた気がします。ロブレドも凄いボール打っていましたが、大事な場面ではさらに凄いボールがチチパスから返ってきていました。

回り込みフォアハンドを打つロブレド

回り込みフォアハンドを打つロブレド

バックのリターンを打つチチパス

バックのリターンを打つチチパス

 

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カテゴリー: 観戦記 | 投稿者ステイバックダブルス 10:47 | コメントをどうぞ

2018年 USオープン 観戦記 その②

2018年8月27日 13番コート 女子シングルス1回戦

T.マリア 6-3 6-3 A.ラドバンスカ

コイントス

コイントス

昨シーズン怪我などがあってランキングを落としてしまったラドバンスカですが、さすがに元トップ5の選手だけあって人気は健在のようでした。この試合のお客さんはほとんどラドバンスカの応援に来た人だったと思います。

ベンチに座っているラドバンスカ。いわゆるスポーツバッグではなく、普通のトートバッグを使っていました。

ベンチに座っているラドバンスカ。いわゆるスポーツバッグではなく、普通のトートバッグを使っていました。

私もラドバンスカ目当てでこの試合を観に来たのですが、対戦相手のタチアナ・マリアのプレーに完全に魅了されてしまいました。マリアはドイツの31歳の選手で現在の世界ランクは70位という選手です(私もこの試合を観ていた時点では全く知らない選手だったので後から調べました)。マリアのプレーの大きな特徴は女子では珍しい片手打ちのバックハンドでスライスを多用するところです。

基本的にバックハンドは全てスライス

基本的にバックハンドは全てスライス

パッシングの時はドライブ系のショットも打てます。

パッシングの時はドライブ系のショットも打てます。

このマリアのスライスが終始有効に決まっていました。マリアのスライスは回転量の多い滞空時間長いスライスで、これによって早いテンポのラリーを得意とするラドバンスカの攻めを巧く封じ込めていたように思います。また、セカンドサーブのリターンではチップ&チャージを多用し、これもラドバンスカにはプレッシャーになっていた印象です。マリア本人もラドバンスカが自分のスライスに上手く対応できていないと感じていたのか、試合の中盤以降はフォアでもスライスアプローチでネットに出ていく場面が増えました。

マリアのチップ&チャージ

マリアのチップ&チャージ

フォアのスライス

フォアのスライス

試合自体はほとんどマリアの完勝と言っていい内容だったと思います。驚いたことにこの二人の過去の対戦成績ではマリアの3戦全敗で、ラドバンスカから4ゲーム以上奪ったのすらこの試合が初めてだそうです。ラドバンスカは途中メディカルタイムアウトを取る場面があり、もしかしたら少し体調が悪かったのかもしれませんが、それにしてもマリアの出来が良かったと思います。

ラドバンスカはメディカルタイムアウトで血圧を測る場面がありました。

ラドバンスカはメディカルタイムアウトで血圧を測る場面がありました。

試合終了

試合終了

残念ながらマリアは2回戦で敗れてしまうのですが、スライスを中心にした多彩な攻撃は観ていてとてもおもしろかったです。また是非試合を観たい選手の一人になりました。

 

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