日別アーカイブ: 2018年6月7日

全仏オープン 男子ダブルス 準決勝

全仏オープン男子ダブルスのベスト4が出そろいました。昨年は番狂わせが多かった印象ですが、今年は結構順当な勝ち上がりのような気がします。唯一のダークホースという感じだったゴンサレス/ヤリ―が準々決勝で敗れて残った4組は全てシードが付いています。

N.メクティッチ/A.ペヤ vs P.H.エルベール/N.マウ

エルベール/マウがここまで勝ち上がってきました。2015年の結成以来、このペアで4回目の全仏ですが、これまでベスト16が最高だったので、ペアとしてのベストリザルトを更新してきました。正直あんまり期待していなかったので嬉しい驚きです。ここまで来たなら優勝して欲しいです。なんというか画面越しにもこの二人のギラギラした感じというか、今年こそタイトルが欲しいという気迫が伝わってきます。今大会は1回戦リンドステッド/マトコウスキ、2回戦ハーセ/ミドルコープ、3回戦ソック/ジョンソン、準々決勝ゴンサレス/ヤリ―とかなりタフなドローを突破してきています。初戦で1セット落としたのみで後はストレートで勝利しています。初戦を除いてはストローク主体のダブルスとの対戦で、その中ではセットを失っていないあたり、サーブの調子が良いのでしょう。

対するメクティッチ/ペヤは今大会失セット0でここまで勝ち上がってきていて。こちらも勢いがあります。ペヤはかつてソアレスと組んで活躍していた選手です。ソアレスとのコンビ解消以降、正直ぱっとしなかったのですが、久々に活躍する姿が見られました。

どちらも正統派のダブルス同士の対決で、テンポの速いゲームになりそうです。期待もこめてこれまでの実績に勝るエルベール/マウが勝利すると予想します。

 

F.ロペス/M.ロペス vs O.マラック/P.パビッチ

今年は本当にマラック/パビッチが強いです。準々決勝では全豪の決勝の再現となったカバル/ファラ組との対戦を制しています。パビッチは全豪に続きミックスダブルスでも決勝に進出しており、好調なのでしょう。

対するロペス組は2016年のチャンピオンです。一時の勢いなくなってしまったように感じていたのですが、ベスト4まで勝ち上がってくるあたりさすが実力者同士のペアというところで、恐れ入りました。

今の勢いからするとマラック/パビッチだと思うのですが、経験豊富なロペス組の活躍も期待しています。レフティのパビッチのサーブにアドサイドのマルク・ロペスがどれだけうまく対応できるかが、ひとつの鍵のように思います。

 

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カテゴリー: 大会 | 投稿者ステイバックダブルス 04:40 | コメントをどうぞ