カテゴリー別アーカイブ: 観戦記

2018年 慶応チャレンジャー 3日目

慶応チャレンジャーの観戦をしてきました。IMGP1487

慶応大学のキャンパス内(キャンパスのはずれみたいなところ)でやっている大会です。写真にはコートが2面映っていますが、どちらも試合中で練習をしているわけではありません。すぐとなりのコートでも試合が行われるって、なんだか草トーナメントっぽいですが、プレーをしているのは正真正銘プロの選手たちなのが不思議な感じです。

大会3日目は単複とも1,2回戦が行われました。私が観戦したのは全てダブルスの2回戦で、全員初見の選手でした。

 

C.ルンカット/Z.ジェン 6-2 6-2 H.ペン/A.Siljestrom

コイントス

コイントス

ジェン(左)とルンカット(右)

ジェン(左)とルンカット(右)。ジェンはちょっと添田豪に似てると思うのは私だけでしょうか。

ペン(左)とSiljestrom(右)

ペン(左)とSiljestrom(右)。Siljestromは206cmの長身です。

チームのランキングとしてはペンとSiljestromのペアの方が上だった(このペアは今大会の第3シード)のですが、スコアを観てもわかる通り結構実力差があった気がします。とにかくルンカット/ジェン組のリターンが強烈で、ペン、Siljestormとも厳しい1stボレーを打たされる場面が目立ちました。

 

Sa.ラティワタナ/So.ラティワタナ 6-3 7-5 M.パーセル/A.ウィティットン

ラティワタナ兄弟。私は最後までどっちがどっちかわかりませんでした(笑)

ラティワタナ兄弟。私は最後までどっちがどっちかわかりませんでした(笑)

パーセル。線が細いと思ったら、なんとまだ19歳でした。

パーセル。線が細いと思ったら、なんとまだ19歳でした。

ウィッティントン。元全豪ダブルスベスト4の実績があります。

ウィッティントン。元全豪ダブルスベスト4の実績があります。

サンチャイとソンチャットのラティワタナ兄弟はタイの双子だそうです。ずっと二人組んでいるだけあってとてもプレーがなめらかで美しいダブルスだなと感じました。

リターンダッシュするラティワタナ兄弟

リターンダッシュするラティワタナ兄弟。今大会は準優勝しました。

ただ、この試合で印象的だったのは19歳のパーセルでした。彼のプレーは、良く言えば無邪気、悪く言えば真剣に勝ちにいっている感じがしない、という印象でした。まだ19歳である彼にとってはやはりメインはシングルスなのでしょう。今大会のシングルスは1回戦で負けてしまっていたので(同じオーストラリアのミルマンに敗退)、彼にとってはダブルスは消化試合に近かったのかもしれません。ただ、ダブルスも出来た方が将来的に潰しが効くので、できればもうちょっと頑張って欲しいと思いました。楽しそうにプレーする姿はとてもチャーミングだったので、その良さを残しながら良い選手に育って欲しいと思います。

チェンジエンドの時のパーセル、ウッティットン組。奥のコートで行われているシングルスの試合が気になっています。

チェンジエンドの時のパーセル、ウッティットン組。奥のコートで行われているシングルスの試合が気になっています。

試合終了

試合終了

 

T.カムケ/T.プッツ 7-6 7-6 M.ゴン/C.スーウェイ

コイントス。

コイントス。

プッツ(左)とカムケ(右)

プッツ(左)とカムケ(右)

ゴン(左)とスーウェイ(右)

ゴン(左)とスーウェイ(右)

実はこの両ペア、前週の京都チャレンジャーの準々決勝でも当たっています。その時はゴン/スーウェイが6-7 2-6 10-3のフルセットで勝利しています。しかし今回はカムケとプッツのドイツペアに軍配があがりました。

カムケとプッツは共にドイツの選手で、特にカムケはシングルスランキング64位までいったことのある実力者です。二人ともストロークを主体にした非常にパワフルなダブルスを展開していました。今大会はこの後決勝まで勝ち上がり、ラティワタナ兄弟を破って優勝しています。

4人の中で一番観ていて楽しかったのがスーウェイでした。この選手はWTAで活躍しているシェイ・スーウェイの弟なのだそうです。この人はとても感情表現が豊かで、自分がミスするたびに色んなリアクションでがっかりしたり、怒ったりしたりする姿が妙に愛嬌があって可笑しかったです。

お姉さんはポーカーフェースですが、弟は感情表現豊かです。

お姉さんは細いですが、弟は割とがっちりした体格です。

ただ、残念ながらプレーのクオリティーが一番低かったのもスーウェイでした。第1セットのタイブレークあたりから、リターンの返球率や1stサーブの入りが悪くなってきた気がします。カムケ/プッツ組もスーウェイが乗れていないのを感じていたらしく、第2セット5-4で迎えたゴンのサービスゲームではリターンを全てストレートアタックでスーウェイに集めていました(結果的にはゴンがキープしましたが)。それでも第2セット6-5で迎えた自分のサービスゲームをラブゲームでキープし、ここから波に乗っていくかと思われましたが、タイブレークでは再び崩れてしましました。

不発だったスーウェイのサーブ。どちらのサイドも非常に端から打つのが特徴です。

不発だったスーウェイのサーブ。どちらのサイドも非常に端から打つのが特徴です。

スコアラーのミスで一瞬5-8になるスコア。

スコアラーのミスで一瞬5-8になるスコア。

試合終了

試合終了

 

 

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カテゴリー: 観戦記 | 投稿者ステイバックダブルス 15:18 | コメントをどうぞ

2018年 デビスカップワールドグループ1回戦 日本vsイタリア 3日目

F.フォニーニ 3-6 6-1 3-6 7-6 7-5 杉田祐一

更新が送れてしまい、もうだいぶ前の話題になってしまいましたが、デビスカップ3日目の杉田戦の観戦記です。

スタンバるWOWOWの方々

スタンバるWOWOWの方々

コイントス

コイントス

ウォームアップ。フォアを打つ杉田。

ウォームアップ。フォアを打つ杉田。

実はこの試合、WOWOWの全仏オープンの放送でおなじみのフローラン・ダバディさんが観戦されていました。WOWOWの関係者席ではなく、本当に普通のお客さんの席で観ていたので、恐らく御自分でチケットを購入されたのでしょう。『アレー!』『がんばれ』『ドンマイ』と仏語、日本語、そして和製英語まで織り交ぜて応援をされていました。基本的には杉田の応援をされていたみたいですが、フォニーニが鮮やかなドロップショットを決めた場面では、嬉しそうに拍手を送っていらっしゃいました。お仕事としてだけでなく、本当にテニスがお好きな方なのが伝わってきました。

杉田のアドサイドワイドへのサービスエース

杉田のアドサイドワイドへのサービスエース

第3セット、レイトコールに激高するフォニーニ。

第3セット、レイトコールに激高するフォニーニ。

メディカルタイムアウトを取るフォニーニ。

メディカルタイムアウトを取るフォニーニ。

試合は第2セット第1ゲームがひとつのターニングポイントだったような気がします。フォニー二はプレーが雑になっており、このゲームはブレークを狙えたゲームでした。もつれた末にここを落としてしまったことでフォニーニが生き返るチャンスを与えてしまったような気がします。次の杉田のサービスゲームはブレークされてしまい、このセットは結局2ダウンで落とすことになります。

第3セットも先にブレークされて非常に嫌な流れでしたが、そこからこのセットを取ったときに、正直私はこの試合はもらったと思ってしまいました。フォニー二疲労を考えれば例えファイナルにもつれたとしても杉田の優位は動かないと思ったからです。しかし、既にご存じのようにフォニー二の底力は想像以上でした。

試合の終盤は第5試合に出る予定だったセッピもウォームアップを切り上げて試合を観に来ていました。フォニーニの勝利を確信していたのか、最初のサービングフォーザマッチをブレークされてもウォームアップに戻らず、そのままフォニーニの応援を続けていました。

フォニーニを見守るセッピ

フォニーニを見守るセッピ

勝者と敗者

勝者と敗者

既に語り尽くされていますが、杉田は本当に良く頑張ったと思います。この試合、フォニーニはいつもよりバックのスライスを多用していたような気がします。恐らく杉田の高い打点からのフォアを警戒してのことなのでしょう。ある程度プレーを研究されたうえでもワールドクラスの選手と互角に渡り合えるのですから、それだけ実力があるとも言えると思います。しかし、あえて厳しいことを言えば、この試合については応援、サーフェース、体力と全てが杉田に有利だったうえで負けてしまったのも事実だと思うのです。今後トップ30を見据えていくにあたって、こういう試合を落とさない強さが求められていくのかもしれません。

デ杯に関していえば、ベルギーがゴファン、ダーシスの2枚で決勝まで勝ち上がったことを考えると、日本も錦織、杉田の二人が揃えば決勝を狙える可能性も十分あるのではないかと思います(しかもダブルスに関してはたぶんベルギーより強いですし)。これからプレーオフになりますが、対戦する可能性がある国としてやっかいなのはデルポトロのいるアルゼンチンとティームがいるオーストリアといったところではないでしょうか。ブラジルも次はブラジルのホームですから、錦織がいない場合は結構厳しい戦いを余儀なくされそうです。

 

~追記~

杉田祐一について良い記事(こちら)があったので載せておきたいと思います。

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カテゴリー: 観戦記 | 投稿者ステイバックダブルス 23:36 | コメントをどうぞ

2018年 デビスカップワールドグループ1回戦 日本vs イタリア 2日目 

S.ボレッリ/F.フォニーニ 7-5  6-7  7-6  7-5  マクラクラン勉/内山靖崇

デビスカップの2日目、3日目の試合を観戦してきました。

イタリアのダブルスは当初の予定ではボレッリ/ロレンツィのペアでしたが、当日オーダー変更となりました。やはりボレッリとフォニーニは普段から組んでいますし、このペアで全豪オープンダブルスの優勝経験もありますから、フォニーニの方が良いという判断なのでしょう。また、今回のサーフェースはインドアハードでバウンドが低く、球足が速そうなコートだったためクレーコーターのロレンツィにとっては厳しいという判断もあったのかもしれません。

イタリアチーム。こうして並ぶとファビオ-ニ(右から2番目)の小柄さが目立ちます。

イタリアチーム。こうして並ぶとファビオ-ニ(右から2番目)の小柄さが目立ちます。

マクラクラン/内山組

マクラクラン/内山組の入場

こちらはスタンドの裏です。会場は本来は体育館でそこにテニスコートを敷き詰めていたようです。

こちらはスタンドの裏です。会場は本来は体育館でそこにテニスコートを敷き詰めていたようです。

コイントス

コイントス

試合は本当にどちらが勝ってもおかしくない試合だったと思います。特にマクラクラン勉のサーブが良く勝負所で200km/h台のサーブが決まっていました。4選手の中で毎回サーブ&ボレーをするのはマクラクランだけで、ボレッリはほぼステイバック、内山とフォニーニはステイバックを基本にサーブ&ボレーを時々混ぜていました。

試合の中でポイントとなっていたのは「片手バックのリターン」だったように思います。両ペア共にデュースサイドの選手が片手バックでしたが、サーブでこの片手バックを攻める場面が多かったように思います。ボレッリは第2セット以降このバックのリターンのタイミングが合い始め、リターンエースとなる場面がありました。マクラクランも頑張ってはいましたが、サーブ&ステイバックの選手に対してはもう少し強いリターンが欲しかった印象です。

ボレッリの片手バックのリターン

ボレッリの片手バックのリターン

マクラクラン勉の片手バックのロブリターン

マクラクラン勉の片手バックのロブリターン

第2セット終了時の岩淵キャプテンと嶋田コーチ。この時のジェスチャーからしてボレッリの片手バックについて話していたように思います。

第2セット終了時の岩淵キャプテンと嶋田コーチ。この時のジェスチャーからしてボレッリの片手バックについて話していたように思います。

惜しくも負けてしまった日本ペアですが、グランドスラムタイトルを有するペアにここまでの試合ができたことを考えると、今後が非常に楽しみです。勝ったボレッリ/フォニーニは試合後サインボールをスタンドに打ち込むことを求められていました。ボレッリはちゃんとやってくれたのですが、フォニーにはサインはせずボールを打ち込んだだけ。そりゃイタリアにとってはアゥエーのデ杯でサインボールを求める運営側もどうかと思いますが、フォニー二もトップ選手なのだから頼まれたことはきちんとやって欲しかったと思います。

試合終了

試合終了

3日目のラバー4のフォニーニvs杉田祐一の試合についても後日書きたいと思います。

 

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カテゴリー: 観戦記 | 投稿者ステイバックダブルス 23:20 | コメントをどうぞ

2017年 楽天ジャパンオープン 観戦記10/4その3

男子ダブルス2回戦

D.イングロット/ D.ネスター  4-6  6-4  10-3  D.シュワルツマン/ D.ティエム

コイントスの場面。ハイソックスをスタンバるネスター

コイントスの場面。ハイソックスをスタンバるネスター

1回戦は閑散としたShowコートでの試合になってしまったネスターですが、2回戦はナイトセッションのセンターコートになり、お客さんもちゃんと入っていて本当に良かったです。例えお客さんの多くがティエムとシュワルツマン目当てであろうとも冷や汗 (顔)何より良かったのはきちんとこの試合がテレビ放送されたことです。やはりネスターほどのキャリアの選手であれば一定数試合を観たい人がいるはずですが、みんながみんな平日の夜に東京で試合が観られるわけではないわけですから。

テレビ放送ではわかりにくかったと思いますが、DJケチャップさんが選手の紹介をした際、ネスターの年齢「45歳」を読み上げたときには会場にどよめきが起こりました。結構知らなかった人がいたみたいです。応援も「ディエゴー!!」「ドミー!!」のような感じでシュワルツマン/ティエムの応援の方が多かった気がします(まあ、イングロットも「ドミニク」ですが冷や汗 (顔) )。でもカナダの国旗を持っていらっしゃった方を少なくとも3名私は見つけました。

ウォークオンを待つ会場

ウォークオンを待つ会場

ウォームアップ中のネスター

ウォームアップ中のネスター

試合はイングロット/ネスターが第1ゲームでイングロットのサーブをブレークされ、結局この1ブレークを返せずに第1セットを4-6で落とします。第2セットは5-4のティエムのサービスゲーム40-40という、ほとんどこのセット唯一のチャンスだった場面をイングロット/ネスターがものにしてセットオールに持ち込みます。マッチタイブレークはここまで不調だったイングロットのサーブが良く決まるなど、イングロット/ネスターの流れが良くなり、逆転での勝利となりました。

私の贔屓目かもしれませんが、ネスターのプレーがとても良かったです。イングロット/ネスターはサーブのスピードではイングロットの方が速いのですが、サービスゲームが安定していたのはこの試合に関してはネスターの方だったと思います。第2セットではネスターの方が先にサーブを打っていました。また、リターンゲームでは第1セットではネスターがストローク戦を挑んでいましたが、第2セット中盤からはリターンダッシュをしてネットプレーでの勝負に持ち込んでいました。これは特にティエムにプレッシャーをかけていたと思います。

ネスターのサービスゲーム

ネスターのサービスゲーム

 

リターンダッシュするネスター(左下)

リターンダッシュするネスター(左下)

試合終了

試合終了

声援に応えるネスター

声援に応えるネスター

こんなマニアックなブログを読んで下っている方は既にご存じのことと思いますが、イングロット/ネスターは次の準決勝でマレー/ソアレスと対戦し、勝利まで後2本とせまりながら逆転で敗れました(スコアは7-6 1-6 9-11)。試合後の呆然とした表情のネスターがなんとも切なかったです。勝利の明暗を分けたポイントはいくつもありましたが、やはり最後に大きかったのはネスターがウォッチを促したボールがオンラインで入っていたマッチタイブレークの1ポイントだったと思います。ネスターの表情はこのポイントについての後悔が大きかったのではないかと思いました。

それでも…これほどに白熱した試合を戦える45歳が他にいるでしょうか。負けてしまったけれど、最高でした。

 

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カテゴリー: ジャパンオープン, 観戦記 | 投稿者ステイバックダブルス 00:13 | コメントをどうぞ

2017年 楽天ジャパンオープン 観戦記10/4 その2

男子ダブルス1回戦

J.ペラルタ/ S.ゴンサレス 6-3  5-7  12-10 A.クレシ/ M.マトコウスキ

コイントス。手前のクレシが準備中に始まってしまいました。
コイントス。手前のクレシが準備中に始まってしまいました。

当ブログではサービスゲームでステイバックするダブルスプレーヤーを特に応援し、取り上げています。チリのペラルタはそのサーブ&ステイバックでプレーをする選手で、以前別の記事でも取り上げました(こちら)。私としては生でペラルタの試合が観戦できて、しかも勝って嬉しかったのですが、素直に喜べない一面もありました。

試合の展開としては、第1セットはペラルタ/ゴンサレスが第8ゲームのマトコウスキのサービスゲームをブレークし6-3で先取します。第2セットは第2ゲームのペラルタのサービスを落とし、1ブレーク差が埋まらないまま、クレシのサービング・フォー・ザ・セットをを迎えるのですが、土壇場でブレークバックし5-5に追い付きます。しかし、第12ゲームのゴンサレスのサーブを落としマッチタイブレークへ。マッチタイブレークはクレシ/マトコウスキが1ブレークリードし、この差が縮まらないまま9-7でクレシのサーブという場面があったのですが、ここをまたペラルタ組がミニブレークバックし、最後はマトコウスキのサーブをミニブレークしてマッチポイントからの大逆転で勝利しました。

…という試合展開だけを書くとかなり白熱した試合だったのですが、内容としてはスコアほど盛り上がらなかったな、というのが率直な感想です。というのもこの試合は概ねクレシ/マトコウスキが決めるかミスするかで進んでいったからです。正直、試合全体として主導権を握っていたのはクレシ/マトコウスキの方だったと思います。しかし、ここぞという場面でのミスが多すぎました。ペラルタ/ゴンサレスもしっかり足元にボールを沈めており、簡単なボレーを打たせなかったというのはもちろんあるのですが、やはりマッチポイントが2本ありながら取りきれなかったあたりを観るとペラルタ/ゴンサレスが勝ったというより、クレシ/マトコウスキが落としたという印象がぬぐえません。

試合後、予定があったのか、疲れていたのかはわかりませんが、ペラルタとゴンサレスはそれほどサインには応じずさっさとコートを後にしてしまいました。ファンのためにもこういうことは大事にして欲しかったのですが…

ウォームアップするクレシ、マトコウスキ
ウォームアップするクレシ、マトコウスキ

マトコウスキとクレシは間近で観るとやはりマッシブでした。マトコウスキの体型に驚く人が多かったです(笑)。

ペラルタのサービスゲーム
ペラルタのサービスゲーム
ペラルタ/ゴンサレスのリターンゲーム
ペラルタ/ゴンサレスのリターンゲーム

ペラルタ/ゴンサレスは各セットともペラルタが先にサーブをし、ディサイディングポイントもペラルタがリターンをしていました。やはりなるべくストローカーのペラルタを後ろ、ボレーの上手いゴンサレスを前、という陣形を組みたいのだと思います。

練習の時のペラルタ

練習の時のペラルタ

練習のときのペラルタ
練習のときのペラルタ

ペラルタはストローカーらしい、しっかり相手の足元に沈むボール良く打てていました。一方でボレーは決して下手ではないですが、他の3選手に比べると突き玉に対してミスが多かった気がします。

ペラルタ/ゴンサレス組は2回戦でクラーセン/ラム組にもフルセットで勝利し、準決勝で内山/マクラクラン組と対戦します。

 

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カテゴリー: ジャパンオープン, 観戦記 | 投稿者ステイバックダブルス 23:39 | コメントをどうぞ

2017年 楽天ジャパンオープン 観戦記10/4 その1

男子ダブルス1回戦

R.クラーセン/ R.ラム  6-4 7-6(5)  F.スクゴール/ V.トロイツキ

左がトロイツキ/スクゴール、右がクラーセン/ラム

左がトロイツキ/スクゴール、右がクラーセン/ラム

 4番コートで行われたこの試合はwowowでも放送が無かったですし、オンデマンド配信も無かったので、まず簡単な試合の流れを書くと、第1セットは第4ゲームのスクゴールのサービスゲームをクラーセン/ラムがブレークし、結局この1ブレークを守って6-3で先取。この1ブレーク以外は両ペアともにブレークポイントも無かったと思います。第2セットもクラーセン/ラムが第3ゲームでスクゴールのサービスをブレークしますが、今度は次のクラーセンのサービスゲームでブレークバックを許してそのままタイブレークへ突入。タイブレークでは6-5でのスクゴールサーブをクラーセン/ラムが取って勝利となりました。

試合としては拮抗した試合でしたが、プレーとしてはやはりクラーセン/ラムの躍動感のあるプレーが目立ちました。観ていて「かっこいな」と思うプレーはやはりこの二人に多かったです。改めて華のあるプレーをする二人だなと思いました。

サービスゲームに入るトロイツキとスクゴール

サービスゲームに入るトロイツキとスクゴール

リターンゲームのスクゴール/トロイツキ

リターンゲームのスクゴール/トロイツキ

トロイツキ/スクゴールはスクゴールの方が長身ですが、各セットともトロイツキが先にサーブを打っていました。ディサイディングポイントも全てトロイツキがリターンを担当していました。

サーブを打つスクゴール

サーブを打つスクゴール

結果的にこの4人の中でスクゴールだけが2ゲーム自分のサーブをブレークされてしまいました。長身の割には2ndサーブが少し甘かった気がします。シングルスで予選を含め3試合既に戦っていたので、少し疲れもあったのかもしれません。トスアップの前のボールを突くときに、写真のように非常に低いところで突くのが特徴的でした。

リターンゲームのクラーセン/ラム

リターンゲームのクラーセン/ラム

以前「リターンサイドの入れ替え」の記事にも書きましたが、クラーセン/ラムは今シーズンからリターンを担当するサイドを入れ替えています。今大会はクラーセンがデュースサイド、ラムがアドサイドのリターンを担当しました。ディサイディングポイントはラムがリターンすることが多かったです。

5番コートのスタンドに入るお客さん

3番コートのスタンドに入るお客さん

この試合は最初はお客さんが50人ぐらいしか入っていなかったのですが、Showコートで行われていたマレー/ソアレスの試合が終わるとかなりこのコートにお客さんが流れてきました。結局4番コートのスタンドにお客さんが入りきらなくなり、3番コート側のスタンドにもお客さんが入っていました。マレー/ソアレスを観たい層のお客さんにはクラーセン/ラムが観たいお客さんも多かったはずなので、この2ペアの試合が重なってしまったのは残念でした。

コートを去るクラーセン。ちょっとピントが合ってませんが…

コートを去るクラーセン。ちょっとピントが合ってませんが…

試合後クラーセンはかなり時間をかけてファンのサインや写真撮影に応えていました。以前「いい人、クラーセン」の記事にも書きましたが、この選手は本当にファンと接するときに常ににこやかな笑顔で好感が持てます。プレー良し、人柄良しの選手です。今年の楽天は次の2回戦で残念ながら負けてしまうのですが、また来年もぜひ来て欲しい選手の一人です。

 

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カテゴリー: ジャパンオープン, 観戦記 | 投稿者ステイバックダブルス 02:04 | コメントをどうぞ

2017年 楽天ジャパンオープン観戦記10/3

男子ダブルス1回戦

J.ロジェ/ H.テカウ 6-7(5) 6-2 10-5 F.ロペス/ M.ロペス

左がロジェ/テカウ組、右がロペス/ロペス組

左がロジェ/テカウ組、右がロペス/ロペス組

先の全米オープンの決勝のカードの再現ということで、ネット上ではかなり話題になっていましたが、実際のお客さんの入りはというと…DSC_0005

こんな感じで、グランドスラムタイトルを持つペアを迎えるにしてはちょっとさみしかったかなと思います。センターコートでラオニッチの試合が始まってしまったことと正午の開始でかなり日差しが強かったこともあるのかもしれません。応援はロペス組の方が8:2ぐらいで多かった気がします。

DSC_0009

昨日試合をした松井俊英もこの試合を観戦していました。

DSC_0021

これはテカウのサーブの写真です。ちょっとわかりにくいのですが、影を観て頂けるとトスを上げる位置に太陽が重なってしまうのがわかると思います。第1セットは全てテカウはこちらの側からのサーブだったのでかなり眩しかったと思います。DSC_0023

こちらはマルク・ロペスの2ndサーブに対してリターンダッシュするロジェです。全米決勝同様、マルク・ロペスのサーブに対してはほとんど全てリターンダッシュをしていました。

試合の展開としては第1セットはオールキープでタイブレークとなりました。両ペアともブレークポイントはあったのですが、後1本を取らせないところが流石でした。特に驚いたのがマルク・ロペスのサーブで普段は150km/h台のサーブが多いですが、今日は170km/h超えるサーブを打っていたので、かなり彼としては打っていたと思います。タイブレークも1ブレーク差という緊迫の展開で第1セットはロペス組が取りました。しかし、第2セットはそのマルク・ロペスのサーブを2度ブレークされてしまい2-6で落とします。マッチタイブレークでもロペス組は2本のダブルフォルトがあるなどサービスキープに苦しみ、お客さんの応援もむなしくフルセットで敗退となりました。勝ったロジェとテカウはかなり時間をかけてお客さんのサインや写真撮影に応えてくれていました。

これはおまけです。第2セット開始時点のフェリシアーノ・ロペスです。ズボンの裾がまくれ上がっているのですが、太腿が太いからなのか、なかなか戻らずそのままになっていました(笑)DSC_0024

下が本来の丈の長さ。DSC_0026

 

 

男子ダブルス1回戦

マクラクラン勉/ 内山靖崇 6-2  6-7(5)  10-7 T.ヒューイ/A.シャマスディン

手前がヒューイ/シャマスディン、奥がマクラクラン/内山

手前がヒューイ/シャマスディン、奥がマクラクラン/内山

 日本人ペアの試合ですが、なぜか組まれたのはshowコート(コート1)でした。ちょうどセンターコートでダニエル太郎の試合が行われていたこともあり、お客さんの入りはこんな感じでした。DSC_0036

試合は第1ゲームでマクラクランのリターンエース2本が決まるなどあり、日本ペアがいきなりブレークに成功。結局2ブレーク差をつけて第1セットを取ります。しかし、第2セットはヒューイ/シャマスディンに先にブレークを許して、日本ペアが追いかける展開に。そして中盤あたりから、この試合の熱量は急に高まります。というのはセンターコートでダニエル太郎が割とあっさり負けてしまい、次のセンターコートの試合が始まるまで時間が空いてしまって、有明の会場で試合が行われているのがこのコートだけになったのです。その結果、お客さんのほとんどがこのコートにやってきて、ダブルスの試合でShowコートに満員のお客さんが入ったのです。DSC_0052

こうなると会場の雰囲気も日本応援ムードが高まります。その期待に応えるかのように日本ペアが4-3の場面での相手サーブでブレークに成功し、タイブレークへ。タイブレークでは5-4で日本ペアのサーブ2本という局面があったのですが、この2本を両方日本ペアが落としてしまい、第2セットはヒューイ組が取りました。劇的だったのはマッチタイブレークでも8-7で日本ペアのサーブ2本という、第2セットと同じような局面が来たことです。この2本を今度はきちんと取りきって日本ペアの勝利となりました。

試合後のマクラクラン

試合後のマクラクラン

試合後はマクラクランも内山も時間をかけてサインや写真撮影の要望に応えてしました。特に私はマクラクランにとって良かったな、と思っています。先のデビスカップでの起用は、正直勝利を期待されての起用ではなかったので、日本人選手としての初陣としては気の毒だったと思います。今回満員のお客さんに応援されての勝利を経て、大げさかもしれませんが私は初めてマクラクランが日本チームの一員になったような気がしました。今回の相手はトップレベルとは言い難いですが、ツアーレベルの選手に対する勝利であることは間違いありません。俄然日本のデビスカップが楽しみになりました。

 

男子ダブルス1回戦

D.イングロット/ D.ネスター 6-4 7-6(1) R.ハリソン/ M.ビーナス

奥がイングロット/ネスター、手前がハリソン/ビーナス

奥がイングロット/ネスター、手前がハリソン/ビーナス

現役のレジェンドともいうべきネスターの登場にも関わらずお客さんの入りはというと…DSC_0073

内山/マクラクランの試合の後、さーっと人がいなくなってしまいました冷や汗 (顔) 同時刻からセンターコートでティエムの試合が始まってしまったので、そちらに行ってしまった人が多かったのだと思います。そもそも開始が7時近くと遅かったので、試合中に帰られた方もいらっしゃいました。ただ、残っていた方はやはりマニア層なのだろうなという感じで、(私も含め)ネスター組を応援される方がちらほらいました。

第1セットはビーナスのサービスゲームで40-40となったワンチャンスをネスター組がものにして、その1ブレークを守りきって6-4で先取。第2セットは双方1ブレークで進みタイブレークへ突入しました。タイブレークではハリソン/ビーナス組の持ち味の強打がミスとなってしまうことが重なり、割とあっさり決着がつきました。

サーブを打つハリソン。全仏ではステイバックしていましたが、この試合ではサーブ&ボレーを多用していました。

サーブを打つハリソン。全仏ではステイバックしていましたが、この試合ではサーブ&ボレーを多用していました。

試合後のイングロット、ネスター

試合後のイングロット、ネスター

実は第2セットでネスターがコーラを用意して欲しいという要求をしていたようなのですが、それが試合終了と同時にネスターのもとに届くという珍事があり、これにはさすがのネスターも苦笑いでした冷や汗 (顔) それほどお客さんがいなかったこともあるのかもしれませんが、サインを求めに来た人にはほとんど全員にこの二人は応じてくれていたように思います。

これまであまり意識したことがなかったのですが、ネスターリターンのコントロールが非常に良い選手だと感じました。下の写真は別日に撮影したネスターのリターンの練習なのですが、結構ヘッドを落としているのがわかると思います。リターンの時でもネスターは、手首を鋭く使って回転をかけて相手の足元に沈めるボールを打っていました。あくまでもイングロットのリターンとの比較ですが、ネスターのリターンの方が浮かずに返球されることが多かったように思います。実際、ディサイディングポイントではほとんど話合うことなくネスターがリターンをしていたので、このペアではディサイディングポイントはネスターと決めているようです。ネスター リターン

私が何よりホッとしたのはネスターの東京最後の試合がこの閑散としたShowコートにならなくてよかったということです冷や汗 (顔)この次の対シュワルツマン/ティエム戦はこの1回戦の時点で翌日のセンターコートで行われることが決まっていました。やはりネスターほどの選手には、いいコートでたくさんのお客さんの前でプレーしてもらいたいものです。実はそのセンターコートでの試合もこのブログを書いている時点では終わっているのですが、それについてはまた後ほど書きたいと思います。

 

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カテゴリー: ジャパンオープン, 観戦記 | 投稿者ステイバックダブルス 23:21 | コメントをどうぞ

2017年 楽天ジャパンオープン 観戦記10/2

10月2日 ダブルス1回戦

D.シュワルツマン/ D.ティエム 0-6  2-6 松井俊英/杉田祐一

左が松井/杉田、右がシュワルツマン/ティエム

左が松井/杉田、右がシュワルツマン/ティエム

松井/杉田ペアに期待していただけにとても残念でした。結局杉田と松井が1回ずつ自分のサーブをキープした2ゲームしか奪えませんでした。この4人の中で観ていて一番躍動感があってかっこよかったのは松井のプレーだったと思います。しかし、その松井がいいボレーを打っても、シュワルツマンとティエムがよくそれを返球してくる上に、その返球が甘いボールにならず、結局日本ペアにミスが出てしまうことが多かった気がします。

試合が終わった後はティエムとシュワルツマンがサインボールをラケットで打たず、サッカーのようにボールをキックしてスタンドに飛ばすというパフォーマンスを披露してくれました。

注目度の高いカードのためか、ダブルスにしては結構お客さんが残っていました。

注目度の高いカードのためか、ダブルスにしては結構お客さんが残っていました。

松井選手。眼鏡をかけて登場。ネットプレーは流石でしたが…

松井選手。眼鏡をかけて登場。ネットプレーは流石でしたが…

杉田のサービスゲーム。ステイバックでプレーしていました。

杉田のサービスゲーム。ステイバックでプレーしていました。

松井のサービスゲームはサーブ&ボレー。

松井のサービスゲームはサーブ&ボレー。

ティエムのサービスゲーム。ティエムもシュワルツマンもサーブ&ボレーはせず、ステイバックしていました。

ティエムのサービスゲーム。ティエムもシュワルツマンもサーブ&ボレーはせず、ステイバックしていました。

残念ながら試合時間はたったの52分。

残念ながら試合時間はたったの52分。

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カテゴリー: ジャパンオープン, 観戦記 | 投稿者ステイバックダブルス 01:12 | コメントをどうぞ

2017年 楽天ジャパンオープン 観戦記9/30,10/1

9月30日 ダブルス予選1回戦 

島袋将/上杉海斗 7-5 7-6(6) M.ミルニー/P.オズワルド

正直、ミルニー目当てで観に行った試合で、当然ミルニー組の圧勝だろうと思っていたのですが、驚きました。日本ペアの勢いが終始落ちませんでした。特に二人の突き玉が素晴らしく、ツアーレベルのペアのボレーミスを引き出していました。島袋はサーブ&ステイバック、上杉はサーブ&ボレーと、プレースタイルが異なるところもおもしろかったです。第1セットのセットポイントが40-40でのネットイン、マッチポイントも上杉のリターンがフレームショットでロブになって決まるなどの運も味方につけ、ツアーレベルのペア(それもミルニーは元世界1位)を相手に見事な勝利だったと思います。これは日本ダブルスの夜明けが来たかなと思ったのですが…。

 

10月1日 予選ダブルス予選決勝

T.ヒューイ/ A.シャマスディン 6-2 6-2 島袋将/上杉海斗

左が日本ペア、右がヒューイ/シャマスディン組

左が日本ペア、右がヒューイ/シャマスディン組

ヒューイ/シャマスディン組が昨日の結果を受けて、日本ペアのことを非常によく研究してきたのが伺えました。島袋も上杉も基本的にはシングルスの選手であり、強打でウィナーを取ることで乗ってくるペアであることを踏まえ、そうさせない作戦を取ってきたように思いました。具体的には早い段階で前衛側にボールを集め、ボレーボレーの対決に持ち込んで、後衛に突き玉を打たせないパターンが多かったです。共に大学生の若い二人にパワーでは勝てなくても、細かいショットの応酬なら負けないことをよくわかっていた気がしました。並行陣となる上杉のサービスゲームではリターンからのロブを上手く使っていました。第1セットを2ブレーク差をつけられて取られてしまい、勢いを止められてしまった時点で勝負ありという印象です。不思議なもので相手ペアに主導権を取られてしまうと、昨日はあれほど有効だった日本ペアの突き玉がことごとく相手のボレーに捕まってしまいました。特にヒューイのドロップボレーが見事でした。ヒューイ/シャマスディン組はこれで本戦入りですが、試合中に日本よりだったジャッチが続いたこともあり試合後も特に喜ぶわけではなくこんな表情で…冷や汗 (顔)

ダブルス予選決勝 試合後

それでもファンからの写真撮影やサインの要望は時間をかけて応えてくれていました。日本を嫌いにならないでくれるといいのですが…。このペアは本戦初戦でも日本ペアのマクラクラン/内山と対戦になります。

 

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カテゴリー: ジャパンオープン, 観戦記 | 投稿者ステイバックダブルス 02:39 | コメントをどうぞ