カテゴリー別アーカイブ: 観戦記

2018年 デビスカップワールドグループ1回戦 日本vsイタリア 3日目

F.フォニーニ 3-6 6-1 3-6 7-6 7-5 杉田祐一

更新が送れてしまい、もうだいぶ前の話題になってしまいましたが、デビスカップ3日目の杉田戦の観戦記です。

スタンバるWOWOWの方々

スタンバるWOWOWの方々

コイントス

コイントス

ウォームアップ。フォアを打つ杉田。

ウォームアップ。フォアを打つ杉田。

実はこの試合、WOWOWの全仏オープンの放送でおなじみのフローラン・ダバディさんが観戦されていました。WOWOWの関係者席ではなく、本当に普通のお客さんの席で観ていたので、恐らく御自分でチケットを購入されたのでしょう。『アレー!』『がんばれ』『ドンマイ』と仏語、日本語、そして和製英語まで織り交ぜて応援をされていました。基本的には杉田の応援をされていたみたいですが、フォニーニが鮮やかなドロップショットを決めた場面では、嬉しそうに拍手を送っていらっしゃいました。お仕事としてだけでなく、本当にテニスがお好きな方なのが伝わってきました。

杉田のアドサイドワイドへのサービスエース

杉田のアドサイドワイドへのサービスエース

第3セット、レイトコールに激高するフォニーニ。

第3セット、レイトコールに激高するフォニーニ。

メディカルタイムアウトを取るフォニーニ。

メディカルタイムアウトを取るフォニーニ。

試合は第2セット第1ゲームがひとつのターニングポイントだったような気がします。フォニー二はプレーが雑になっており、このゲームはブレークを狙えたゲームでした。もつれた末にここを落としてしまったことでフォニーニが生き返るチャンスを与えてしまったような気がします。次の杉田のサービスゲームはブレークされてしまい、このセットは結局2ダウンで落とすことになります。

第3セットも先にブレークされて非常に嫌な流れでしたが、そこからこのセットを取ったときに、正直私はこの試合はもらったと思ってしまいました。フォニー二疲労を考えれば例えファイナルにもつれたとしても杉田の優位は動かないと思ったからです。しかし、既にご存じのようにフォニー二の底力は想像以上でした。

試合の終盤は第5試合に出る予定だったセッピもウォームアップを切り上げて試合を観に来ていました。フォニーニの勝利を確信していたのか、最初のサービングフォーザマッチをブレークされてもウォームアップに戻らず、そのままフォニーニの応援を続けていました。

フォニーニを見守るセッピ

フォニーニを見守るセッピ

勝者と敗者

勝者と敗者

既に語り尽くされていますが、杉田は本当に良く頑張ったと思います。この試合、フォニーニはいつもよりバックのスライスを多用していたような気がします。恐らく杉田の高い打点からのフォアを警戒してのことなのでしょう。ある程度プレーを研究されたうえでもワールドクラスの選手と互角に渡り合えるのですから、それだけ実力があるとも言えると思います。しかし、あえて厳しいことを言えば、この試合については応援、サーフェース、体力と全てが杉田に有利だったうえで負けてしまったのも事実だと思うのです。今後トップ30を見据えていくにあたって、こういう試合を落とさない強さが求められていくのかもしれません。

デ杯に関していえば、ベルギーがゴファン、ダーシスの2枚で決勝まで勝ち上がったことを考えると、日本も錦織、杉田の二人が揃えば決勝を狙える可能性も十分あるのではないかと思います(しかもダブルスに関してはたぶんベルギーより強いですし)。これからプレーオフになりますが、対戦する可能性がある国としてやっかいなのはデルポトロのいるアルゼンチンとティームがいるオーストリアといったところではないでしょうか。ブラジルも次はブラジルのホームですから、錦織がいない場合は結構厳しい戦いを余儀なくされそうです。

 

~追記~

杉田祐一について良い記事(こちら)があったので載せておきたいと思います。

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カテゴリー: 観戦記 | 投稿者ステイバックダブルス 23:36 | コメントをどうぞ

2018年 デビスカップワールドグループ1回戦 日本vs イタリア 2日目 

S.ボレッリ/F.フォニーニ 7-5  6-7  7-6  7-5  マクラクラン勉/内山靖崇

デビスカップの2日目、3日目の試合を観戦してきました。

イタリアのダブルスは当初の予定ではボレッリ/ロレンツィのペアでしたが、当日オーダー変更となりました。やはりボレッリとフォニーニは普段から組んでいますし、このペアで全豪オープンダブルスの優勝経験もありますから、フォニーニの方が良いという判断なのでしょう。また、今回のサーフェースはインドアハードでバウンドが低く、球足が速そうなコートだったためクレーコーターのロレンツィにとっては厳しいという判断もあったのかもしれません。

イタリアチーム。こうして並ぶとファビオ-ニ(右から2番目)の小柄さが目立ちます。

イタリアチーム。こうして並ぶとファビオ-ニ(右から2番目)の小柄さが目立ちます。

マクラクラン/内山組

マクラクラン/内山組の入場

こちらはスタンドの裏です。会場は本来は体育館でそこにテニスコートを敷き詰めていたようです。

こちらはスタンドの裏です。会場は本来は体育館でそこにテニスコートを敷き詰めていたようです。

コイントス

コイントス

試合は本当にどちらが勝ってもおかしくない試合だったと思います。特にマクラクラン勉のサーブが良く勝負所で200km/h台のサーブが決まっていました。4選手の中で毎回サーブ&ボレーをするのはマクラクランだけで、ボレッリはほぼステイバック、内山とフォニーニはステイバックを基本にサーブ&ボレーを時々混ぜていました。

試合の中でポイントとなっていたのは「片手バックのリターン」だったように思います。両ペア共にデュースサイドの選手が片手バックでしたが、サーブでこの片手バックを攻める場面が多かったように思います。ボレッリは第2セット以降このバックのリターンのタイミングが合い始め、リターンエースとなる場面がありました。マクラクランも頑張ってはいましたが、サーブ&ステイバックの選手に対してはもう少し強いリターンが欲しかった印象です。

ボレッリの片手バックのリターン

ボレッリの片手バックのリターン

マクラクラン勉の片手バックのロブリターン

マクラクラン勉の片手バックのロブリターン

第2セット終了時の岩淵キャプテンと嶋田コーチ。この時のジェスチャーからしてボレッリの片手バックについて話していたように思います。

第2セット終了時の岩淵キャプテンと嶋田コーチ。この時のジェスチャーからしてボレッリの片手バックについて話していたように思います。

惜しくも負けてしまった日本ペアですが、グランドスラムタイトルを有するペアにここまでの試合ができたことを考えると、今後が非常に楽しみです。勝ったボレッリ/フォニーニは試合後サインボールをスタンドに打ち込むことを求められていました。ボレッリはちゃんとやってくれたのですが、フォニーにはサインはせずボールを打ち込んだだけ。そりゃイタリアにとってはアゥエーのデ杯でサインボールを求める運営側もどうかと思いますが、フォニー二もトップ選手なのだから頼まれたことはきちんとやって欲しかったと思います。

試合終了

試合終了

3日目のラバー4のフォニーニvs杉田祐一の試合についても後日書きたいと思います。

 

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カテゴリー: 観戦記 | 投稿者ステイバックダブルス 23:20 | コメントをどうぞ